2019年夏モデルとして発売予定だったHUAWEI製品ですが、米中貿易戦争により日本国内では一部格安SIM業者を除き販売停止となっていました。
しかし2019年8月にauとソフトバンクが販売中止だったHuawei P30 liteの販売を再開するビッグニュースが流れています。
この記事では2019年8月時点でHuawei P30 liteを取り扱っているキャリアと、実際に購入した人の評判をまとめました。
今後Huawei P30 liteの購入を考えている方は、是非参考にしてみて下さい。
目次
Huawei P30 liteを取り扱うキャリアと販売価格まとめ
2019年8月からHuawei P30 liteを取り扱うキャリアと、今まで取り扱っていたキャリアの一覧と価格をまとめると以下のようになります。
キャリア名 | 販売価格 |
au 機種名はHuawei P30 lite Premium for au(HWV33) | 機種代金…32400円
分割払い時…675円×48回 |
UQ mobile | 機種代金…31644円
24回分割払い時…初回のみ1836円/月 2回目以降は1296円/月 |
楽天モバイル | 機種代金…32378円(税込)
24回分割払い時…初回のみ1349円/月 2回目以降は1351円/月 ※分割払い時は分割手数料あり |
Y!mobile | 機種代金…39,420円
分割払い時…購入時540円 月々の賦払い金…1620円/月×24回 |
イオンモバイル | 機種代金…35424円
分割払い時…1476円/月×24回 |
OCNモバイル | 機種代金…15984円
※キャンペーン価格 |
IIJmio | 機種代金…29800円
24回分割払い時…1250円/月 |
exxciteモバイル | 機種代金…29800円
分割払い時…初回のみ1257円/月 2回目以降は1241円/月×23回+手数料 |
LINE MOBILE | 機種代金…35510円(税込)
24回分割払い時…1588円/月(税込) |
Nifmo | 機種代金…31112円
24回分割払い時…1297円/月 |
mineo | 機種代金…32400円
24回分割払い時…1350円/月 |
大手の通信事業者ではauと参加の格安SIM業者『UQ mobile』が、ソフトバンクは傘下の格安SIM業者『Y!mobile』でHuawei P30 liteを取り扱います。
また第4の通信事業者候補の楽天モバイルも、auとソフトバンクに先駆けて8月5日に取り扱いを開始しています。
Huawei P30 liteは3万円台の低価格帯スマホでお財布に優しい
既にHuawei P30 liteを取り扱っている格安SIM業者同様に、auやY!mobile、楽天モバイルも機種代金は3万円台と夏モデルでは格安のモデルです。
3万円台でAIカメラと画角120°の超広角レンズを搭載したトリプルレンズカメラは、低価格帯でありながらプレミアムスマホの機能も詰め込むHUAWEI製品ならではと言えるでしょう。
『Huawei P30 lite』と『Huawei P30 lite Premium for au』の違いは2点
auが取り扱う『Huawei P30 lite Premium for au(HWV33)』と格安SIM業者が取り扱う『Huawei P30 lite』には、画面サイズと内部ストレージの2点に違いがあります。
Huawei公式ホームページの公開しているスペックを比較してみると、下記のように違いがあります。
本画面サイズはHuawei P30 liteの方が僅かに大きい
Huawei P30 liteとHuawei P30 lite Premium for auの違いの1つが本体と画面サイズの大きさです。
機種名 | 本体サイズ(幅×高さ×厚さ) | 画面サイズ |
Huawei P30 lite | 72.7×152.9×7.4mm | 約6.15インチ FHD+ |
Huawei P30 lite Premium for au | 73×153×7.5mm | 約6.1インチ FHD+ |
本体サイズはHuawei P30 liteの方が僅かに小さく、画面が0.05インチ程大きくなっています。
ただしこの2機種の大きさは1mm単位の違いなので、人によっては誤差にしか感じないかもしれません。
内部ストレージ容量はHuawei P30 lite Premium for auの方が2倍多いのでたくさんデータを保存可能
機種名 | 内部ストレージ(ROM) |
Huawei P30 lite | 64GB |
Huawei P30 lite Premium for au | 128GB |
Huawei P30 lite Premium for auが勝っている点は、内部ストレージの容量が2倍の128GBになっている点です。
単純にHuawei P30 liteと比べてデータを2倍保存できるので、写真や動画のデータをたっぷり格納できる仕様になっています。
512GBまでのmicroSDXCカードも利用できるので、大容量データの保存先としても活用できるでしょう。
Huawei P30 liteの評判まとめ
Huawei P30 lite発売再開の反響は大きく、発売開始されてから数日が経過しましたがSNSでは様々な評判を呼んでいます。
Huawei P30 liteの良い評判と悪い評判を比較して、先人たちはどのような評価を下しているか見てみましょう。
Huawei P30 liteの良い評判まとめ
Huawei P30 liteの良い評判は下記のようなものが目立ちます。
- 価格が安いのにトリプルカメラはお買い得だ!
- カメラ性能が良く高画質な写真撮影が出来ている
- バッテリー容量が多くて長持ち
『2019年夏モデルなのに低価格』『トリプルレンズカメラを搭載している』『バッテリー持ちが良い』この3点を評価している人が目立ちます。
高画質なカメラを搭載したスマホを、お手軽な価格で欲しい方にはおすすめできそうです。
Huawei P30 liteの悪い評判まとめ
一方でHuawei P30 liteの悪い評判や、購入を戸惑っている方の声では以下のような意見もありました。
- 今後のサポートがどうなるか、Google提供のアプリが利用できるか分からず不安だ…
- HUAWEI製品は販売停止になっただけに購入しても良いか迷う
やはり米中貿易戦争の影響で購入しても大丈夫か?迷うユーザーは少なくないようです。
今後のHUAWEI製スマホはどうなる?キャリアの対応まとめ
かつて大手通信事業者はHUAWEI製品の販売を一斉に取り止めた過去がありますが、Huawei P30 liteの販売をauとソフトバンクは再開しました。
今後の日本国内ではHUAWEI製スマホはどうなるのか?キャリア別に対応を見ていきましょう。
auとソフトバンクは『アップデートの確認が取れた』としてHuawei P30 liteを取り扱う
今回販売を再開したauとソフトバンクは『懸念だったセキュリティのアップデート』の確認が取れたので、販売再開に踏み切ったとのことです。
ただし今後もAndroid OSを搭載しているHUAWEI製スマホを、auとソフトバンクで取り扱うかは定かではありません。
HUAWEI製の新OS『Harmony』も取り扱うかは未定ですが、ひとまずHuawei P30 liteは販売する…といった方針のようです。
ドコモは変わらずHUAWEI製品を取り扱う予定は無い模様
唯一残ったドコモですが、HUAWEI製スマホを発売する点を批判しており、発売中止のHuawei P30 Proを発売再開する予定は無いようです。
NTTの澤田純社長は『米中関係の禁輸措置が緩和される可能性は低い』『Googleの一部アプリが使えなくなる可能性がある』との理由でHUAWEI製品販売を批判しています。
少なくともドコモは、HUAWEI製スマホを今すぐ取り扱う事は無いと見てもよいでしょう。
参照:ファーウェイ製スマホ発売を批判 NTT社長「客に迷惑」|共同通信
価格が安いトリプルレンズのHuawei P30 liteは魅力を感じるなら買いか
Huawei P30 liteは、3万円台と価格が安くカメラ性能も高いコスパの優れたスマホです。
低価格で優れたカメラの夏モデルを探しているなら、まずおすすめの1台と言えるでしょう。
一度販売停止になった経緯はありますが、それでもなお魅力を感じるユーザーは購入を検討してみても良いかもしれません。