今までSHARPの機種と言えば独特の機能が多く、他機種から乗り換えると使いづらいイメージやゲームでおかしな挙動をしたりといった理由で避けていたユーザーも多かったのではないでしょうか?
ところが、SHARPがホンハイ傘下となり数々の見直しにより2017年にAndroid市場でトップの座をつかみ取りました。
そのトップの販売台数に大きく影響した機種「AQUOS R」の後継機種「AQUOS R2」が2018年夏モデルに登場!
今回の夏モデルの特徴である「デュアルカメラ」機能の中で独特の仕様を採用している「AQUOS R2」の様々な変更点や特徴を紹介していきます。
目次
生まれ変わったSHARPの「AQUOS R2」!
冒頭での説明の通りSHARPの機種が、以前とまったく違います。
各キャリアからバラバラの仕様で発売されていましたが、統一することでシンプルで高性能なスマホを低価格で提供しています。
今までの「エモパー」などSHARP機種の愛用者から高評価される機能は使いやすく、そのまま採用するといった「使い勝手のよいスマホ」となっています。
では新しいSHARPのフラッグシップモデル「AQUOS R2」の主な内容を紹介していきます。
前期モデルの「AQUOS R」で5.3インチの大画面をさらにベゼル(枠フチ)をギリギリまで狭め、インカメラ部分にはノッチ(切れ込み)のデザインを採用してディスプレイは6.0インチまで拡大しました。
気になるCPUはスナップドラゴンの845、RAMメモリは4GBと他の夏モデルのハイスペック機種と変わらないほどの高機能の内容!
ステレオスピーカーはドルビー対応はもちろん、世界初のHDR映像方式ドルビーヴィジョンにも対応して鮮やかな画像と臨場感あふれる音の映像が楽しめます。
スペックや仕様は全キャリア共通ですが、各社から独自のカラーバリエーションが1色ずつ発売され全5色の展開となっています。
それでは気になる機能をそれぞれご紹介します。
カメラ機能
他のスマートフォンのデュアルカメラが「近景」と「望遠」に対応している中、「AQUOS R2」は「動画」と「静止画」に対応するデュアルレンズです。
これにより「静止画」と「動画」の同時撮影ができるようになっています。動画専用レンズは高画質の4K動画で最大広角145度のパノラマ撮影が可能!
動画撮影中に切り替えることなく写真の撮影もでき、AIが絶好のシャッターチャンスを逃さず撮影してくれる「AIライブシャッター」といった機能が搭載。デュアルレンズは真ん中ではなく、サイド部にあるのでデジカメのような横持ちでの撮影も気になりません!
動画と静止画の根本的な違いを見直し、それぞれ最適なレンズを採用することで他の機種とは違う高性能を見せています。
デザイン
ディスプレイはインカメラをノッチで物理型のホームボタンのギリギリまでベゼルを狭めた6.0インチの大画面ディスプレイを実現。
画面下部に物理ボタンがあり、通勤・通学時にありがたいイヤフォンジャックも搭載されています。
他社の新型スマホがタッチパネルやイヤフォンジャック廃止の中で、ユーザーの声に応えた使いやすい仕様のこだわりは好感が持てますね。
その他の機能
放熱性能も設計とシステムの採用で2倍の放熱性を可能にしました。そのため高速処理性能もアップし、持続力が約7倍と高性能のアピールも見逃せない点です。防水、防塵も対応してセキュリティは指紋認証となっています。
カラーバリエーション
発売される全キャリアの共通色はプレミアムブラック、プラチナホワイト
それぞれのキャリアからオリジナル色が発売されます。
ドコモ/コーラルピンク au/アクアマリン ソフトバンク/ローズレッド
前期モデルの「AQUOS R」と「AQUOS R2」主な機能を比較
好評だった前期モデルとの主な仕様の違いを表で比較してみましょう。
AQUOS R2 | AQUOS R | |
OS | Android 8.0 Oreo | Android 7.1 Nougat |
ボディ素材 | 2.5D前面ガラス+アルミフレーム | |
サイズ | 156mm×74mm×9mm | 153mm×74mm×8.7mm |
重さ | 181g | 169g |
CPU | Snapdragon 845(オクタコア)
2.6GHz x4+1.7GHz x4 |
Snapdragon 835(オクタコア)
2.2GHz x4+1.9GHz x4 |
RAMメモリ | 4GB | |
ストレージ | 64GB | |
対応SDカード | microSDXC(最大400GB) | |
バッテリー容量 | 3130mAh | |
ディスプレイ | 6.0インチ(3,040×1,440) | 5.3インチ(2,560×1,440) |
カメラ | 2,260万画素(静止画)+1,630万画素(動画) | 2260万画素 |
インカメラ | 1,630万画素 |
前期モデルの「AQUOS R」も人気だっただけにハイスペックですが、カメラやCPUなどが大幅に向上していますね。
バッテリー容量は同じですが、放熱性能の向上によりバッテリーの持ちも長持ちされるようになっています。
ドコモ・au・ソフトバンクの機種月額を紹介!
それでは、気になる各キャリアの機種代の月額を一覧で見てみましょう。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
本体代金 分割x24回 | 3,996円×24回(95,904円) | 月額3,960円×24回(95,040円) | 3,880円×24回(総額 93,120円) |
月額割引 | -46,656円(1,944円x24回) | -39,744円(1,656円x24回) | -48,000円(-2,000円×24回) |
実質月額 | 実質2,052×24回( 49,248円) | 実質1,980円x24回(47,520円) | 実質1,880円×24回(45,120円) |
乗り換え(MNP)の月額 | 実質1,350円×24回(総額32,400円) | 実質680円×24回(総額16,320円) |
auの料金の注意点としては、新プランのピタットプランとフラットプランでは毎月割がありません。
いつものことですが、ソフトバンクの乗り換えの機種代金の安さが他社キャリアの群を抜いていますね。他の夏モデルと比べても、手の出しやすい金額でかなりのハイスペックが期待できますので、お買い得な機種といえるでしょう。
最後に
いかがでしたか?私自身も乗り換えのお客様にはSHARP機種はおすすめしづらかったのですが、こんなに改善されていることに驚きました。
スペックや機能を見ると他の夏モデルと変わらない高機能をもち、割安感もあります。2018年夏モデルの意外な注目機種となる可能性は大きいですね!