月間データ通信量無制限!UQWiMAXでのルーター契約について、UQモバイルとの違いも解説

光回線・ルーター

今回は「UQ WiMAX(ユーキューワイマックス)」についてご紹介致します。

深田恭子さんを始めとするUQ三姉妹、カラーリングが独特なガチャピンとムックで有名ですがそもそもこのUQというのはどういった製品とサービスを提供しているのかを詳しく解説していこうと思います。

UQ WiMAXとは

モバイルWi-Fiルーター向けにサービスを提供しています。

数年前まではWiMAXという通信規格で月間データ通信量無制限を打ち出し、キャリアのプランも3G向けだったので高速で制限が無いという事で契約していた方も多かったかもしれません。家電量販店でパソコンとセットで販売していたので併せて買ったという人もいるのでは?

2013年末ごろよりWiMAX2+がサービス開始して、直近3日制限(後述)はあるものの月間通信制限は無い大容量通信が多いユーザーが契約している事が多いです。

1年に1回を目処にNEC及びファーウェイからルーター端末を販売しており、同じくモバイルWi-Fiルーターを販売しているワイモバイルとよく比べられる事があります。

メリットは?

3大キャリアではある月間データ通信量を超えた場合の速度規制がWiMAXにはありません。

理論上、月間100GB通信しても速度規制にはかからないので動画視聴が多いユーザーや固定通信代わりに契約する人が多いです。

しかし直近3日間で10GB以上の通信があった場合には速度規制が翌日にかかる場合があります。(絶対ではなく、規制されない場合もあるようです。)

規制速度もありがちな128KBbpsではなく、1Mbpsと公式サイトによるとYouTubeの標準画質が視聴可能程度と厳しくかかるという事はありません。

デメリットは?

電波特性上、エリアに左右される事が多々あります。

障害物に弱く家の中においても窓際に置けば大丈夫だが少し部屋の奥に持っていくと駄目という場合があります。(これは当然外出先でも同様。)

UQ側もある程度は理解している故に「Try WiMAX(トライ ワイマックス)」という電波確認用のお試し契約が出来るようになっています。契約を検討している方は是非一度レンタルをしてみて下さい。家電量販店のスタッフ等は契約欲しさに「~と言われてますが実際は気にしなくても」とデメリットを隠して契約優先する事が多々あります。

エリアが問題無ければ契約しても損はしないですが、契約後に圏外だった日には目も当てられないです。しっかりと自身で確認しておきましょう。

WiMAXエリア外の対策

WiMAX側ではWiMAX2+の電波を掴むモードを「ハイスピードモード」と呼称しています。

しかしエリアがデメリットである事は理解していても、たまたまの出先でエリア外だった際などはどうすればよいのか?それの答えが端末で行う「ハイスピードプラスエリアモード」への切り替えです。

auが提供する4G LTEも併用して電波を掴むというモードですが、要はauのスマホで利用している電波なので基本的には圏外にはなりづらくなります。ただこちらは後述する料金プランによってはオプション料金が発生する事があります。

料金プランについて

記事執筆時点で、UQ WiMAX公式ホームページ上で確認出来る推奨料金プランは以下の通りです。

UQ Flatツープラスギガ放題 月額料金 ハイスピードプラスエリアモード切り替え時
3年契約 4,380円 無料
2年契約 4,380円 1,005円

実は月額料金は年契約の縛りの違いはほぼ無くいずれも同額です。前述したハイスピードプラスエリアモードへの切り替え時のオプション料金の差異があります。

「ギガ放題」プランはハイスピードモード(WiMAX2+のみ)利用時の月間通信量上限が無い契約です。

ギガ放題が名称につかない月間7GB上限がある「UQ Flatツープラス」というプランもあり、こちらも2年・3年契約による料金差異はなくハイスピードプラスエリア使用オプション料金の違いがあります。こちらは3,696円と少し安い価格設定です。

どういった人におすすめか?

約5,000円がかかる料金体系ですが固定通信と遜色ない料金で高いと感じるか安いと感じるかは、自身の利用状況を想定して判断しましょう。

おすすめできる人
単身住まいで、外でも家でも複数デバイスでがっつりと使うユーザー
あまりおすすめできない人
スマホでのみ通信が多いユーザー。料金プラン変更のみで対応出来る場合もあります。

番外編:UQ mobileとは違うのか?

同じくUQが提供するauのMVNOサービス「UQ mobile」ですが同じUQの名を冠していますが違いがあるのかという質問は店頭でもよく聞きます。

それに対する回答は「同じといえば同じ、違うといえば違う」です。

WiMAXのサービスはUQが独自で提供する自社サービスです。設備投資や電波状況改善はUQが行います。

mobileのサービスはauから電波を借りて格安で提供する格安SIMのサービスです。設備投資や電波改善はauが行います。

別サービス扱いですが、契約先は全てUQになります。近頃はWiMAXとmobileのセットサービスなども始めていますが、そうした違いがあります。

 

今回、ご紹介したのはおおまかなサービスの紹介です。

いずれUQmobileのサービス紹介も兼ねてもう少し詳しい記事が書けたらなと思います。

固定通信代わりに導入するにはもってこいのサービスです。是非、ご検討してみて下さい。