2019年春から携帯料金が変わる!?安くなるのか、高くなるのか?

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ショップで勤務していてよく聞かれるのが「4割下がるんでしょ?」という質問だ。

菅官房長官が同様の発言をしてから半年近く経過したがいよいよその動きが始まりだそうとしている。

最近ではネットニュースでも類似の話題がちらほら掲載されており、その中でも「分離プラン」と呼ばれるプランに移行するのでは?と記載される事が多い。

今回はその「分離プラン」とは何か。従来型のプランと異なり、どう変わるのかを解説していこうと思います。

「分離プラン」とは?

そもそも分離とあるように、何かを分けているプランであるというのはなんとなくわかるかと思います。

今回の場合ですと「月々の基本料金」と「端末代金の分割金」をはっきりと分けようというのが主な意図です。

従来型の料金プランは「基本料金」「端末分割金」「月々の割引サービス(月々サポート、毎月割、月月割)」が基本でした。

プラン図解

ソフトバンクのホームページに図解がありましたのでイメージとして載せておきます。(画像引用元:月月割 | モバイル | ソフトバンク

例として代表的な支払い内訳を以下に記載します。

基本料金 6,000円
端末分割金 3,000円 × 24回
割引サービス -2,000円 × 24回
7,000円

この場合ですといわゆる「端末実質負担金1,000円」という状況になります。

しかしユーザーからすると利用明細を見ると端末の負担は3,000円とありますし、支払いが終わる2年後はその3,000円が丸々無くなるかと言えば割引サービスも同時に消失するので1,000円しか安くなりません。

つまりは我々が毎月どういう内訳で支払っているのかシンプルにしたのが「分離プラン」と呼ばれる内容で、その分離プランだと以下の様になります。

基本料金 6,000円
端末分割金 3,000円 × 24回
割引サービス 無し
9,000円

割引サービスを無くし、基本料金は6,000円!端末代金は24回で3,000円支払う!だから9,000円!と非常にシンプルで分かりやすくなりました。

ただ割引サービスが無くなる事でどう考えてもユーザー側が損になっているように思えます。そして今話題の値下げに話が進みます。

通信料金の値下げで負担軽減

実はドコモは既に明確な時期も含めて値下げを実施する事を発表しており、他社も場合により追従する事をコメントしている。

ドコモは、毎月の通信契約と端末販売を分離するプランを導入した上で、通信料金部分の2~4割値下げに踏み切る予定だ。

(中略)料金競争の号砲になるドコモの値下げについて吉澤和弘社長は「4~6月期の後ろの方で実施する」と明らかにした。

引用元:「通信・端末」完全分離で – ダイヤモンド・オンライン

そもそもの基本料金を下げる事で、ユーザーへの負担を抑えるというのが分離プランにおいては必須となる。

基本料金 4,000円(3割弱減と仮定)
端末分割金 3,000円 × 24回
割引サービス 無し
7,000円

ただやはりこれだけ見るとそもそも変わっていないんじゃないか?というのが疑問として上がります。

そこでドコモよりも先に分離プランを導入しているau・ソフトバンクは端末代金の48回分割制度を取り入れています。

実際に4年利用を前提とはせずに、一定期間後に端末の下取りを条件に残債を免除するという内容です。

上記の表から端末代金の負担がもう少し減れば、月々の支払い金額も減りユーザーとしても値下げを実感出来ます。

端末残債免除制度の弊害

「48回分割」とする事で月々の負担は減りますが、端的に言えばただ総額に対して支払う期間を間延びさせているだけです。

残債免除は同一キャリアでの利用が前提なので、他社への乗り換え(MNP)においては結局免除されずに総額を支払う必要があるという根本的な部分は解決されていません。

ただそれは高額なスマートフォンの場合、実質の負担が変わらないというだけでもう少し価格を落とした場合はどうでしょうか?

各キャリアともに近頃はエントリーモデルのスマートフォンの販売にも力を入れ、30000円前後の価格帯も増えてきています。

ユーザーは低価格帯のスマホで月々も抑えるのか、iPhoneを始めとするフラグシップ機で残債免除制度も使いながら月々の負担を抑えるのかといった「自分の利用に合ったプラン選び・端末選び」が重要となってきます。

いつから始まるのか?結局どうなるのか?

ドコモは春先から夏にかけて実施すると明言しており、既に分離プランを開始しているauもドコモの価格によっては追従するとされています。

単純に考えると今の2~3月というのはその境目である事は間違いありません。

ただ分離プランが主流となると、月々の割引サービスが無くなる事となり例えば「端末代金を割安で一括で購入して、割引だけを貰って月々を安くする。」といったMNPでは有効だった手法が利用できなくなります。端末代金を一括で買おうが分割だろうが皆揃って同じ月々の支払いです。

基本料金だけを見ると分離プランにより安くなります。しかしながら、全てのユーザーが一律で得をする値下げかというと首を傾げる点もあります。

今は春商戦、年度末といった携帯業界では9月(iPhone商戦)に次ぐ繁忙期です。更新月の方は今のうちに移動しておくのが得策かもしれません。