SHARPが満を持して発表した5G対応のスマホ、AQUOS R5G。
大手3社全てが取り扱いを発表し、注目が高まっています。
最初に購入する5G対応スマホとして、候補にあげている方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなAQUOS R5Gについて、特徴・スペック・価格・発売日などを詳しく解説します。AQUOS R3・Xperia 1 IIとも比較していきますので、ぜひ購入の参考にしてみて下さい。
目次
AQUOS R5Gの特徴
まずは、AQUOS R5Gの特徴について、解説します。
様々なシーンに対応!4眼カメラ
AQUOS R5Gは、AQUOS史上初・4眼カメラを搭載しました。
搭載されたカメラの種類は、以下の4つです。
- 光学2倍ズーム対応の望遠カメラ
- 画角の広いスーパーワイドカメラ
- ブレに強い標準カメラ
- 距離を測るToFカメラ
シーンにあわせてこれらのカメラを使い分けることで、よりイメージに近い写真を撮影できるようになりました。
もちろん、2つのカメラを組み合わせて撮影することもできるので、背景をぼかした写真・動画も自由自在。
さらに、8K動画撮影にも対応しています。
ゲーミングメニュー搭載
AQUOS R5Gには、ゲーム中の通知のブロックやプレイの録画、使い方にあわせたパフォーマンスや表示の切り替えなど、ゲーマーに嬉しい様々なメニューが搭載されています。
もちろん、電池持ちも良くCPUも高スペック。
ゲーミングスマホとしても、かなりの実力を発揮しそうです。
5Gモデルの中では早めの発売
大手3社は、それぞれ様々な5Gモデルの取り扱いを発表しています。
しかしながら、それらが実際に発売されるのは2020年の4~6月。2020年3月に発売される5Gモデルは、AQUOS R5GやGalaxy S20 5Gなど、ごく少数です。
一足早く5Gモデルを手に入れたい方にとっては、一層魅力的な機種ではないでしょうか?
AQUOS R5Gのスペック
続いては、AQUOS R5Gのスペックについて、詳しく解説します。
参考として、Xperia 1ⅡとAQUOS R3のスペックも一緒に、以下の表にまとめました。
機種名 | Xperia 1 II | AQUOS R5G | AQUOS R3 |
メーカー | Sony | SHARP | SHARP |
ディスプレイ | OLED 約6.5インチ | Pro IGZO 約6.5インチ | Pro IGZO 約6.2インチ |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約166×72×7.9㎜(最厚部9.1㎜) | 約162×75×8.9㎜(最厚部約10.3㎜) | 約156×74×8.9㎜(最厚部約10.4㎜) |
重さ | 約181g | 約189g | 約185g |
OS | Android10 | Android10 | Android9(Android10へアップデート可) |
CPU | Snapdragon865 オクタコア 2.8GHz×1+2.4GHz×3+1.8GHz×4 | Snapdragon865 オクタコア 2.8GHz×1+2.4GH×3+1.8GHz×4 | Snapdragon855 オクタコア 2.8GHz×1+2.4GHz×3+1.7GHz×4 |
内臓メモリ | RAM:8GB ROM:128GB |
RAM:12GB ROM:256GB |
RAM:6GB ROM:128GB |
外部メモリ | micro SD 最大1TB | micro SD 最大1TB | micro SD 最大512GB |
アウトカメラ | 約1,220万画素+1,220万画素+1,220万画素+3D iToFセンサー | 約1,220万画素+4,800万画素+1,220万画素+ToF | デュアル 1,220万画素+2,010万画素 |
インカメラ | 約800万画素 | 1,640万画素 | 1,630万画素 |
バッテリー容量 | 4,000mAh | 3,730mAh | 3,200mAh |
防水・防塵 | IPX5/IPX8・IP6X | IPX5/IPX8・IP6X | IPX5/IPX8・IP6X |
生体認証 | 指紋 | 指紋・顔 | 指紋・顔 |
その他の機能 | 4K動画 フルセグ おサイフケータイ対応 |
8K動画 フルセグ おサイフケータイ対応 |
4K動画 フルセグ おサイフケータイ対応 |
AQUOS R5Gの画面に採用されているPro IGZOは、高精細で低電力なIGZOディスプレイを、より美しく進化させたものです。
あくまで液晶ではあるものの、有機ELと比べてもさほど劣らないレベルの明るさや美しさを実現しました。省エネや動きの滑らかさという点では、むしろPro IGZOの方が優れているという見方もあります。
その他、防水性能・カメラ性能・CPU性能、どれをとってもハイエンドモデルと呼ぶにふさわしい機種です。おサイフケータイやフルセグなど、日本製スマホらしいスペックも嬉しいですね。
どう進化した?過去モデルAQUOS R3と比較
AQUOS R3とAQUOS R5Gを比較すると、どの面においてもバランスよく底上げされていることが分かります。
防水やおサイフケータイ・フルセグなどはそのまま引き継ぎながらも、対応SDカードや電池容量などはより大きなものへ。CPUの面でも、RAM・ROM共にしっかり増強され、CPUもSnapdragon855から865にレベルアップしました。
中でも著しく進化したのは、やはりカメラの性能です。
2眼レンズが4眼レンズになったのみならず、画素数も大幅にアップしました。加えて、動画も4Kから8Kへと進化を重ねています。
AQUOSシリーズ内での買い替えを考えている方は、AQUOS R5Gを選んでまず間違いなさそうです。
5Gスマホの中での位置づけは?Xperia 1 IIと比較
AQUOS R5GとXperia 1 IIを比較すると、防水性能やCPU、フルセグやおサイフケータイなど、多くの部分が同等に高スペックであることが分かります。Xperia 1 IIはOLED(=有機EL)ですが、先ほど解説したとおり、AQUOS R5GのPro IGZOも、液晶とはいえ見劣りするディスプレイではありません。
電池容量の面ではXperia 1 IIが勝っているものの、カメラの画素数や内部メモリの面ではAQUOS R5Gが優位です。
一概にどちらが良いということはできませんが、後から発売される5Gスマホと比較しても、AQUOS R5Gが充分戦えるスペックであることが分かります。
AQUOS R5Gの発売日・本体カラー
AQUOS R5Gの発売日は、docomoが2020年3月25日、auとSoftBankが2020年3月27日です。
既に店頭に実機が並んでいる所も多いかと思うので、実際の動きや見た目が気になる方は、一度来店してみることをおすすめします。
気になる本体カラーは、アースブルー・ブラックレイ・オーロラホワイトの3色。
しかしながら、3色全てを販売するのはSoftBankのみであり、docomoはブラックレイとオーロラホワイトの2色、auはアースブルーとオーロラホワイトの2色のみの発売となります。
AQUOS R5Gの価格
大手3社におけるAQUOS R5Gの価格は、それぞれ以下のとおりです。
docomo(SH-51A) | 111,672円 |
au(SHG01) | 129,145円 |
SoftBank | 129,600円 |
※価格は税込み表記です。
決して安くはありませんが、スペックを考えれば妥当な価格設定でしょう。
3社を比較すると、docomoが他の2社よりも約18,000円安い価格に設定しています。発売日と同様、docomoユーザーは少し有利に購入できそうですね。
また、各社購入サポートプログラムの対象機種となっているので、どのキャリアで購入しても、機種の返却で本体代の一部を相殺することができます。
一足早く5Gを体験しよう!ハイエンドなAQUOS R5G
5G対応スマホの中でも、比較的早めの2020年3月の発売となったAQUOS R5G。
しかしながら、その性能は今後発売される夏モデルにもまったく引けを取りません。過去モデルであるAQUOS R3と比較しても、あらゆる面がバランス良く底上げされました。
4眼カメラ・8K動画撮影対応でカメラ重視の方におすすめなほか、ゲーミングスマホとしてもかなり使い勝手がよさそうです。
source:AQUOS R5G スペシャルサイト|シャープ