Google偽サイトの警告に従った結果…お使いのシステムは、頻繁に4ウイルスによって破壊…

セキュリティ・ウイルス

画像は私が使っているAndroidスマホKYV40で、インターネットをしている時に出てきた警告です。

お使いのシステムは、頻繁にウイルスによって破壊しています

「お使いのシステムは、頻繁に4ウイルスによって破壊しています!」と

いきなり画面に表示され、その後はOKボタンをタップした後は戻るボタンをタップしても戻る事が出来なくなり、アプリのインストール画面から移動できない現象が起きます。

ウイルスの警告画面

OKをタップすると、このような画面が表示されます。Googleのロゴが表示されており一見すると危険な状態なのかと思ってしまいますね。

この事象、既にどういった内容なのかご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、『アプリをインストールさせようとする悪質な広告』です。分かっている方であれば従うこと無く、タブを消去して対処が可能ですが、スマホが初めての方では、びっくりして画面の指示に従ってもおかしくありません。

なので、こんな画面が出てきたら慌てず騒がずタブの消去で対処が基本…ですが
今回は対処方法と共に、今回は敢えて画面の警告の指示に敢えて従ってみました。
一体、どういった内容になるのでしょうか?

ちなみに対処方法は実は簡単

先にもお伝えした通り、これはChrome等のインターネットを見る為のアプリで出てきます。
そしてタブを消去するか、履歴から元のホームページに戻る事で今まで通りスマホを使うことが出来ます。

まずウィルススキャンをしてみた

このスマホ、実は有料版のウィルスバスターがインストールされています。
なので、ウィルス感染した場合や悪質なホームページにアクセスしようとすると、ウィルスバスターが何らかの反応を示すはずです。というわけでウィルスバスターを起動してみると…

ウイルスバスター for au

保護されており、Web脅威対策も0と出ています。念の為、再スキャンをしてみますが異常検知はされませんでした。この時点で警告内容ではウィルス感染はしておらず、スマホ自体は今までと変わっていない事が分かります。

では次に参りましょう。再度Chromeを立ち上げます。

指定されたアプリをインストールしてみた

改めてよく見ると無理やり翻訳したような違和感のある日本語です。

偽サイト

この画面の指示を再翻訳するなら
「あなたのスマホはアダルトサイト見たので、ウィルスに感染していますが
画面の下からアプリをインストールすればすぐに改善できますよ」
といった内容ですね。

では実際に”オススメ”してくれたアプリをインストールする為に、画面下部の『NOW高速修復!』をタップして対処してくれるというアプリを見てみましょう。

移動先はPlayストア

タップした結果、アプリをインストールするいつものPlayストアでした。今回は『Power Clean』アプリのインストールを求められているようです。

クリーナー&ブースター

ちなみにこの画面に移っただけであれば、まだアプリはインストールされていません。

「ここまで行ってしまったけど、何か悪影響はあるの?」

という心配は無用です。

戻るボタンでChromeに戻って、タブ消去か履歴で元のホームページに移って問題ありません。

いざアプリをインストール。すると…

『Power Clean』をインストールしました。
結論から申し上げると、この後、同様のアプリインストールを促す広告画面が出てきます。
「この人なら危険を煽ればどんどんアプリを入れてくれるぞ!」
と、言わんばかりにガンガン推してきます。

一応、インストール直前にウィルスバスターやLook out for auがアプリに問題ないか調べていますが、ウィルスのようなアプリではないので、問題なしという判定です。

しかし、ここまで来ると悪意のあるプログラムと見て良いでしょう。この後はPlayストアや設定アプリからインストールしたアプリをアンインストールします。

一つだけならまだしも複数入れると大惨事…

今回は一つだけのアプリをインストールしましたが、先程のように一度入れると、他のアプリも入れようと、どんどん通知が来ます。その通知に従ってアプリをどんどんインストールされてしまうとスマホの設定を勝手に変えられる事もあります。

一例としてロック画面の解除方法が変えられてしまう事があります。例えばスライドで解除する時に、普段は下から上に指でスライドする向きを勝手に別方向に変更されるという、地味ながら迷惑なケースもありますし、何かの操作をすると、その都度広告が表示されるなど、かなりストレスを感じてしまう事になってしまいます。

Chrome以外でも表示されるだけでなくインターネットを見ている時にウィルス対策ソフトのWebサイトの脅威で検出できず、更に”オススメ”されたアプリ開発者側が無関係なケースもある…と事情はかなり複雑で、対処が追いついていない厄介な現象です。

早いうちに改善してもらいたいものです…。