auの2019年夏モデルとして発表された京セラによるタフネススマホ「TORQUE G04(トルク ジーゼロヨン)」について、その性能や魅力についてまとめてみました。
実は根強い人気を誇る京セラのTORQUEシリーズですが、初代「G01」が2014年夏モデルとして発売されて2015年→2017年と一定間隔で夏に発売を重ねてきましたが今回もその周期に沿って発売となりました。
目次
「TORQUE G04」のスペック
OS | Android 9 |
CPU | Snapdragon 660 |
ストレージ | 64GB |
RAM | 4GB |
画面サイズ | 5インチ FHD |
バッテリー容量 | 2,940mAh(暫定値) |
生体認証 | 指紋 |
背面カメラ | 標準・広角 |
CPUはSnapdragon 660なので、いわゆる「ミドルスペック」に値すると思います。従来のシリーズではCPUは二の次感がありましたが、今回はしっかりと周りのスマホに合わせる形となりスマホとしての性能を底上げしてきた印象です。
今回の「G04」ではCPUだけでは無く、様々な部分において底上げを図っておりタフネススマホにありがちな見えない部分の置き去り感は感じられませんでした。
特徴1:より強力になったタフネス性能
本機種のCPUなどがいくら向上したとは言え、ウリとしているのはタフネス性能です。
約2年前発売の前モデル「TORQUE G03」では一般的な防水・防塵は勿論の事、いわゆる【MIL規格】と呼ばれる米国国防総省が制定する耐久性能に準拠した19項目に加え京セラが独自の耐久試験をクリアしたスマホとされています。
今回の「G04」ではMIL規格準拠の22項目に加え
- 高さ約2.0mから鉄板コンクリートに製品を26方向で落下させる試験
- 高さ約1.0mから連続落下させる試験
- 約100gの鋼球をディスプレイ面に落下させる試験
- 耐荷重・耐海水・温水シャワー試験
これらの京セラ独自の耐久試験をクリアしたスマホとの事です。そして、ここまでの耐久性を誇りますが無事故を保証するわけはないという注釈が悲しく見えます。
やはりスマホ利用において「落下」はよくあるシチュエーションかと思うので、そこに対してここまで徹底して試験してくれてると考えるとユーザーとしては有り難いです。
特徴2:ワンランク上の性能に
前述した通り、耐久試験も然ることながらCPUもSnapdragon 660を採用していたりディスプレイ解像度がフルHDになりました。
「G03」ではHDだったので当時のミドルスペック機では標準とも言えましたが今となってはやはり粗さが気になりますがフルHDになる事で改善となるでしょう。
内蔵ストレージも32GBから64GB、メモリも3GBから4GBへと変更となっています。過去シリーズにおいてもタフネスさをウリにしているので性能は高くないと言わんばかりでしたが、こういった細かい部分をしっかりと底上げを図っています。
カメラに関してもトレンドを抑えたデュアルカメラです。「G03」においてはカメラに関して不満が多いユーザーが多かったですが、せっかくの耐海水性能なので海中を綺麗に撮影したいというユーザーのニーズが開発者に伝わっての改良なのかもしれません。
特徴3:好評だった”あの機能”はより便利に
実は「G03」では当時も珍しい電池脱着が可能だったスマホです。いつしか他メーカーは防水性能確保の為にユーザー側で脱着する部位の固定化を図り、電池交換が出来なくなりました。
更に電池以外にもスクリーン部、その他のインナーパーツの交換がオプション品として販売していました。これにより本体カラーリングの一部分のみの交換も行えていました。本機種も引き続き同様の部品の交換は行えて、更には劣化が激しいUSB部のキャップカバーも交換品となりました。
「TORQUE G04」の価格について
価格 | 発売予定日 |
執筆時点、未定 | 8月下旬頃 |
執筆時点ではauの2019年夏モデルとしては最も遅い発売となっています。
発売価格に関しては未定ですが、従来モデルの価格から考えると約8万円前後くらいかと予想致します。
オススメポイントのまとめ
- 前モデルよりも更に強化されたタフネス性能
- ユーザーから取り入れたと思われる随所の改善点
以前より京セラTORQUEシリーズを愛用しているユーザーは機種変更して間違い無しの機種だと言えます。
唯一無二の最強スマホ、是非ご検討してみて下さい。