au WALLET クレジットカードの特典や入会条件。ゴールドカードは本当にお得?

ショッピング・ポイント

携帯ショップに新しい機種を購入しに行ったり、故障やプランの見直しなどでショップスタッフに相談をしている時に、「お得になりますよ。」という言葉とともに、支払い方法を口座振替からクレジットカード支払いに変えませんか?という提案をされたことはないでしょうか?

大手3キャリアには全てその会社のクレジットカードがあるようですね。また、その中でもゴールドカードが続々と登場してきています。

この記事では携帯キャリアのクレジットカードが本当に得なのかを、特典等の内容紹介とともに、簡単に検証を行ってみたいと思います。

今回はauの「au WALLET クレジットカード」について調べてみました。

「au WALLET クレジットカード」の概要

au WALLET クレジットカードには2種類あります。

①au WALLET クレジットカード (シルバー)

②au WALLET ゴールドカード

の2種類です。

①au WALLET クレジットカード (シルバー)

・年会費が無料 ※au携帯電話やauひかりなどの契約者のみ

・ポイント還元率 : 1%

   (200円(税込)の利用ごとに2ポイントの還元)

が主な特典です。また入会条件は

・au携帯電話やauひかりの個人契約をしている

・満18歳以上(高校生は除く)

・本人または配偶者に定期収入がある

(学生は定期収入の有無は関わらず申し込み可能)
の3点です。もちろん審査はありますが、学生でも申し込みができるので、入会条件としては

作りやすいカードと言えるかもしれないですね。

②au WALLET ゴールドカード

・年会費が10,000円(税別)

・ポイント還元率 : 1%(200円(税込)の利用ごとに2ポイントの還元)

・auのデータ定額プランの支払いに応じて、1,000円毎に毎月ポイントが付与される。

最大は1,000円(税別)で100ポイント付与

・auクーポン(最大10,000円分)が毎年プレゼント

・年間利用ボーナスがある

最大で、年間の利用総額が200万円を超えると、4,000ポイントが付与される

・①のシルバーよりも保険特典などが豊富

というのが主な特典です。

年会費が10,000円かかる分、特典内容が豊富なのは当たり前と言えるでしょう。

そしてその分、入会条件はシルバーよりも厳しくなります。

入会条件は

・au携帯電話やauひかりの個人契約をしている

・満20歳以上(学生や無職、パート・アルバイトを除く)

・本人または配偶者に定期収入がある

の3点ですね。やはり特典が豊富なことと年会費がかかることから、入会のハードルは高めといわざるを得ないです。

ゴールドカードで得をするために

ここからは、ゴールドカードを申し込むことで、本当に得になるのかを考えてみたいと思います。

ショップスタッフにゴールドを勧めらたけれど、自分が本当にお得になるのだろうか?と考えてしまう人もいると思います。

結論を先に言ってしまうと、au携帯電話の月々の支払いだけでなく、電気代などの光熱費やガソリン代などの様々な生活費の支払いをゴールドカードにまとめて、総利用額を高くしていくとお得に近づいていきます。

例えば、一月の支出のうち以下のものをゴールドクレカで支払っている場合

・携帯電話代 : 8,500円

・電気代などの光熱費 : 10,000円

・ガソリン代 : 10,000円

このとき、一月で返ってくるポイントは

・携帯電話代 ⇒ 890ポイント

・光熱費 ⇒ 100ポイント

・ガソリン代 ⇒ 100ポイント

合計 = 1,090ポイントが毎月返ってきます。

年間で、1,090 x 12ヶ月 = 13,080ポイントになります。

総利用額のボーナスポイント付与はないですが、年会費10,000円を差し引いても

年間で3,080円分(1ポイント=1円で換算)はお得になります。

ただし、この場合にはauの携帯電話代に付与しているポイントがほとんどを占めてます。

なので、月々の携帯電話代金が高い人、さらにはauの利用歴が長い方は支払いをゴールドカードに変更した方がお得と言えます。

ただし、注意しなければならない点があります。

それは、ゴールド特典のポイントが付与される対象の携帯電話料金はあくまでも、ゴールドカードと紐づいているau IDの分だけだということです。

つまりは、お父さんの名義でカードを作っていて、家族4人分の支払いがまとまっていても

ゴールド特典の1,000円ごとの最大100ポイントの付与は、お父さんの携帯電話料金のみなのです。なので、家族4人分が高いけど、お父さん一人分で見れば安いという場合には、光熱費などの支払いもこのゴールドカードに変更して、総利用額を上げていかないとお得にならない場合がありますので注意が必要ですね。

ショップスタッフの人が、「毎年10,000円分のクーポンが届きます。これで年会費分はペイできてますよ。」と提案してくるかもしれませんが、そのクーポンは機種の購入時しか使えないものです。家族でも利用できるクーポンなのは嬉しいですが、年に一回も機種は変えない可能性があるので、それで年会費と同等というのは少し魅力が少なく感じてしまうので、やはり返ってくるポイントの額がお得になるように考えたいものですね。

最後に

今回はauのクレジットカードについて、お話をさせていただきました。

消費税の兼ね合いで、カードを検討されている人も多いかと思います。

年会費無料のシルバーのカードなら単純に月々もらえるポイントが増えるだけなので、申し込みもしやすいですが、年会費がかかるゴールドカードに関しては、ショップスタッフの人と返ってくるポイントのシミュレーションなどをして、お得になる目処がついてから申し込むようにした方が良いと思います。