WiMAX HOME 02のスペックや料金を解説!HOME 01やHOME L02との違いは?どこで契約するのがお得?

光回線・ルーター

WiMAXで契約できるWi-Fiサービスには、モバイルルーターの他にホームルーターがあります。

どちらも料金プランは同じですが、据え置きのホームルーターの方が電波を拾いやすい傾向にあるといわれています。

そんなホームルーターのラインナップに、2020年1月30日、新機種のWiMAX HOME 02が加わりました。

今回は、WiMAX HOME 02の特徴・スペック・価格などを解説します。HOME L02やHOME 01との比較も行いますので、ぜひ契約の参考にしてみてください。

WiMAX HOME 02の特徴

まずは、WiMAX HOME 02の特徴を解説します。

スマホアプリでより便利に

スマホアプリを利用することで、データ通信量や電波状態が簡単に確認できるようになりました。データ量の上限を設定しておけば、超えた場合にスマホに通知が出る機能も搭載されています。

さらにNECの「見えて安心ネット」を使えば、接続している機器の把握・ブロックも簡単。「こども安心ネットタイマー」では、お子さまのWi-Fi利用を制限することもできます。

Alexaと連携!音声でアップデートも

WiMAX HOME 02にはAlexaと連携できる機能が備わっており、音声指示で、データ通信量の確認や通信モードの切り替え、さらにはアップデートや再起動までできてしまいます。

WiMAX HOME 02と一緒に、スマートスピーカーの購入を検討してみるのも楽しそうです。

WiMAX HOME 02のスペック

つづいて、WiMAX HOME 02をご紹介します。比較できるよう、同じくWiMAXのホームルーターであるHOME L02・HOME 01についても、一緒に表にまとめました。

機種名 WiMAX HOME 02 Speed Wi-Fi HOME L02 WiMAX HOME 01
メーカー NEC Huawei NEC
寸法 約50×118×100mm 約93×178×93mm 約70×155×100mm
無線LAN規格 IEEE802.11ac/11n/11a(5GHz帯)

IEEE802.11n/11g/11b(2.4GHz帯)

最大同時接続数 20台

(+有線接続1台)

40台

(+有線接続2台)

20台

(+有線接続2台)

下り最大速度 440Mbps 1Gbps(LANケーブル利用時)

867Mbps(Wi-Fi利用時)

440Mbps
上り最大速度 75Mbps 75Mbps 75Mbps

WiMAX HOME 02とHOME 01の違い

HOME 02とHOME 01、どちらもNECが製造するホームルーターであり、名前からも分かるとおり、HOME 02がHOME 01の後継機種にあたります。

進化したポイントは、サイズ感と電波の繋がり。

HOME 02はHOME 01よりも約40%コンパクトになりました。

そして、2.4GHz帯と5GHz帯の同時利用、最適な周波数を自動で選択する「バンドステアリング機能」に対応。より安定した通信環境が期待できます。

さらに内部アンテナが強化されたことにより、電波の届くエリアが、HOME 01よりも約25%広くなりました。

唯一残念な部分があるとすれば、有線接続に使うLANポートが一つ減ってしまったことです。ただしこれは、Wi-Fiが普及した昨今ではあまり大きな問題にはならないでしょう。

これから購入するなら、機能が強化されたHOME 02がおすすめです。

WiMAX HOME 02とHOME L02の違い

WiMAXのホームルーターには、Huaweiが製造する「L」がつくシリーズと、NECが製造するアルファベットのつかないシリーズがあり、HOME L02とHOME 02はそれぞれの最新機種にあたります。

両者のスペックを比べると、通信の面では圧倒的にHOME L02が有利なことが分かります。最大接続台数は2倍、有線接続時の速度は約2.5倍、さらにWi-Fi接続時の速度も約2倍です。

発売時期的にはHOME 02の方が新しいものの、スピードや接続台数を重視する方には、HOME L02の利用をおすすめします。

ただし、アプリやAlexaとの連携など、機能面の便利さではHOME 02も負けていません。重視するポイントによって、どちらかを選択してください。

HOME 02は遅い?

ネット上で「HOME 02は遅い」という話題が上がっていましたが、これは実際に使っての感想というよりも、「HOME L02のスペックと比べると」という比較の話だと思われます。

確かにHOME L02の方がスペック的に優れている部分が多いですが、HOME 02も他のホームルーターと比べて大きく劣るスペックというわけではありません。

今後WiMAXでホームルーターの購入を検討する際は、「便利なHOME 02」と「スピード重視のHOME L02」、どちらかのほぼ2択になるかと思います。

WiMAX HOME 02 契約するならどの代理店が安い?

WiMAXには公式以外にも多くの代理店があり、価格競争を行っています。今回は、HOME 02に絞って、各代理店の月額・特典などを比べてみました。

代理店名 プラン月額 キャッシュバック 本体代 解約金
ギガ放題プラン 7GBプラン
とくとくBB 2か月間3,609円

3か月目以降4,263円

3,609円 31,500円 0円 端末発送月の翌月を1か月目として

24か月以内24,800円

25か月目以降9,500円

更新月無料

Broad WiMAX 3か月間2,726円

4か月目以降3,411円

24か月間2,726円

25か月目以降3,326円

なし 0円 課金開始月翌月を1か月目として

12か月以内28,500円

13~24か月目23,500円

25か月目以降9,500円

更新月無料

カシモ WiMAX 24か月間3,480円

25か月目以降4,079円

24か月間2,880円

25か月目以降3,379円

なし 0円 端末発送の翌月を1か月目として

12か月以内19,000円

13~24か月目14,000円

25か月目以降9,500円

更新月無料

BIGLOBE WiMAX 3か月間2,980円

4か月目以降3,980円

7,000円 19,200円 サービス開始翌月から12か月間

1,000円

YAMADA Air Mobile 3,880円 なし 15,000円 2年更新プラン

1,000円

3年更新プラン

9,500円

更新月無料

※全て税抜きかつ2020年1月30日時点の情報です。

キャッシュバック特典ならとくとくBB

HOME 02にキャッシュバック特典をつけている代理店は、とくとくBBとBIGLOBE WiMAXの2つ。月額はBIGLOBE WiMAXの方が安くも見えますが、機種代金をいれて考えるとむしろ高くなります。

キャッシュバックメインでHOME 02の契約先を選ぶなら、とくとくBBがお得です。

月額の安さならBroad WiMAX

今回あげた会社の中で、単純に一番月額が安いのは、Broad WiMAXです。料金設定も最安ですし、HOME 02の本体代もかかりません。

ただし、キャッシュバックも含めて考えると、Broad WiMAXの3年間の総額が120,741円(ギガ放題プラン)、とくとくBBの3年間の総額が120,660円(ギガ放題プラン)。とくとくBBの方が若干安くなります。

月額重視ならBroad WiMAX、総コストで考えるならとくとくBBを選ぶと良いでしょう。とくとくBBで契約する際は、キャッシュバックのもらい忘れがないようご注意ください。

WiMAX HOME 02は機能面が気にいった方におすすめ!

WiMAX HOME 02は、HOME L02と比べるとスペックに劣る面があるものの、スマホアプリとの連携やAlexaとの連携など、便利な機能を多数搭載しています。機能面が気にいった方は、購入を検討してみても良いのではないでしょうか?

契約するなら、キャッシュバックが多いとくとくBBか、月額の安いBroad WiMAXがおすすめです。