OPPO Reno AのスペックやMVNO別の料金プラン、価格を比較!一番お得に契約できるのはどこ?

機種・料金

OPPO Reno A (オッポ レノ エー)のレビューです。2018年より日本に本格参入した中国メーカー「OPPO(オッポ)」が満を持して日本に投入した「日本人向け高コスパ機種」がReno A。

「いろいろと余裕のスマホ。」というキャッチコピーと性能の割にリーズナブルなお値段で気になってた方も多いんじゃないでしょうか。

今回はそんな「OPPO Reno A」のスペック、今一番お得に運用できる方法について、比較・検証しちゃいます。

OPPO Reno Aのスペックを比較

OPPO Reno Aのスペックを同じ高コスパの「AQUOS sense3」「Xperia8」と一緒に紹介していきます。

機種名 Reno A AQUOS sense3 Xperia8
メーカー オッポ シャープ ソニー
ディスプレイ 6.4インチ 有機EL
(2340×1080 FHD+)
5.5インチ IGZO液晶
(2160×1080 FHD+)
6.0インチ 液晶
(2520×1080 FHD+)
OS Android9
CPU Snapdragon710 Snapdragon630
内臓メモリ RAM:6GB ROM:64GB

RAM:6GB ROM:128GB(楽天モバイル専売)

RAM:4GB ROM:64GB
外部メモリ micro SD 最大256GB micro SD 最大512GB micro SD 最大512GB
メインカメラ デュアル 1600万画素+200万画素 デュアル 1200万画素+1200万画素 デュアル 1200万画素+800万画素
サブカメラ 2500万画素 800万画素 800万画素
バッテリー容量 3600mAh 4000mAh 2760mAh
急速充電/ワイヤレス充電 ○(10W)/× ×/× ○/×
生体認証 指紋(画面内蔵)・
指紋・顔 指紋
高さ×幅×厚さ 158.4mm×75.4mm×7.8mm 147mm×70mm×8.9mm 158mm×69mm×8.1mm
重さ 170g 167g 170g

Reno Aはスマホの性能・価格的にミッドハイというカテゴリーに分類される機種です。価格帯でいうと3万円~5万円で買える範囲で、性能的にも「最高性能でないけれどだいたいのことはストレス無くできる」一番コスパとバランスの良い機種が揃う価格帯です。

そのミッドハイの代表格3機種の性能を簡単に比較してみたのですが、上記の通り、Reno AはCPU、メモリ、ストレージ容量、急速充電対応、アウトカメラの画素数を始め他の機種と比べ頭ひとつ抜けた性能を持っています。

防水やおサイフといった必要な人には無くてはならない機能も維持し、それでいて本体価格は他の機種より安い場合も多いのですから、まさにコスパ最強機種といえるでしょう。スピーカーがシングルなのは、特に音ゲーをする人にとっては残念なポイントですが、イヤホンジャックもありますし実用上そこまで気にならないかもしれません。

 

OPPO Reno Aをお得に運用するには?

ではそんなコスパ最強なReno Aを新規契約からお得に運用するにはどうしたらいいか見てみましょう。

ここでは「機種代金+新規契約諸経費+月額料金」で最もお得に維持・運用できる方法について比較してみます。

Reno A 128GBの場合

上のスペック比較表を見て気づいた方もいるかもしれませんが、実はReno Aには「Reno A 64GB」と「Reno A 128GB」の2種類のバリエーションがあります。

「Reno A 128GB」について知らなかったという方もいるかと思いますが、実はこれ、2020年1月30日現在、楽天モバイルでしか販売してません。

「Reno A 128GB」と「Reno A 64GB」はストレージ容量が違う以外は全く同じ機種で、ストレージが多い分「Reno A 128GB」の方が高性能なので、少しでもストレージが多いほうがいい!という方は楽天モバイルしか選択肢がありません。

ですので、楽天モバイルのプランごとの金額を比較してみました。

楽天モバイルの組み合わせプラン

組み合わせプランは、3種類のSIMから選択できます。通話をしたい場合は、通話SIM。通話が不要な場合は、データSIM(SMSありorなし)を選択しましょう。

SIMの種類 通話SIM データSIM(SMSあり) データSIM(SMSなし)
ベーシック 1250 645 525
3.1GB 1600 1020 900
5GB 2150 1570 1450
10GB 2960 2380 2260
20GB 4750 4170 4050
30GB 6150 5520 5450
機種代金(※1) 33,546円  35,273円 35,273円 

※金額はすべて税抜
※1:2020年2月1日時点の価格

機種代金は通話SIMかデータSIMによって、金額が異なります。

通話が多い人には、下記のスーパーホーダイがおすすめです。

楽天モバイルのスーパーホーダイ

スーパーホーダイは、データ容量を使い切っても最大1Mbpsの速度で通信し放題に加え、国内通話10分かけ放題の料金プランです。

Reno A 128GB プランS(2GB) プランM(6GB) プランL(14GB) プランLL(24GB)
初月請求額(楽天会員) 1,480 1,480 1,480 1,480
2ヶ月目以降(楽天会員) 1,480 2,480 4,480 5,480
13ヶ月目以降の料金(楽天会員) 2,980 3,980 5,980 6,980
機種代(※1) 33,546 33,546 33,546 33,546
楽天ダイヤモンド会員割引(対象月のみ) -500 -500 -500 -500
契約~1年間合計金額 51,306 62,306 84,306 95,306
契約~2年間合計金額 87,066 110,066 156,066 179,066
契約~1年間合計金額(ダイヤモンド会員) 45,306 56,306 78,306 89,306
契約~2年間合計金額(ダイヤモンド会員) 81,066 104,066 150,066 173,066

※金額はすべて税抜
※1:2020年2月1日時点の価格

これまでキャリアで新規契約する際のスタンダードな買い方であった機種代分割払いで購入した場合も一括払いした場合も機種代が変わらないため、表は一括払いで記載しました。大幅な割引やキャッシュバックがあった頃と比べると割高に見えてしまうのですが、楽天モバイルに関しては契約から1年の間は手厚い割引がつきますので「一年後に契約を見直す前提で」契約するのが一番賢いかもしれません。(分割払い購入した際は1年で解約/MNP時に残債分を一括で支払う必要があります)

また、楽天市場を始めとした楽天の提供する各種サービスのヘビーユーザーで楽天カードを持っている方は、会員ランクがダイヤモンド会員であればさらにさらにお得に運用が可能です。その場合、プランSなら機種代込でひと月あたり3,775円となり、長期割引があったときと同等の金額で運用できます。楽天ポイントが付与されることも加味するとかなりお得感ありますよね。

さらに、楽天モバイルの場合は、今後「第4のキャリア」としてMVOサービスが正式に始まった際、そちらに乗り換えることがでできる余地も残されています。楽天モバイルのMVOサービスの基本料金等はまだ発表になっていませんが、3大キャリアと比較しても安価なプランを提供するという事前情報が真実であれば、低価格な基本料金が設定されることも十分期待できるのではないでしょうか。

Reno A 64GBの場合

Reno A 64GB については、いわゆるMVNOを取り扱うブランドの代表的なところが展開していて、軒並みオススメ機種として紹介されています。

ですので、ここでは各社の料金プランから、ほぼ同条件かつReno Aの購入を検討する方が一番選択するであろうプランをサンプルとして、各社の金額を比較してみました。

各社の金額比較

※新規契約、端末一括購入。ドコモ回線コース。通信容量6GB/月(一部5GB/月)、通話SIM(10分かけ放題)その他保証なし、オプションサービス、オプション品購入なしで比較。

MVNO BIGLOBEモバイル OCNモバイルONE LINEモバイル mineo
プラン ベーシックコース(6GB)
通話10分かけ放題
6GB/月
10分かけ放題
コミュニケーションフリー
(5GB)
10分電話かけ放題
デュアルタイプ
(6GB)
10分かけ放題
初期費用 3,394 3,394 3,400 3,740
1ヶ月目以降月額料金 2,980 2,830 1,200 3,445
2ヶ月目以降月額料金 3,100
機種代 35,760 18,000 35,800 38,280
契約~1年間合計金額 74,914 55,354 74,500 83,360
契約~2年間合計金額 110,674 89,314 111,700 124,700
契約~1年間合計金額(特典・特別割引) 49,714 ※2 59,550 ※3 76,560 ※4
契約~2年間合計金額(特典・特別割引) 85,474 ※2 96,750 ※3 117,900 ※4

※金額はすべて税抜
※2:価格.com 限定キャッシュバック特典適用
※3:月額基本料 5ヶ月間半額キャンペーン、学生応援ポイント還元適用
※4:月額料金 6ヶ月800円割引、端末購入対象電子マネーギフトプレゼント適用

ほぼ同一条件のプランで比較してみても各社金額がバラバラですよね。さらに特徴的なのが※の部分。2020年1月末は卒業・入学シーズン目前ということもあり、各社新規契約者向けの割引に力を入れています。この割引は新卒シーズンが終わる5月頃に終了するものがほとんどですので、購入時期によっては上記の割引が受けられません。

さらに、MVNOはそれぞれの利用者の利用用途別にプランが細分化されているので、例えば、他社と比較して通信容量が5GBと他社に劣るLINEモバイルでも、主な利用用途がLINEやTwitter、FacebookやInstagramであれば、その利用にかかった通信量は無料になる為、他社よりも使える通信量が有利になることもあります。

選んだプラン、サービスによっては割引適用外になることもありますので、自分の利用用途をよく見直した上で契約プランを選ぶことをオススメします。

まとめ-結局どこが1番お得?

ここまで見てきたように、Reno A  を購入する為の契約プランにはかなり多くの選択肢があります。コスパで見た場合、各社ごとのプランの優劣はなかなかつけづらいこともあるので、私としてこう結論づけました。

・ストレージ容量がほしいなら楽天モバイルの「Reno A 128GB」一択!
楽天モバイル

・本体を安く手に入れるならOCNモバイルONEの「Reno A 64GM」!
OCN モバイル ONE

ストレージ容量の差(64GBと128GB)は、スマホの使い方によってはかなり重要なポイントです。SDカードが使えるとはいえ、SDカードに入れられないアプリも存在することもあり、64GBだとすぐ容量が足りなくなってまう方もいると思います。

その場合は128GBを選ぶほかなく、そうなれば楽天モバイルを選ぶしかなくなります。ただ、楽天モバイルのプランは決して割高でもないので、ストレージが64GBだと不安だけど値段が・・・と悩むぐらいなら、128GBを素直に選んだ方がコスパはいいと言えます。

逆に、ストレージが64GBでも十分という方の場合、プランでは甲乙つけがたいMVNO各社の中でも、機種代が半額近いOCNモバイルONEがお得と言えます。その時々のキャンペーンによってももちろん変化しますが、2020年1月時点では、機種割引額の大きさが一番のお得さに繋がっていると言えるでしょう。

OPPO Reno A は、今まで格安スマホを使っていて性能に物足りなさを感じ始めた方にも、自分の使い方に対してちょうどいい性能のスマホがなかなか見つからないという方にもおオススメできる、今一番アツい機種です。スマホの購入を検討しているなら、本命にもなれる機種ですので、この記事を参考にぜひ検討してみてください。