スマホの動作をおかしくしたり、自分や連絡先の情報の流出につながる「ウィルス」。
こんなこともスマホでできる!って思ってインストールすると面倒なことになってしまいそうですよね。
実はスマホにとって「ウィルス」は無縁の存在なんです。
今回は「スマホにとってのウィルス」を解説します!セキュリティの心配がなくなればスマホにとっていいことずくめ!
スマホが重たくなる現象から軽減されて、余計な心配や負担のなくなる今回の記事、ぜひ最後までご覧下さい。
目次
そもそもウィルスって何なの?
もともとはパソコン上で個人情報を盗んだりする実質的なソフト。
いやがらせをして「こんなことしてやったぜ!」という愉快犯的なソフトウェアで、一見便利に見えるソフトに混在してパソコン本体から本人の情報を脅かすタチの悪い存在です。
みなさんも自分が被害にあうのはもちろん、仕事などの影響を考えてセキュリティにはかなり気を使っていることでしょう。その反面で、脅かすことで儲けている「セキュリティビシネス」というソフトやサービスも存在しています。
マルウェアとウイルスは違うの?
「マルウェア」とは、ウィルスを含むスマホなどコンピューターに害を与えるソフトをまとめた総称のこと。
有名な「トロイの木馬」や「ワーム」なども全て「マルウェア」に含まれています。
ウイルスという言葉は、もともと人体へ影響を与える病原菌をパソコンに例えた「コンピューター・ウィルス」が語源で、正式な名称が「マルウェア」ということです。
スマホにウイルスの心配はいらない?
ウィルスなどマルウェアのやっかいな所は、コンピューター内部のプログラムに進入して書き換えたり、増殖して本体をダメにしてしまいます。
スマホはパソコンの「ソフト」と違い「アプリ」を利用します。
アプリでは、プログラム内部の侵入はできません。本来ならウイルスの心配はいらないのです。
スマホの調子を悪くしたり、内部の個人情報を盗み出すためには必ず「ユーザーの許可」を得て電話帳など他のアプリと連携という手順をたどっています。
自動的に感染するわけではなく、電話帳やSNSといった個人情報につながる他のアプリとの連携許可している項目をチェックしていれば、問題ありません。
怪しいアプリやWifiスポットへの接続などは極力避けて、おかしいと思ったら重要なアプリに連携されていないか?をチェックしましょう。
ウイルス感染の警告ページ!どうすればいい?
Webページを見ていると突然表れる「ウイルス感染の警告ページ」。
「2個検出されました」や「4つのウイルス」など具体的な数字や機種名が表示されるので、信じてしまいそうですよね。
実際にクリックすると特定のセキュリティアプリのダウンロードページへ誘導されます。こちらはまったく根拠のないウソの警告で「Fake AV」や「Fake Alart」という手口。
ダウンロードしたセキュリティアプリが悪さをする場合もあります。
こちらはウイルスなどとは関係なく、Webページに見えずらいポップアップ広告があり、そこをクリックすると表示されます。
対策はある?
まともなwebページで被害にあうことは少なく、怪しい情報やプレゼントや儲け話で誘導されたりといった流れで被害にあうようです。
対策としては、怪しい情報だけを閲覧するためのブラウザアプリを用意しておきましょう。
「google chorome」以外にも無料で便利なブラウザアプリはたくさんあります。
対処法としては、
- メインのブラウザ以外に使い分ける
- 被害にあったらページを閉じる、またはブラウザごとアンインストールする。
警告ページがでたら触らずに、ブラウザごと操作すれば他のアプリへの連携や誘導されずに対処できます。
危険なスマホの乗っ取りはどうすれば?
遠隔操作でスマホを操る「乗っ取り」は「ハッキング」という手口で、アプリやWiFi接続から乗っ取られるというものです。
過去にはLINEやTwitterの乗っ取りによる被害報告も多く見られましたが、アプリのセキュリティの向上によって心配はほぼいらなくなりました。
スマホの乗っ取りは、スマホ自体が遠隔操作で乗っ取られるということの被害はあまりなく、実際は他のパソコンなどから「アカウントを乗っ取った」という内容で行われたもの。
アプリやスマホ自体を乗っ取ろうとした場合は、直接端末に触れる必要があるので、ほとんどは周りの人間のしわざなのです。
指紋認証など生体認証を確実に行い、知らない人にスマホを操作させないようにしましょう。
WiFiスポットから乗っ取られる!?
万が一、ありえるとしたらWiFiによる侵入の手口です。
ですが、たくさんの人が接続しているWiFiから侵入されるということはありません。
スマホに接続されるWiFiスポット自体が「罠」になっていて接続したスマホが乗っ取られる。といった手口です。
有名な公共のWiFiスポットで心配する必要はありませんが、公共のアンテナ名に似せた表示をさせたりすることも考えられます。
対処法は?
罠であるWiFiは、鍵マークのないパスワード不要のアクセススポットを装っています。スマホが勝手にWiFi接続しないように「自動接続」はOFFにしておきましょう。
お店のWiFiもアンテナ名やパスワードのある会員制やアクセスの表示をきちんと確認していれば、まず心配はいりません。
スマホのセキュリティは不要?
いかがでしょうか?スマホのセキュリティは進歩しているので、過剰に心配する必要はありません。
- アプリのインストールやアクセス
- 連携の許可
- 情報の入力
必ずこの動作から行われるので、怪しい!と思ったら許可もせず、アプリやページを疑うようにしましょう。
乗っ取りやハッキングに対しても、勝手な侵入はまず不可能で必ず周りの人間の操作による被害です。
怪しげな利用は避けていれば、心配は要りません。
必要があれば、すぐに対応できるように気をつけていれば、被害にあうこともないはずです。
もしセキュリティアプリを利用する場合は、有名なもので評価の高いものを利用しましょう。