auの2019年夏モデルとして発表されたSAMSUNGによるミドルスペック機「Galaxy A30(ギャラクシー エーサーティー)」について、その性能や魅力についてまとめてみました。
今回の機種を一言でまとめると「コスパ最強」と言えるかもしれません。本機種はau及びUQmobileにおいて2019年の夏商戦期で発売される予定です。
目次
「Galaxy A30」のスペック
出典:Galaxy A30 | スマートフォン – Galaxy Mobile Japan 公式サイト
OS | Android 9 |
CPU | Exynos7904 (Snapdragon 660同等と言われています) |
ストレージ | 64GB |
RAM | 4GB |
画面サイズ | 6.4インチ FHD+ |
バッテリー容量 | 3,900mAh |
生体認証 | 指紋・顔 |
背面カメラ | 標準・広角 |
いわゆる「ミドルスペック機」といった性能です。CPUはキャリアモデルとしては珍しいSnapdragonでは無くSAMSUNG独自開発のCPUである「Exynos(エクシノス)」を採用しています。
CPU性能面で言うとSnapdragon 660相当であり、Snapdragon 660は国内でも数多くのSIMフリー機に採用されています。注意点としてはHUAWEIの「Kirin」も同じですが、数多くのアプリはSnapdragon機での動作テストを行っている事が多いのでアプリによっては相性が悪いという事も考えられます。
特徴1:大画面+有機EL=フラグシップ級のクオリティ
画面サイズは約6.4インチと大きいイメージを抱きがちですが、「Infinite-U Display(インフィニティー ユー ディスプレイ)」を採用しています。
ノッチ(切り欠け)ディスプレイと狭額縁デザインと合わせて画面サイズに対しては思ったより小さいと感じるかと思います。
またSuper AMOLED(有機EL)による美麗な描写は、初めて有機ELを使うユーザーは想像以上に驚きをもたらしてくれると思います。
今やフルHD+はフラグシップ機からするとスペック的には劣りますが、日常利用においては何ら不自由なく利用する事が出来ると思います。
特徴2:大容量バッテリー
3,900mAhという大容量です。画面解像度がフルHD+である、CPUがミドル機向けという点から、”燃費が良くて”スペック通りの長時間駆動が出来ます。
メーカー公式サイトでは「一日中利用出来る」と記載されていますが、過度な利用が無いユーザーであれば2,3日は充電は不要かもしれませんね。たかがバッテリーかもしれませんが、手を抜かない設計にはユーザーとしては嬉しい配慮です。
特徴3:トレンドをしっかりと抑えたカメラ構成
格安機でも珍しくはなくなった「デュアルカメラ」ですが、本機種はF値1.9の1300万画素のカメラと超広角(123度)の500万画素により夜景や風景にも強いカメラ構成です。
被写体により自動的に適切なモードに切り替えてくれる撮影補助もあるので、初心者でも満足の行く「インスタ映え」利用も出来ます。
インカメラも800万画素とセルフィーにも手を抜いていません。
特徴4:日本向けに特化した様々な機能
本機種にはベースモデルは海外で発売されていますが、日本向けに改良された様々な機能があります。
防水・防塵やFeliCa対応、ストラップホイールの採用といった部分も嬉しいですね。今やストラップホイールは採用している機種自体が少なくなってきていますが、日本向けならと防水・防塵以外にもしっかりと対応しています。
「Galaxy A30」の価格について
キャリア | 価格 | 発売予定日 |
au版 | 43,200円 | 5月下旬 |
UQ mobile版 | 31,644円 | 6月上旬 |
auとUQにおいて発売スケジュールと販売価格が異なります。
au側の価格設定が少し強気なのが気になりますが、フラグシップ機などと比べると充分に良心的な価格となっていますね。
オススメポイントのまとめ
- 大画面である
- 比較的安値であるが、高級機に匹敵するデザインと配慮
国内ではdocomoにおいて「Galaxy Feel」が格安Galaxyとして発売されていますが、やはり価格相応のスペックでした。
本機種は背面のガラスによる高級感も含めて良い意味で値段に相応しくない機種かなと感じました。発売も早いタイミングですので是非一度店頭でご覧になる事をオススメします。