Galaxy Z Flipのスペックや発売日、価格は?Galaxy S10やXperia5と比較!ドコモやauの取り扱いは?

機種・料金

2020年2月12日、サムスンから「Galaxy Z Flip」が発表されました。

Galaxy Z Flipは、2019年10月25日に発売された「Galaxy Fold」と同じ折りたたみ式構造のスマホとなっており、サムスン初の縦折りスマホです。(Galaxy Foldは横方向)

今回は、Galaxy Z Flipの特徴、気になる発売日や価格・対応キャリア、スペック比較などについて解説していきます。

Galaxy Z Flipの特徴

Galaxy Z Flipの主な特徴は、「縦折りでコンパクト」「自撮りやビデオ通話なども快適」「閉じた状態でも簡単操作」「デュアルバッテリー」です。それぞれ詳しく解説します。

縦折り構造でスマホがコンパクトに!

Galaxy Z Flipはディスプレイが6.7インチ、本体サイズがW74mm×H167mmとなっています。しかし、折りたたむことでW74mm×H87mmとほぼ正方形のコンパクトサイズになります

最近のスマホは大画面のものが多く、本体のサイズがすごく大きいですよね。半分のサイズになればポケットにも楽に入ります。

縦折り構造により、自撮りやセルフ撮影、ビデオ通話が快適

Galaxy Z Flipはフリーストップフォールディング機能により、折りたたみの角度を任意に固定できます。この機能によりカメラ撮影やビデオ通話が快適になります。

自撮りやセルフ撮影は、折りたたむことでスマホが自立するため好きな角度で撮影ができます。通常のスマホにはできない角度での撮影ができます。

ビデオ撮影では、アプリが2分割され上半分の画面が表示画面、下半分が操作画面となり快適に操作ができます。また、スマホが自立するので手で持つ必要がなくなります。

閉じた状態でも簡単なスマホ操作可能

Galaxy Z Flipは閉じた状態でもタップやスワイプなどの操作が可能です。

カバーに約1.1インチのディスプレイを搭載しており、通知が来た際にはタップしてスマホを開くだけでスムーズにアプリを利用できます。

折りたたみだと開けるという動作が必要になってくるので、閉じた状態である程度の操作ができると便利ですね。

デュアルバッテリー搭載の長持ちバッテリー

Galaxy Z Flipは折りたたみの特殊な構造となっておりますが、デュアルバッテリーを搭載することにより長持ちさせるバッテリーになっております。

バッテリー容量は3,300mAhとなっており、バッテリーの持ち時間としては約110時間となっております。Galaxy S10のバッテリー持ち時間が約100時間ですので長持ちバッテリーということが確認できます。

他機種のバッテリー容量と持ち時間は下記です。

機種名 バッテリー容量 バッテリー持ち時間
Galaxy Z Flip 3,300mAh 約110時間
Galaxy S10 3,300mAh 約100時間
Galaxy S10+ 4,000mAh 約130時間
Xperia 5 3,000mAh 約105時間

Galaxy Z Flipの発売日、価格、キャリア

Galaxy Z Flipの発売日、購入価格、キャリアについては、下記となります。

  • 発売日:2020年2月18日から予約受付、2020年2月28から発売予定。
  • 価格:179,360円
  • 対応キャリア:auの独占販売(Galaxy Z Flip SCV47)。ドコモ、ソフトバンクの取り扱いなし。SIMフリー端末の発売予定も2020年2月20現在ではありません。

2020年2月20現在、auオンラインショップから予約申し込み可能です。

端末価格が高い

Galaxy Z Flipは端末価格が非常に高くGalaxy S10、Xperia 5と比較すると8~9万円近く高額となっています。

次のスペックに記載しておりますが、端末性能としてはトップクラスの性能でありながら今までにない特殊な折りたたみ構造となっているので端末価格はどうしても高額となるのでしょうね。

機種名 端末価格
Galaxy Z Flip 179,360円
Galaxy S10 90,720円
Galaxy S10+ 101,520円
Xperia 5 90,720円

※2020年2月21日現在、auオンラインショップでの販売価格です。

Galaxy Z Flipのスペック比較

Galaxy Z Flipのスペックを他機種との比較と併せて確認していきます。比較機種は、同じサムスンのGalaxy S10とソニーのXperia 5です。

機種名 Galaxy Z Flip Galaxy S10 Xperia 5
メーカー サムスン サムスン ソニー
ディスプレイ メイン:約6.7インチ
カバー:約1.1インチ
約6.1インチ 約6.1インチ
サイズ(幅×縦×厚さ) オープン:約W74×H167×D6.9 mm

クローズ:約W74×H87×D15.5 mm

約W70×H150×D7.8mm 約W68×H158×D8.2mm
重さ 約183g 約158g 約164g
OS Android10 Android 9 Pie Android 9 Pie
CPU Snapdragon 855+ 2.9GHz×1+2.4GHz×3+1.7GHz×4 Snapdragon855 2.8GHz×1+2.4GHz×3+1.7GHz×4 Snapdragon 855 2.8GHz×1+2.4GHz×3+1.7GHz×4
内臓メモリ RAM:8GB ROM:256GB RAM:8GB ROM:128GB RAM:6GB ROM:64GB
外部メモリ 非対応 micro SD 最大512GB micro SD 最大512GB
アウトカメラ デュアル 約1,200万画素+約1,200万画素 トリプル 1,200万画素+1,200万画素+1,600万画素  トリプル 1,220万画素+1,220万画素+1,220万画素
インカメラ 約1000万画素 1,000万画素 800万画素
バッテリー容量 3,300mAh 3,300mAh 3,000mAhmAh
バッテリー持ち時間 約110時間 約100時間 約105時間
防水・防塵 非対応 防水:IPX5/IPX8 対応
防塵:IP6X対応
防水:IPX5/IPX8 対応
防塵:IP6X対応
生体認証 指紋・顔 指紋・顔 指紋
その他の機能 NFC:対応
ワイアレス充電:対応
ワンセグ:対応
NFC:対応
お財布ケータイ:対応
ワイアレス充電:対応
ワンセグ:対応
NFC:対応
お財布ケータイ:対応

カメラ性能は劣るが端末性能はトップクラス

カメラ性能については、サムスンのGalaxy S10とソニーのXperia 5よりも劣っています。

Galaxy S10とXperia 5のレンズは広角+超広角+望遠のトリプルレンズで、Galaxy Z Flipは広角+超広角のデュアルレンズです。

カメラ性能に特筆すべきところはありません。

端末性能については、CPUがSnapdragon855+ 2.9GHz×1+2.4GHz×3+1.7GHz×4 、RAMは8GBでありGalaxy S10、Xperia 5と比較しても同等以上の性能となっております。

Galaxy S10のAnTuTuベンチマークスコアは約45万点ということから、Galaxy Z Flipも同等のスコアと考えられます。45万点というスコアはハイエンドスマホクラスです。

お財布ケータイ、ワンセグ、防水・防塵、外部メモリには非対応

日本でお馴染みの防水・防塵とお財布ケータイ、ワンセグには非対応となります。

防水・防塵については、折りたたみの特殊な構造なので難しいのでしょうね。お馴染みの機能ですが非対応となります。サムスンの技術力の進歩に期待したいところです。

お財布ケータイについてはコンパクトな機種だけあって対応してもらいたかったところです。

ただ、NFCには対応していますし、PayPayなどのキャッシュレス決済が普及によりお財布ケータイはなくても問題にはならないかと個人的には思っています。

ワンセグについても、あれば便利でしょうが最近はYouTubeや動画配信サービスが普及しているのでそこまで問題にはならないかと思います。

最後に一点、外部メモリには非対応となります。気になる点ではありますが、ストレージ(ROM)は256GBと大容量となっているので恐らく問題ないかと思います。容量を多く使う方は注意が必要です。

Galaxy Z Flipはトップクラスの性能を備えたコンパクトスマホ

Galaxy Z Flipはトップクラスの性能でありながら、折りたたみ構造によりコンパクトなサイズになるスマホです。

気になる点は、日本でお馴染みの防水・防塵、お財布ケータイ等には対応してないところです。必須だと思っている方は注意が必要。

とはいえ、Galaxy Z Flipの最大のメリットは折り畳めるというところです。最近の大画面スマホはポケットに入れると少し大きいなと感じるところもあり、折り畳んで半分のサイズになるというのは嬉しいですね。

さらに折りたたみによるカメラ撮影(セルフィーや自撮り)、ビデオ通話のやりやすさは特筆すべきところでもあると思います。

新しもの好き、ガジェット好きにはたまらないスマホですので公式ページなどでもチェックしてみてください。

source:Galaxy|Galaxy Z Flip