スマホの自動バックアップ機能は、イザというときに役に立ちますが間違って撮影したスクリーンショットや写真なども、全てアップロードされてしまう場合もあって面倒な一面もあります。
便利である反面で、設定をちゃんとしておかないと契約しているデータ通信量や、バッテリーも減らして無駄なデータを送るということです。
また、気をつけておかないとGoogleアカウントが知らないうちに、違うものになっていて勝手に知らないクラウド上にアップされてしまうといった怖い面もあります。
今回はそのようなことに気をつけるためにも「Androidスマホのクラウドバックアップを止める方法(Googleフォト編)」をご紹介していきます。
目次
便利な「Googleフォト」の意外なデメリット
スマホの写真や動画を、ほぼ無制限にクラウド上に預けることができるアプリ「Googleフォト」。本体のストレージ容量空けることもできて、トラブルがあってもクラウド上に残っていれば安心です。
問題は、失敗して削除したい写真や動画も全てアップロードされてしまうので、消すときには本体の写真を消して、クラウド上のデータも消して…と二度手間になってしまいます。
また、そんな「消したいような写真や動画」のデータでも、クラウド上にアップロードされて契約しているデータ通信量が減っていくのもイヤですよね。
バッテリーの負担もかかっているわけですし、自動同期設定されているので見られるわけではなくても全ての写真がクラウド上に表示されてしまうのも心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はGoogleフォトは同期設定をすると、アプリをアンインストールしてもクラウド上にアップされるというデメリットもあります。
Googleフォトの自動同期を止める方法
それではGoogleフォトが自動バックアップをするのを止める方法をご紹介します。
※操作方法はGoogleフォトアプリのバージョン3.25.0
- Googleフォトを開いて左上の「三」のメニューから「設定」をタップ
- 「バックアップと同期」をタップ。オフにする。
これで自動同期を止めることができます。
データ容量の消費を節約するためにモバイルデータ通信による自動バックアップを停止させるには下記の設定を行います。モバイルデータ通信でのアップロードを停止させて、Wi-Fiに接続したときのみ自動アップロードするように設定できます。
- アプリのGoogleフォトを開いて左上「三」のメニューから設定をタップ
- 「バックアップと同期」をタップ。「バックアップと同期」をオンにすると、細かな設定ができる画面が表示されます。
- モバイルデータ通信でのバックアップの欄の「写真」と「動画」をオフにする
これでWiFiのみでバックアップされるようになります。
カメラ性能の向上とともにデータ量も大きくなっていますし、動画であればなおさらです。クラウド上にモバイルデータ通信でアップする設定はオフにしておきましょう。
「バックアップのタイミング」をタップして「充電中のみ」にしておくと、「WiFiに接続中」で「充電中」という条件のみバックアップされるようになります。
いらない写真と動画は撮ってすぐ消すクセをつけておけば、この方法でデータ通信量とバッテリーを制限して利用できます。
端末設定からGoogleの自動同期を止める方法
ご紹介した方法は「Googleフォトアプリで設定」する方法でした。ここからは端末設定からGoogleフォトにアップロードするのを停止する方法です。
いちいち全ての写真がアップされるのをやめたい場合に設定しておきましょう。
※操作方法はXperiaでAndroid OS 7のものです。
- 設定を開いて「アカウントと同期」をタップ
- 「Google」をタップ
- Googleフォトと連携しているアカウントをタップ
- 「Googleフォトのバックアップを同期」のチェックを外す
- 他の同期して欲しくない項目があれば、チェックを外しておきましょう
このGoogleフォトとの同期をオフにしない限り、アプリをアンインストールしてもアップロードは止められません。
万が一、違うアカウントと連携してしまったりといったトラブル時にも役に立つので覚えておきましょう。
バックアップはWiFi環境下で行う設定にしよう
またバックアップアプリなどをインストールしている場合も同様で、それぞれ設定をしておかないと、モバイルデータ通信でも連携してバックアップをしている場合もあります。
それぞれのクラウドアプリの設定を見直して、設定を「WiFi環境下のみ」にしたり、任意で行うようにしておきましょう。
定期的にバックアップ情報を見直すクセをつけておけば、バックアップ先のアカウントも確認できるのでセキュリティのためにも任意でするようにしましょう。