現在、使用しているドコモのAQUOS sense SH-01KにGoogle Playストアから「有害なアプリの無効化」との通知が届きましたので内容を紹介します。一緒に「Google Play プロテクト」の役割と設定方法について解説します。
※2018年7月16日追記
現在、7月14日より「スマホ安心サービス」「あんしんフィルター」が有害なアプリの可能性として検出される現象が発生しています。詳しくは下記リンク先の記事で!
スマホ安心サービスアプリが有害と警告を通知!本当に危険なの?不具合?
通知内容:有害なアプリの無効化について
ステータスバーには、赤い三角の中にビックリマークのアイコンが表示されていたので、何かと思い詳細を見てみると、Google Playストアからの通知でした。通知内容は次の通りです。
Google Playストア
有害なアプリの無効化
「AQUOSかんたんホーム」はお使いの端末に有害である可能性があります。
通知を消すには
この通知を消すには、「AQUOSかんたんホーム」を無効化(またはアンインストール)するか、有効のままにしておくか選択することで通知を消すことができます。
メッセージをタップしてみると、「Playプロタクトの警告」という事で、AQUOSかんたんホームが損害や不正な請求を行ったりする恐れがあるとのこと。有害なアプリとして検出されたとのことです。Playプロタクトについては、次項で説明しています。
有害アプリで検出されているので、通常であれば無効化する方が良いのですが、AQUOS senseに初めからインストールされているもので、危険が本当にあるのか微妙なところではありますが(Google Playプロテクトで検出されたアプリは、有害の可能性があるアプリを検出するので、必ず有害というわけではありません)、私は「AQUOSかんたんホーム」を使っていないので、無効化しておくことにしました。
追記:AQUOSかんたんホームがPlayプロテクトによって検出される件について、シャープから発表されています。端末に有害な動作とならないことが確認されています。⇒よくあるご質問|AQUOS:シャープ
ここではアンインストールと表示されていましたが、「AQUOSかんたんホーム」は、アンインストールできないので「無効化」されたことになります。
通知を消すだけなら「Playプロタクトの警告」の画面の『アプリを保持する(安全ではありません)』か『アンインストール』のどちらかを選択すれば通知を消せます。
今回は、無効化で対応できるアプリでしたので、端末に残してある状態でいつでも有効化できます。ただし、アンインストールが必要なアプリについては、端末からアプリ自体が削除されたことになるので、再利用するには、ダウンロードし直す必要があります。
Google Play プロテクトについて
Googleが提供するセキュリティサービス。
Google Playプロテクトよって、Playストアからアプリをダウンロードする前にアプリに危険性がないかスキャンし、ユーザーが有害なアプリをダウンロードしないようにチェックされています。
また、アプリや端末に不正な動作がないかを定期的にスキャンする設定もあります(初期設定では有効)。今回、私の端末で検出された「AQUOSかんたんホーム」は、定期的なスキャン時に発見されたようです。
上記のように有害の可能性があるアプリが検出されると、アプリを停止し警告したり、自動的に削除することもあります。
公式ヘルプにGoogle Playプロテクトについて、詳しく書かれたページが用意されているので、よろしければ確認してみてください。
Google Play プロテクトを使用して有害なアプリから保護する – Google Play ヘルプ
Google Play プロテクトの設定と確認
Playストアを開いて、左上の『メニュー(三)』⇒『Playプロテクト』の順にタップすると、Playプロテクトがスキャンしたアプリや有害なアプリとして検出されているアプリが表示します。
画面下にスクロールすると、「端末をスキャンしてセキュリティ上の脅威を確認」のスイッチをオンにしておくと、定期的に端末をスキャンし、有害なアプリが見つかると警告されます。
一番下の「有害なアプリの検出精度を改善」を有効にしておくと、不明なアプリについての情報をGoogleに送信します。