auは2019年の春商戦に向けて2月8日に京セラ製スマートフォンURBANO V04を全国で一斉に販売します。
この機種は2016年12月に発売されたURBANO V03の後継機に当たり、約2年3か月ぶりに新機種発表となりました。
もともと『大人のためのスマートフォン』として50代以上の男性を主なターゲットとしているURBANOシリーズですが今回も例に漏れずスマートなデザインと、シニア層向けに更なる機能が追加されました。
今回はその内容を見ていきましょう。
目次
追加された目玉機能は主に3つ
前機種であるURBANO V03から追加された新機能は複数ありますが、大きな機能として3点あります。
『パーソナル・スクリーン』でシーンに合った情報を表示
『パーソナル・スクリーン』はURBANO V04から搭載された新機能の1つで、ユーザーの好みをスマホが自動で分析します。
そして分析結果を基にユーザーの好みに合った書籍や動画、ショッピング情報を朝昼夜のそれぞれの時間帯に表示させる機能です。
朝は新着ニュースで出勤前にお仕事に必要なニュースを、夜はリラックスしながらスマホがおすすめする動画を見る…といった使い方が出来るようです。
『あとから録音』機能で通話終了後に聞き直しが可能
『エレガントな大人はメモを取らずに「録る」』というキャッチコピーと共に追加された機能が『あとから録音』機能です。
この機能を事前に設定しておくことで通話の会話は全て記録されて、会話終了後にあとからデータとして保存するか決める事が出来る機能です。
今までは『ARC』等の外部アプリを使うしかこのような録音機能はありませんでしたが、標準装備されたのは嬉しいですね。
なお、公式ホームページで公開されたスクリーンショットによると通話開始から最大60分まで録音できるようです。
ビジネスの大事な話も録音しておけば、後からメモを見直したり相手先に聞き直すことも無くなるのでこれは是非ONにしておきたい所です。
『聞こえ調整』機能で通話中の音声も調整可能
URBANO V04は通話中の音質を選べる『聞こえ調整』機能を搭載しており、甲高い声を抑える『やわらかく』するモード、子供の声等の高音を聞きやすくする『はっきりと』モードを搭載しました。
今までは音量の上下や耳からの距離を調整して話していた人には嬉しい機能と言えるでしょう。
基本スペックはURBANO V03の上位互換
それ以外のスペックを前機種URBANO V03と比較してみましょう。
スペック | URBANO V03 | URBANO V04 |
サイズ | 約72×154×8.9mm | 約74×153×7.9mm |
重量 | 137g | 163g |
バッテリー容量 | 2,600mAh | 2,800mAh |
内蔵RAM/ROM | 2GB/16GB | 4GB/64GB |
Androidバージョン | Android6 | Android9 |
CPU | MSM8937/1.4GHz×
4コア+1.1GHz×4コア |
SDM630 2.2GHz/クアッドコア+
1.8GHz/クアッドコア |
カメラ画素数(メイン/イン) | 1,300万画素/500万画素 | 1,600万画素/800万画素 |
防水/防塵 | IPX5・IPX8/IP5X | IPX5・IPX7/IP5X |
細かい数値を見比べてみると、わずかにURBANO V04のサイズが大きくなっています。
その分、内蔵RAMやCPUによる処理能力の向上や電池容量の増加、カメラ画素数も含めて基本的にURBANO V03からの上位互換となっております。
赤外線通信は削除され、ワンセグ/フルセグは未対応
基本的にURBANO V03の上位互換ともいえる本機種ですが、赤外線通信機能は残念ながら削除されてしまいました。
電話帳などのデータを移行する場合は、データお預かりアプリで移すかBluetoothで無線移動するようになるでしょう。
またURBANO V03の時点でワンセグ/フルセグは未対応でしたが、URBANO V04も引き続き未対応ですのでテレビを見る事は出来ません。
大人向けの機種に更に磨きがかかったスマートフォン
URBANOシリーズは大人の男性をターゲットとしたスマートフォンで、本機種も変わらずノーブルグリーン・ボルドー・プラチナシルバーとシックなデザインに仕上がっています。
落ち着いた色のスマートフォンを持ちたいという人にはオススメの一品です。
気になるお値段はいまだ発表されていませんが、過去のシリーズから推測するに5~7万円のミドルクラスに落ち着くのではないかと推測されています。
2月8日発売なので早いうちに値段は発表となるかと思いますので、続報に期待しましょう。