スマホの最新情報やスペック情報は、雑誌やネットでもいろいろみることができますがイマイチわからない。
ついつい今までと同じ機種の新しいものを選んだり、評判やおすすめの機種を選んでみたけど良さがピンとこない。
毎月支払うスマホは総額5万~、ハイスペック機種では10万円以上とパソコン並の金額の商品です。
いいものを選ぶコツを学んで、次はお得に機種変更をしてみませんか?
今回はAndroidスマホを選ぶポイントをプロの視点でわかりやすく解説していきます!
目次
スマホを選ぶポイントは?
まず、スマホを選ぶポイントとしてみなさんが気にするポイントを解説していきましょう。
- カメラの画素数は大きければいいは間違い
- デザインとディスプレイの選び方
- 値段はスペックと使い方で考えよう
いろいろと新しい用語も増えたので、そちらも紹介していきますね!
カメラの画素数は大きければいい?は間違い!
スマホの購入するときだけではなく、デジカメのときにも参考にしている最大の画素数ですが、最近は2,000万画素を越える機種も発売されて注目を集めています。
でも、実はスマホやデジカメの画素数は、最大でも1,500万画素あれば十分だということは誰もご存じないようです。
最大2,000万画素以上ってポスターくらいの大きな画像を撮影してプリントするくらいでしか使いみちがないんですね。
SNSに投稿したり、クラウドに預ける場合にも画質は下げることになるので画素数で選ぶのは間違いなんです。
大きすぎる画素数は、縮小した場合にノイズが発生したりします。だから画素数が少なくても写真が綺麗という違いもあるんですよね。
スマホのカメラ機能の選び方は「F値」に注目しましょう。
- 暗いところでも明るく撮れる
- 速い動きの撮影もブレにくい
- 背景ぼかしなどの写真も撮りやすい
高機能なカメラ機能のスマホは、F値2.0以下が多いようです。迷ったら画素数ではなく「F値」に注目しましょう。
デザインとディスプレイの選び方
「ノッチ式のカメラ採用によるベゼルレスデザインの有機ELディスプレイを搭載した最新のハイエンドモデル!」これって意味わかりますか?最近のスマホの解説に多いのですが、スタッフでもなければ調べないとわかりませんよね。
- ベゼル…ベゼルとはスマホのディスプレイの枠縁のこと。これが細くして大画面ディスプレイを採用しているのが最近の流行です。「ベゼルレス」とは枠縁がまったくないディスプレイだけのことです。
- ノッチ式…ベゼル(枠縁)をなくすために、三角形などの切り欠けでインカメラを搭載しているデザインをノッチ(切り欠け)式といいます。
- ハイエンドモデル…発売しているメーカーの最高機種のことです。ハイスペックというと伝わりやすいですよね。中間はミドルエンド、ミドルレンジ、手頃な機種はローエンドという表現をしています。
最近のデザインに関する用語はこういった意味です。
有機ELなどディスプレイについてはこちら
- 有機EL…色の濃淡がはっきりして色が鮮やか、消費電力が少ないというメリットがありますが、焼き付いたり通常の液晶と比べて屋外などでみづらいというデメリットもあります。ハイスペック機種に多く採用されています。
- TFT液晶・IPS液晶…周りから見ても薄くなったり消えたりしないので、動画視聴に向いています。多くのスマホに採用されているのがこのタイプです。電車なので覗かれやすいというデメリットがあります。
フルHDや解像度に関してはTVと同じように、高ければ高いほど画質はいいといえます。ただTVもそうなのですが、再生できる画質にも限界があるので4Kの解像度があっても、4Kカメラで撮影した動画や4K放送でもない限り大きな違いはありません。
長年使うTVと違って、2~3年の利用しかしないスマホであれば、そこまでこだわらなくてもいいのではないでしょうか。
値段はスペックと使い方で考えよう
スペックの見方なのですが、多くの方がCPUを見ています。
- CPUより内部メモリが重要
- CPUが頭の良さ、メモリ数が手数
最近のスマホのCPUは、「Snapdragon」通称スナドラと呼ばれるCPUがほとんどなので比較は簡単です。ですのでCPUに対しての内部メモリが何GBか?を見るようにしましょう。
CPUが処理する能力を担当する頭の良さであれば、内部メモリは手の数というイメージです。それだけ処理が速いということですね。スマホでメモリ8GBとかになると、もうアシュラマンだと思って下さい。
パソコン以上に進化の速いスマホですから、いつかは当たり前になってくるのですが、要はCPUとメモリ数のバランスでスペックはみるとわかりやすいです。
使いみちとスペックで選ぶ
頑丈さや耐久性が高いスマホもありますし、おサイフケータイや、ワンセグといったガラケーから引き継いだ機能も欠かせないといった選び方もあります。
あとは使いたい機能が揃っていて、内部メモリが多く、カメラ機能やディスプレイの解像度でみて価格と比較すると選びやすくなります。
4年分割や機種変更まで続く割引のプランなど、スマホは長く使うほうがお得になるので今回の記事を参考にして、お得な機種をお選び下さい。