2019年1月、LINEが今年の4月の新学期から使えなくなるというニュースが飛び交っています。
LINEはもはや必須に近いコミュニケーションツールの一つですので、実際に制限されてしまうと友人間とのやり取りに支障が出てきてしまうのは確実です。
LINEが制限されてしまうのは何故か?引き続きLINEを利用するにはどうしたら良いかをまとめましたので、引き続きLINEを使いたい人は是非参考にしてみて下さい。
目次
LINEの制限がかかるのは未成年が対象
2019年4月からLINEの制限がかかってくるというのは事実ですが、全てのユーザーに制限されるのではなく未成年が対象です。
『青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律』により、未成年が利用する携帯電話は各種フィルタリングの加入が必須となっています。
今まではフィルタリングを通過してLINEを利用出来ていましたが、2019年4月よりフィルタリングの審査をしていた機関解散によりLINEは未成年の利用に制限がかかります。
4月から使えなくなる理由は審査機関の解散と認定期間切れ
今回制限がかかる事になった背景ですが、LINEはモバイルコンテンツ審査・運用監視機構EMA(以下EMA記載)が審査し、その審査をパスしたため未成年でも利用できておりました。
しかしEMAは2018年5月31日をもって解散しており、2019年4月末までにEMA認定の運用も終了となります。
LINEを審査したEMAが解散済で、認定期間も終了するので、2019年4月より制限がかかってくるという訳です。
2019年4月以降も未成年がLINEを利用するには?
2019年4月からはフィルタリングに引っかかるので、引き続きLINEを使用するにはフィルタリングを管理している設定を変更するキャリアもあります。
ソフトバンクユーザーは利用中ならそのままでOK
ソフトバンクは『フィルタリングサービス』というオプションが対象ですが、実は既に利用中の場合は特に設定変更などもせず継続して利用可能です。
2月5日にプレスリリースされた『一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)解散に伴う弊社フィルタリングサービスへの影響のご案内』によると
既にお子様のスマホやタブレットで対象となるアプリケーションを利用いただいている場合は、利用制限の設定が自動で『許可する』になっているので、手続きの必要がないと記載されています。
ソフトバンクユーザーは、既に利用中ならそのままでOKです。
ドコモユーザーは許可が必要
ドコモユーザーでLINEを起動しようとすると『あんしんフィルター for docomo』が起動した後に画面が切り替わり以下のメッセージが表示されます。
『EMA認定終了に伴い、4月30日をもってこのアプリは制限対象となるため、利用出来なくなります』というメッセージです。
この場合は保護者の方の協力が必要なので、画面の指示に従って保護者の方に設定した最大12桁のパスワードを入力し、許可のボタンをタップしてください。
そうすると4月以降も継続してLINEを利用できます。
auユーザーも許可が必要だが少し複雑
auユーザーも保護者による許可が必要で、2019年2月5日からお子様のスマホでLINEアプリ起動時にフィルタリングされる旨が画面に表示されます。
以下の手順で利用許可が出来ますので保護者の方はお試しください。
- 「管理者ページ(あんしんフィルター)」にアクセスする。
- 管理者ID(メールアドレス)及びパスワードを入力して『ログイン』をタップする
- 『許可リクエスト一覧』をタップする
- LINEの項目の右側にレ点マークがあるのでタップする。
- レ点マークが『許可』に変わったら『確定』をタップする
- 『許可リクエストはありません』と表示されたら利用許可完了
auの場合も許可が必要なので、画面が表示されたら保護者の方に協力してもらいましょう。
SNOWも利用制限対象となる
4月からは未成年のLINE利用に制限がかかりますが、SNOWもアプリ利用制限がかかります。
明記しているのはドコモとソフトバンクで、auは今の所制限がかかるかは不明ですが2社に合わせて制限される可能性は十分あります。
もしSNOWも制限がかかった場合は、今回と同じ手順で対処する事になるでしょう。