皆さんのご家族の方に3Gのガラケーを今でも使っている方はいらっしゃいますか。
シニア世代でもスマホを持つ割合が多くなっている中で、通話しかしないからや丈夫だという理由で10年以上同じ機種を使っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方にとっては死活問題となりうるのが3Gサービスの終了です。
いくら本体が大丈夫でも3Gの電波自体が飛ばなくなってしまうとその携帯電話は全く機能しなくなってしまいます。
今回はSoftbankの3Gサービスが終了する時期などについてお話をいたします。
もしもご自身やご家族の方で3Gガラケーや3Gスマホを使っている方の参考になればと思います。
3Gサービス終了時期
執筆時点(2019年5月)ではSoftbankの3Gサービス終了日は明確に発表はされておりません。
ですが、他キャリアのサービス終了が2020年代に行われる見込みとなっておりますので、Softbankも同様の時期に終了をするのではないかという見方が強くなっています。
一部3Gサービスはすでに終了
Softbankではすでに3Gサービスのうちの一部の通信帯域を使用したサービスはすでに終了しています。
終了しているのは、
1.5GHz 3Gサービス(ULTRA SPEED):2017年3月31日に終了済み
1.7GHz 3Gサービス:2018年1月31日に終了済み
がすでに終了となっています。
なのでこれに該当する機種はすでに使用不可となっています。
終了となってから1年以上が経過していますので、現状まだ持っているという方はいないと思います。
ですがもしも突然携帯電話で連絡が取れなくなった方がいれば、もしかしたらこのサービスに該当していたのかもしれないですね。
参考:一部の3Gサービス終了について|Softbank公式ホームページ
3Gサービスの一部が利用できなくなる
Softbankが3Gサービスについて明確に発表しているのが、2019年11月末日に対象の3Gケータイや3Gスマホの一部機能が使えなくなるということです。
使えなくなるのは
- GPS
- MMSの送受信
- ワンセグの視聴
- カメラ機能
- 時計の自動調整
- 天気サービス
などの機能が使えなくなってしまいます。
利用できなくなる理由としては、インターネット上の情報の保護システムを最新にするために、古いシステムを使っている機種や古いシステムにしか対応していない機種の利用を停止するというのが理由のようです。
GPSは自動的に使えなくなるようですが、他のMMSやカメラなどはネットワークの自動調整を行うと利用できなくなるようです。
ネットワークの自動調整は中のUSIMを抜き差ししたり、電源の再起動などで行われます。
なので2019年11月末日になったらすぐにこれらの全てが利用できなくなるというわけではなさそうです。
また、通常の音声通話やSMSは通常通り使用できるようですのでご安心ください。
対象の機種などは下記のSoftbankのホームページに記載がありますので、ご自身の機種やご家族の機種が該当しているかどうかは型番を調べてみましょう。
参考:サーバ証明書切替による3G端末影響告知|Softbank公式ホームページ
3Gサービスからの切り替えはキャンペーンを利用しよう
3Gサービスの終了日は明確にはなっていませんが、携帯キャリアでは3Gからの切り替えを推進してます。
ただサービスが終了するから新しい機種を買ってくださいと言われて新しくする方はなかなかいないと思います。
そこで携帯キャリアではお得に3Gサービスから切り替えられるようなキャンペーンを展開しています。
Softbankでは以下のようなキャンペーンがあります。
・事務手数料(3000円)が無料
・スマホスタート割
・iPhone XR ハッピープライスキャンペーン
というものがあります。
変更前も変更後も対象機種である必要はありますが、全て適用されると
事務手数料がかからず、新しい機種の本体代金が21,600円割引となるようです。
事務手数料無料キャンペーンは2019年11月30日までとなっているようですので、お得なうちに機種を変えられてみてはいかがでしょうか。
参考:iPhone XR ハッピープライスキャンペーン|Softbank公式ホームページ
最後に
今回はSoftbankの3Gサービスがいつ終了してしまうのかについてご紹介をいたしました。
いかがでしたでしょうか。
まだ明確にはなっていませんが、終了すること自体に変更はないかと思いますので、お得なキャンペーンがあるうちに機種を新しくされることをお勧めいたします。
ですが機種を新しくすることで月額が高くなったりしないかと不安になる方はお近くのショップで一度ご相談されてみてはいかがでしょうか。