世界中の人と気軽に交流ができるTwitter。情報収集や情報の拡散にもとても便利ですよね。
数多くのフォロワーがいたり、いいねやコメントなどの反応が多かったりすると、アカウントの影響力がとても大きくなり有益なTwitter運用ができるようになります。
しかし、思ったようにフォロワーが増えなかったり、検索に表示されなかったりすると、Twitterに何か制限がかけられているのではないか?と不安になってしまう方もいると思います。
そこで今回はTwitterのシャドウバンの内容や、シャドウバンのチェック・確認・解除方法をご紹介します。
目次
Twitterのシャドウバンとは
Twitterのシャドウバンとは、ユーザーが気づかないうちにアカウントに何かしらの制限がかけられることです。
明らかにTwitterの規約に反した行為をして、アカウント停止などの措置が取られる場合はTwitterから通知が届きます。
しかしシャドウバンの場合は、アカウントは通常に利用ができているけれども、検索結果に表示されなかったり、フォローされにくかったり、コメントがつきにくかったりします。
なお、Twitterヘルプセンターの記事によるとシャドウバンの存在を否定していますが、実際に何かしらの制限をかけられている方が数多く存在するようです。
Twitterヘルプセンター:Twitterについての誤解の真相
次章で紹介するシャドウバンをチェックできるサイト「Shadow Ban Checker」によると、シャドウバンは、以下の4種類に分類されています。
- Search Ban(サーチバン)
・・・設定のオン/オフに関わらず検索結果に表示されなくなる - Suggest Ban(サジェストバン)
・・・#タグを含む検索で、検索結果に表示されなくなる。ただし本人と「センシティブな内容を含むツイート」の表示を許可しているユーザーには表示される。 - Ghost Ban(ゴーストバン)
・・・リプライの一覧にコメントが表示されなくなる。 - Reply Deboosting(リプライデブースティング)
・・・リプライが「返信をさらに表示」を押さないと表示されないようになる。
Twitterのシャドウバンをチェック・確認する方法
Twitterのアカウントがシャドウバンされているかもしれないと感じる方は以下の方法でチェックをすることが可能です。
専用のサイトで確認する
Twitterがシャドウバンされているか確認できるサイトが複数存在します。
今回はその中から「ShadowBanChecker」というサイトを利用して、シャドウバンされているかチェックする方法をご紹介します。
動作確認端末:Galaxy A53 5G(Androidバージョン:13、One UIバージョン:5.0)
動作確認アプリ:Chrome(アプリバージョン:114.0.5735.131)
- 「ShadowBanChecker」にアクセスする
- テキストボックスをタップする
- Twitterのユーザー名を入力し「Check!」をタップする
シャドウバンがされていない場合はすべての項目に「✓」マークがつきます。
シャドウバンされている項目がある場合は、該当項目に停止マークがつきます。
アカウントが非公開(鍵アカ)や凍結されている場合は、「@ユーザー名 has been protected.」と表示されます。
Twitterの検索機能で確認する
専用サイトを利用する以外では、Twitterの検索機能を利用して確認する方法もあります。
「from:ユーザー名」で検索する
「from:ユーザー名」で検索すると、通常はそのアカウントのツイートが検索結果として表示されます。
もし検索結果に表示されなかった場合は、シャドウバンされている可能性があります。
ただし検索対象のアカウントからの検索だと、シャドウバンされていても検索結果に表示される可能性があるため別のアカウントから確認するようにしましょう。
from:ユーザー名 -filter:safe
過去にしたツイートが「センシティブな内容」とTwitter側に判断された場合には、シャドウバンされてしまう可能性があります。
「from:ユーザー名 -filter:safe」で検索すると、センシティブな内容と判断されたツイートが検索結果に表示されます。
ただし検索対象のアカウントからの検索だと、検索結果に正常に表示されない可能性があるため別のアカウントから確認するようにしましょう。
シャドウバンが見えるようになる?
Twitter社は、2023年4月にTwitterの規約違反により制限をかけているツイートに以下のラベルをつけると発表しました。
「visibility limited: this Tweet may violate Twitter’s rules against Hateful Conduct.」
(閲覧制限:このツイートはTwitterのヘイト行為禁止規定に抵触する可能性があります。)
このラベルは対象アカウントユーザー本人とツイートを見ている他のユーザーに表示されます。
こちらのラベルが付けられると、ツイートが検索結果から表示されなくなるなどの制限がかけられます。
We’ve heard from many of you that you want to know what Freedom of Speech, Not Reach looks like in practice. This is the label that’ll be displayed when we’ve limited the visibility of a Tweet. Keep the feedback coming! https://t.co/AUYDP2kYPi pic.twitter.com/BaJuSfcz0q
— Twitter Safety (@TwitterSafety) April 17, 2023
Twitterのシャドウバンの解除方法
Twitterのアカウントがシャドウバンされる原因として、以下のことが考えられます。
- 同一のツイートやリプライを大量に繰り返す
- いいね!やリツイートを短時間で大量にする
- 短時間で大量にフォローする
- Twitterの規約に違反している
- センシティブな内容をツイートしている
短時間に同一の操作を繰り返してしまうと不審なアカウントと判断されてしまう可能性があります。
シャドウバンが解除されるまでツイートやリプライ、いいねやリツイートなどの操作を控えるようにしましょう。
原因となっているツイートを削除する
Twitterの規約違反になるツイートやセンシティブな内容のツイートなど、思い当たるツイートがある場合は該当のツイートを削除しましょう。
削除してもすぐに反映されない可能性もあるため、しばらく時間を置いてから再度シャドウバンされているかチェックしてみてください。
削除しても解除されない場合は、Twitterのサポートセンターへ問い合わせすることもご検討ください。
Twitterに問い合わせする
シャドウバンの原因がわからない場合や、シャドウバンされたことに対して不服である場合はTwitterのヘルプセンターに問い合わせしてみましょう。
Twitterへの問い合わせ方法は以下の通りです。
動作確認:Twitter(アプリバージョン:9.93.0-release.1)
- Twitterを起動する
- 「アカウント」アイコンをタップする
- 「設定とサポート」をタップする
- 「ヘルプセンター」をタップする
- 「メニュー」をタップする
- 「お問い合わせ」をタップする
- 「Twitterに関するご意見やご感想」をタップする
※2023年6月17日現在「Twitterに関するご意見やご感想」をタップするとヘルプセンターのトップに戻ってしまいます。
なおヘルプセンターに問い合わせた場合でも、制限が解除されない場合や返信が返ってこない可能性もありますのでご了承ください。
シャドウバンされてるかもと思ったら対策を!
シャドウバンの内容や、確認・解除する方法はわかりましたか?
以下が今回の記事のまとめです。
- シャドウバンは特に通知がなく気付かないうちに制限がかけられている
- シャドウバンは4種類にわかれている
- シャドウバンされているかは、専用サイトや、Twitterの検索コマンドで確認できる
- シャドウバンされている可能性がある場合は、該当のツイートを削除するかTwitterのヘルプセンターに問い合わせる
もしいつもよりもフォロワーの反応が少ないなど、シャドウバンされている可能性がある場合は、今回のご紹介した方法でチェックや対策をしてみてください。