楽天が発行しているクレジットカードの1つに「楽天ゴールドカード」があります。
通常の楽天カードは持っているけれど、楽天ゴールドカードにするとどのような特典があって、どうお得になるのか気になりませんか?
そこで楽天ゴールドカードの特典について解説します。わかりやすくなるように楽天カードと特典内容を比較したところ、切り替えることで得られるメリット・デメリットも見えてきました。
楽天カードから楽天ゴールドカードへ切り替えるときの参考にしてみてください。
目次
楽天ゴールドカードの特典内容
楽天ゴールドカードを持っていることで受けられる特典は5つあります。それぞれの詳細を見てみましょう。
ポイント還元率アップ
楽天ゴールドカードにすることで、楽天市場での買い物がお得になります。
通常の楽天カードで買い物をした場合、最大3倍のポイントが還元されるのに対し、楽天ゴールドカードでは最大5倍にアップ。
楽天カードを使って買い物をするより、ポイントが貯まりやすくなるのでお得です。
貯めたポイントは楽天市場内で使うのはもちろん、実店舗でも利用できます。楽天ポイントカードの提示でポイントを使った買い物や、楽天ペイでポイント充当した決済も可能です。
また楽天モバイルの基本料金の支払いにも充てられるので、貯めたポイントを使ってスマホ代の節約も叶います。
空港ラウンジを利用できる
楽天ゴールドカードを持つと、国内外の空港ラウンジを無料で利用できるようになります。利用回数は年に2回までですが、旅行や出張などのときにゆったりしたひと時を過ごせますよ。
利用できる場所は、以下のとおりです。
- 国内空港ラウンジ:成田国際空港や羽田空港など、国内の主要空港
- 海外空港ラウンジ:ダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ)、仁川空港(韓国)
利用できる空港の詳細については、楽天ゴールドカード公式サイトに記載があります。確認した上で利用しましょう。
空港ラウンジの使い方
空港ラウンジの使い方は、楽天ゴールドカードと当日航空券または半券の提示で利用できます。家族カードを持っている場合でも、同じ条件で利用可能です。
けれども、カードを持っている人の特典のため、同伴者の利用は料金が発生する点には気を付けましょう。
また年に3回目からの利用も、それぞれの空港ラウンジで定める一般料金の支払いが必要です。
ETCカードが無料で持てる
楽天ゴールドカードではETCカードが永年無料で利用できます。通常の楽天カードだと年会費が550円かかりますので、その分お得になりますね。
ETCカードを利用して高速道路を走れば、利用額に応じて楽天ポイントが貯まります。
100円につき1ポイントが還元されるので、頻繁に高速道路を利用するならお得です。家族旅行など、車の長距離移動をするときにも使ってみてください。
トラベルデスクを利用できる
海外旅行へ行くとき、なにかと不安を感じることはありませんか?そんなときでも楽天ゴールドカードがあれば、トラベルデスクを利用できるので安心です。
ニューヨークやホノルル、上海、パリ、ミラノなど、世界38拠点の現地デスクが使えるようになります。
たとえば、
- パスポートやクレジットカードを紛失してしまった
- 観光情報を教えてほしい
- レストランやツアーの予約をしたい
などの相談やサポートをしてくれます。トラベルデスクがあると慣れない海外旅行も心強いですね。
楽天カードと楽天ゴールドカードの比較
お得で便利な特典付きの楽天ゴールドカードですが、楽天カードと比べてどう違うのでしょうか。それぞれを比較してみましたので、以下の表を参考にしてみてください。
なお、記載の料金はすべて税込みです。
種類 | 楽天カード | 楽天ゴールドカード |
年会費 | 永年無料 | 2,200円 |
ブランド | Mastercard・Visa・JCB | |
タッチ決済 | Mastercard・Visaのみ | |
ポイント還元率 | 100円につき1ポイント | |
楽天市場のSPUポイント倍率 | 最大3倍 | 最大5倍 |
ETCカード | 年会費550円 | 永年無料 |
利用可能枠 | 最高100万円 | 最高200万円 |
空港ラウンジ利用 | - | 月2回まで |
海外旅行保険 | 最高2,000万円 | |
楽天Edy | 〇 | |
楽天ポイントカード | 〇 | |
家族カード | 永年無料 | 1人550円 |
切り替えるとグレードアップする部分もありますが、意外と共通しているところもあることがわかりますね。2つを比較してわかったメリットとデメリットを以下で解説します。
楽天ゴールドカードに切り替えるメリット
楽天カードから楽天ゴールドカードに切り替えるメリットは、どのようなところにあるのでしょうか。詳細を見てみましょう。
受け取れる特典が多くなる
楽天ゴールドカードにすると、楽天カードより受け取れる特典が多くなります。
楽天市場での買い物のポイント倍率がアップしますし、空港ラウンジを利用できるのもメリットです。
安い年会費でゴールドカードを持てる
楽天ゴールドカードの年会費が安い点にも注目しておきましょう。
ゴールドカードというと、年会費が高額なイメージがありませんか?たとえば年会費の一例を挙げてみると、
- Amazon Mastercard ゴールド:11,000円
- dカードゴールド:11,000円
- JCBゴールド:11,000円
といったように、カードによって1万円以上の年会費がかかるものもあります。しかし、楽天ゴールドカードなら年会費はたったの2,200円です。
安い年会費でゴールドカードを持てるのは嬉しいですね。
楽天ゴールドカードに切り替えるデメリット
楽天ゴールドカードのメリットがある一方、デメリットになる部分もあります。申し込み前に確認しておいてくださいね。
どうしても年会費がかかる
年会費が安く済む楽天ゴールドカードですが、どうしても年間2,200円は発生してしまいます。
しかも家族カードを追加した場合、1人につき年会費550円が追加されます。楽天カードでは永年無料で使えるのに対し、楽天ゴールドカードの家族カードは有料になってしまうのです。
とはいえ、ポイントの還元率が高くなったり、空港ラウンジが無料で使えたりすることを考えると、納得の範囲ではないでしょうか。
楽天市場の買い物が少ないと損する可能性がある
年会費を払うならば、最低でも2,200円以上は元を取りたいと思うのが人の心理です。
けれどもお得にポイント還元されるのは、楽天市場での買い物のみになっている点には注意が必要です。実店舗などで楽天ゴールドカードを使って支払いした場合、カード利用ポイントの1%分しか付きません。
楽天市場で頻繁に買い物をする人にはメリットがありますが、時々しか利用しない人にとっては年会費を払った以上のリターンが得られない可能性があります。
年会費を払っても、受け取れるポイント数のほうが少なければ、切り替えずに楽天カードのまま利用するのがおすすめです。
楽天ゴールドカードのキャンペーン情報
2020年5月24日現在、楽天ゴールドカードでは「新規入会&1回利用で5,000ポイントプレゼント」キャンペーンを実施中です。楽天ゴールドカードを申し込んでキャンペーンの条件を満たすと、最大5,000ポイントがもらえます。
5,000ポイントの内訳は、
- 新規入会特典:2,000ポイント
- カード利用特典:3,000ポイント
です。
新規入会特典のポイントを受け取るには、楽天e-NAVIに会員登録したあとに受け取り申請が必要です。
一方のカード利用特典は、カード申込日の翌月末までに1円以上の利用が必要です。さらに口座振替設定も必要ですので、忘れないうちに登録しておきましょう。こちらは、楽天カードからの切り替えも対象です。
なお、もらえるのは期間限定ポイントで、進呈日の翌月末が失効期限です。気付いたら失効していたことのないように、受け取ったら早めの利用がおすすめです。
楽天ゴールドカードの申し込み方法
楽天ゴールドカードは、20歳以上で安定収入がある人であれば申し込みが可能です。楽天カードからの切り替えはもちろん、いきなり楽天ゴールドカードに申し込むこともできます。
以下で紹介するのは、楽天カードから楽天ゴールドカードへ切り替える方法です。参考にしながら申し込みをしてみてくださいね。
- 楽天ゴールドカードのWebサイトへアクセス
- 「カンタン申し込み」をタップ
- 楽天IDでログイン
- 楽天e-NAVIにログイン
- 表示された情報を確認する
- 「楽天ゴールドカード基本情報の入力画面へ」をタップ
- 必須事項を入力
- 「入力内容の確認へ」をタップ
- 利用規約に同意するチェックを入れる
- 「お申し込みを完了する」をタップ
- 新しいカードが届いたら旧楽天カードはハサミを入れて破棄
個人情報は楽天IDに紐づいていますので、多くの情報を入力せずに切り替え手続きは完了します。
楽天ゴールドカードは、楽天市場での買い物をメインで利用している人にはメリットが大きいクレジットカードです。さっそく切り替えをして、お得な買い物を楽しんでみてくださいね。
source:楽天ゴールドカード