MVNO業者含め他社に乗り換える際に、機種も一緒にその業者の物に変えてしまうと機種代金がかかってしまいます。
そこでスマホ端末を他事業者でも同じ機種で使えるようにSIMロック解除をしておくのが基本です。
今回はソフトバンクの機種を使っている人を対象にSIMロック解除をする方法をご案内します。
目次
ソフトバンクの機種でSIMロック解除をする方法は?
ソフトバンクで販売している機種でSIMロック解除をする方法は主に2つです。
一つはソフトバンクショップで行う方法、もう一つはパソコンやスマホ上からMy SoftBankにアクセスしてSIMロック解除を行う方法です。
それぞれに条件や内容が変わりますので、ひとつずつ見ていきましょう。
ソフトバンクショップで行う方法
まず街中にあるソフトバンクショップで行う方法です。ショップの店員がSIMロック解除を行ってくれるので操作に不慣れな人でも可能というのがあります。
My SoftBankで行うのと違いSIMロック解除後のSIMカードを用意する必要がありません。
そのかわり、店頭で行うので3,000円の手数料がかかる有料のサービスです。
My SoftBankで行う方法
続いてパソコンやスマホ上からMy SoftBankにアクセスして行う方法です。
SIMロック解除の手続きを全て自分自身でやる必要があるので、少し難易度は上がりますが店頭でやる方法と違い手数料がかかりません。
店頭で行う場合もMy SoftBankから行うどちらの場合でも、最終的に解除キーというのが発行されます。
その解除キーを手書きのメモ等に控えておき、新しいSIMカードを挿し込んだ時に入力する事によりソフトバンクで使っていたスマホが他社のSIMカードで引き続き利用が可能です。
店頭での操作を介さないので無料でSIMロック解除が可能ですが、今後SIMロック解除後に利用するSIMカードが必要です。
詳細な手順は以下URLから確認して下さい。
参照URL: ソフトバンク公式サポートページ
SIMロック解除できる条件は何か?
SIMロック解除を行うにはいくつかの条件があります。その条件を満たさなければSIMロック解除出来ないので合わせてご案内します。
ソフトバンクの機種でSIMロック解除を行う条件は以下の通りです。
- SIMロック解除を本人が行う事
- 2015年5月以降に発売されたSIMロック解除機能を搭載している機種である事
- 前回の機種交換から101日目以降である事
以上の条件がSIMロック解除の条件です。
SIMロック解除できない条件とは
SIMロック解除が出来ない条件は主に以下5点です。
- 2015年5月以前に発売されたSIMロック解除機能が無い機種
- 機種代金を分割支払い中、且つ購入して100日以内の場合
- 機種代金を一括支払い中だがまだ一括支払いの支払い確認が取れていない場合
- ネットワーク利用制限製品の場合
- ソフトバンクを解約して90日以上が経過している場合
基本的に機種代金を一括で支払い済みでしばらく日が経っていればSIMロック解除できますが、解約してしまった場合が注意が必要です。
解約して90日以上だと店頭でもMy SoftBankでもどちらでもSIMロック解除ができません。
解約して長らく放置していた機種をSIMロック解除して格安MVNO業者で利用しようと思ったら期限切れ…という事態もありえます。
SIMロック解除を考えているなら解約の時期に注意しておきましょう。
ソフトバンクの機種のSIMロック解除はお手軽とはやや言い難い
SIMロック解除は契約中でも可能ですが、解除後に利用するMVNO業者のSIMカードが必要なのでMy SoftBankで気軽に…という訳には行きません。
ソフトバンクショップ店頭で行う場合も手数料がかかりますので、SIMロック解除の手続きは実質他の業者に乗り換える前後に行うことになります。
今の機種を引き続き利用したい場合は、忘れないよう必ずSIMロック解除をしておいて下さい。