スマホの基本 データ使用量の○GBってどのくらい使える?

未分類

便利なスマホの大きな出費となる「データ通信量」。速度制限がかかった状態で更新日を待つのはつらいですよね。

普段の生活で欠かせない存在となっているスマホのデータ通信量はいったいどのアプリでどれだけ消費しているのでしょうか?

今回は、普段使っているアプリや動画閲覧などで、データ通信量がどれくらいの消費しているのかを把握できるようにわかりやすく解説していきます。

1GBってどれくらい?

データの目安として過去の言葉となった単位の「パケット」がありますが、1GBで考えるとどれくらいなのでしょう。

1パケット64kb、1MBは1,000KB、1GBは1,000MBなので、1GB=15,625パケット。

ガラケー時代ではパケット表示もよく見ましたが、現在では訳が分からなくなるだけなので、ほぼ使うことのない死語となっている訳ですね。

では、スマホの契約のときに選べるデータ通信量プランで、いちばん小さい1GBではどれくらい使うことができるのでしょうか?

利用する頻度の高いアプリや機能からみてみましょう。

  • メール:文字だけなら10KB以下、動画や写真は送ってきた画素数でデータ量が変わる
  • Googleマップ:1時間3MB程度 333時間程度
  • ウェブ閲覧:1ページ5MB程度 200ページ程度
  • LINE:トーク2KB 50万回  通話 0.3MB 55時間
  • SNS:文字のみの投稿 2KBもないくらい 50万回、画像を投稿   画像のサイズによる平均0.8MB程度 1,250回程度
  • 動画視聴:480p(自動選択時) 420MB/時間  1時間ちょっと、144p(低画質選択時)120MB/時間 8時間程度
  • ゲーム:読み込みの多いものは通信量も多い。
  • アプリのダウンロード アプリのデータ量による

変動するものは除いて、1GBでこのような結果となっています。倍にしていけば、契約しているデータ通信量プランの○GBでできる限りがわかります。

動画やゲームのダウンロードなどは避けて、LINEやメールのやりとりや閲覧だけならあまり問題はないようですね。

ここからは、それぞれの詳細と注意点などを紹介していきます。

動画や画像はカメラ性能でも変わる

メールやSNSなどのトークや投稿も文字だけなら、データ通信量を気にする必要はありません。スタンプなどもさほど変化はないでしょう。

変わってくるのは画像や動画の送信した場合で、カメラ性能の高いスマホで撮った写真を、例えば1,500万画素であれば1.5MB消費するということになります。

SNSなどの投稿の場合は、アップデートのサイズに限りがあるためほとんどが平均0.8MB程度になるようです。

注意!SNSは画像や動画の読み込みで消費する

SNSの閲覧や投稿はあまりデータは消費しないというイメージがありがちですが、利用しているアプリによって変わってきます。

Twitterは気軽に投稿できるため新着ツイートのチェックは件数にもよりますが、100件で4MB程度消費します。Instagramも同じくらいで写真を閲覧する分には問題ありません。

ところがTwitterによくあるCMで流れる動画や投稿された動画を再生した場合は、数十MB消費するようなので塵も積もれば・・・ということですね。

Twitterの自動再生動画は設定で停止することができます。

Twitterの自動再生動画を停止する方法
  1. Twiter画面の左側からスワイプしてアカウントページを表示させる
  2. 「設定とプライバシー」を開いて「データ利用の設定」をタップ
  3. 「高画質動画」と「動画の自動再生」を「WiFi接続時のみ」か「オフ」を選択

この設定で自動的に動画の再生はされなくなるので、無駄な消費を抑えることができます。

ゲームアプリはサイズだけではわからない!?

GooglePlayストアではサイズが1GB以下であっても、インストール後の初期データ更新や設定などのダウンロードでゲーム開始までに2~3GB消費することもあります。

ゲーム関係はできるだけWiFi環境下でダウンロードと初期設定までするようにしましょう。

ゲームによってプレイ中のデータ消費量も違い、読み込みが多いほど消費しているということになります。

例えば、人気ゲームの「荒野行動」は特に消費が激しいようで、一回の演習にかかる時間=約30分間で平均80メガバイトを使用します。

利用し過ぎた月末や更新日前などは注意が必要です。更新やアップデートにも大きな消費があるので、できる限りGooglePlayストアの「WiFi環境下のみで更新」の設定をしておきましょう。

やり方がわからない方はこちらでご紹介しています。

GooglePlayで自動更新をWiFiのみにする設定方法

大容量データプランも安くなったけど注意は必要

スマホの利用をしていて、どのアプリがどれくらい消費しているのか?をご紹介してきました。

過去ガラケー時代は通信キャリアの収入は「通話代」でしたが、通話し放題になったので主な収入は「データ通信量」になっています。30MBや50MBの大容量プランも安くなって、利用しやすくなりましたがそれでも「足りなくなる」というユーザーもいるようです。

動画やゲームなど大きく消費するアプリは、できるだけWiFi環境下での更新やダウンロードをおすすめします。

SNSアプリなどは設定をこまめにチェックして、動画は任意でチェックできるようにして無駄な消費をさけるようにしましょう。

速度制限からのデータ購入はスマホの利用で、いちばんモッタイナイ出費なのでプランの見直しも考えて上手く活用していきましょう。