Huaweiから、4眼カメラを搭載したスマホnova 5Tが新しく発売されます。
エントリーモデルに冠されるというnovaの名がついていますが、果たしてnova 5Tの実力はどの程度でしょうか?
特徴からp30 lite・p30 proとのスペック比較、antutuスコアまで詳しく解説します。
注目が集まるGoogleサービスについても言及しますので、ぜひ目を通して見てください。
目次
Huawei nova 5Tの特徴
まず初めに、Huawei nova 5Tの特徴をご紹介します。
4眼カメラ
Huawei nova 5Tには背面にマクロカメラ、メインカメラ、被写体深度カメラ、超広角カメラの4つが搭載されています。多くのレンズを搭載したスマホはズームやぼかしに強く、最近の流行です。
そんななかでもHuawei nova 5Tならではの特徴がマクロカメラ。被写体を大きく撮影するレンズであり、花や虫などの小さなものも迫力ある写真で表現できます。
パンチホールディスプレイ
Huawei nova 5Tではインカメラを画面の中に配置したパンチホールディスプレイを採用しました。ノッチは姿を消し、画面を最大限に利用することができます。
大容量バッテリーと超急速充電
Huawei nova 5Tのバッテリーは3750mAhと大容量。加えて超急速充電に対応し、30分で50%の充電が可能です。
ゲームプレイにも期待大!
Huawei nova 5TはHuaweiのハイスペックモデルに使用されるkirin980を採用。さらにAIがGPUターボなどで快適なゲームプレイをアシストしてくれます。
Huawei nova 5Tのスペック
つづいてはHuawei nova 5Tのスペックをご紹介します。
比較のために同じHuaweiのp30 liteとp30 proのスペックも表にしました。
機種名 | p30 lite | nova 5T | p30 pro |
発売日 | 2019年8月8日 | 2019年11月29日 | 2019年9月13日 |
メーカー | Huawei |
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価格(税抜き) | 39,420円 | 54,500円 | 82,080円 |
ディスプレイ | 約6.15インチ TFT | 約6.26インチ TFT | 約6.5インチ 有機EL |
サイズ(幅×縦×厚さ) | 152.9mm×72.7mm×7.4mm | 154.25mm×73.97mm×7.87mm | 約158mm×73mm×8.6mm |
重さ | 約159g | 約174g | 192g |
OS | EMUI9.0(Android9ベース) | EMUI9.1(Android9ベース) | |
CPU | Kirin710オクタコア 2.2GHz×4+1.7GHz×4 | Kirin980 オクタコア2.6GHz×2+1.92GHz×2+1.8GHz×4 | Kirin980 オクタコア2.6GHz×2+1.92GHz×2+1.8GHz×4 |
内臓メモリ | RAM:4GB ROM:64GB | RAM:8GB ROM:128GB | RAM:6GB ROM:128GB |
メインカメラ | トリプル 2,400万画素+800万画素+200万画素 | クアッド 4,800 万画素+1,600万画素+200万画素+200万画素 | クアッド 4,000万画素+2,000万画素+800万画素+ToFカメラ |
サブ | 2,400万画素 | 3,200万画 | |
バッテリー容量 | 3,340mAh | 3,750mAh | 4,100mAh |
防水・防塵 | なし | IP8X・IP6X | |
生体認証 | 指紋・顔 | ||
その他機能 | なし | おサイフケータイ |
nova 5Tとp30 lite・p30 proを比較
p30 liteと比較すると、nova 5Tはあらゆる面でバランスよく上位互換されています。値段はnova 5Tのほうが15,000円程度高いですが、その価値があるスペックと言えそうです。
nova 5Tとp30 proを比較すると、防水やおサイフケータイなど、細かなスペックを押さえたp30 proの優位性が目立ちます。しかし、カメラ性能やCPUではnova 5Tも負けていません。
特に注目してほしいのはCPUです。nova 5Tもp30 proも、同じく高性能なkirin980を採用したオクタコア。しかしRAMはなんとnova 5Tのほうが優れています。
p30 proは全体的にバランスの良い、高スペックな機種です。一方、nova 5Tは細かなスペックは省かれているものの、値段以上のCPU性能を持つ機種と言えそうです。
防水は非搭載、CPUは高性能!
p30 liteやp30 proとの比較で見えてくるのは、nova 5Tの値段以上のCPU性能です。防水が非搭載なのは若干不便ですが、5万円台でこのCPU性能は非常に魅力的。
エントリーモデルと言われるnovaシリーズの名がついているものの、全体スペックはミドルクラス、CPUに限ればハイスペックモデルに匹敵する実力があるかと思います。
手ごろな価格で動きの良いスマホを求める方には、ぜひおすすめしたい機種です。
Huawei nova 5Tの発売日と価格
発売日 | 2019年11月29日 |
価格 | 54,500円(税抜き) |
2019年11月29日により、MVNO各社や家電量販店などから発売されます。価格は54,500円(税抜き)。
Huawei nova 5Tを取り扱うMVNO
Huawei nova 5Tは、IIJmio・イオンモバイル・エキサイトモバイル・QTmobile・mineo・LINEモバイルで取り扱いの予定です。
すでに価格の発表をしているのはmineo・イオンモバイルの2社です(2019年11月28日時点)
会社名 | 本体価格(税抜き) |
mineo | 51,600円 |
イオンモバイル | 53,800円 |
2019年11月28日現在は、mineoでの購入が安いと思われます。
Huawei nova 5T でGoogle playなどのサービスは使える?
Huaweiといえば、米中の禁輸措置により、一部のGoogleサービスが制限されると話題になりました。
実際、海外で発表されたハイエンド機種、Mate 30はGoogleアプリ非搭載。日本での発売は未定です。
しかし、Huawei nova 5TにはGoogle PlayストアをはじめとするGoogleサービスが問題なく搭載されています。
これは開発時期によるものであり、現状ではHuawei nova 5Tの購入に大きな心配はなさそうです。
Huawei nova 5T のantutuスコアはどう?
antutuとは、スマホやタブレットなどの性能を表す「ベンチマークスコア」をはかるアプリの1つです。
ネット上にはすでにHuawei nova 5Tのantutuスコアが出回っており、ハイスコア(総合スコア30万点以上)をたたき出しています。
やはり値段以上の動きの良さが期待できそうです。
4眼スマホHuawei nova 5Tは価格以上のCPU性能!
Huawei nova 5Tは他ハイスペックスマホにも匹敵するCPU性能があり、ネット上で出回るantutuベンチマークスコアもそれを示しています。
4眼カメラもマクロから広角まで、多彩な魅力が満載。
防水がないのは少し残念ですが、お値段以上に満足できる機種かと思います。
開発時期によりGoogleサービスも問題なく搭載されており、現状は特に大きな心配もありません。
気になる方は公式ページなどをぜひチェックしてみてください。
source:HUAWEI nova 5T|ファーウェイジャパン