2018年7月20日に発売予定だったHTCの新型Androidスマートフォン「HTC U12+(プラス)」の発売日が、28日に延期となりました。海外では2018年5月23日にリリースされていますが、その機能は2018年の夏モデル中でも注目を集めるハイスペック機種になっています。
現在はMVNOの格安スマホとSIMフリーモデルが通販サイトなどで購入できるようですが、auの夏モデルの追加機種「HTV34」として8月上旬以降に発売がウワサされています。
今回は、デュアルカメラの戦いと表現される2018年夏モデルの中でも最強かも!?と、ウワサされる「HTC U12+」のスペックや内容を紹介します!
目次
HTC U12+とは
日本の3大キャリアからはauの2017年夏モデルとしてリリースされた「htc U11 HTV33」の後継上位モデルです。
高い評価を受けたデュアルカメラや高機能なスペックが前評判も高く「Galaxy S9+」、「Xperia XZ2 Premium」の手強いライバルとなりそうな「HTC U12+」とはどのような機種なのでしょうか。
スペックを一覧で確認!
まずはその「HTC U12+(プラス)」高機能なスペックを一覧で見てみましょう。
OS | Android 8.0 |
サイズ | 縦157mm×幅74mm×厚み8.7mm |
重さ | 188g |
CPU | Snapdragon846(オクタコア) 2.8GHz x4 +1.7GHz x4 |
RAMメモリ | 6GB |
本体ストレージ | 128GB |
対応SDカード | microSDXC(最大400GB) |
バッテリー容量 | 3,500mAh |
ディスプレイ | 6.0インチ(1,440×2,880) |
アウトカメラ | 1,200万画素(広角)+1,600万画素(望遠) |
インカメラ | 800万画素+800万画素 |
2018年夏モデルのハイスペックモデルの中でも、見劣りしない高機能なスペックを備えてカメラ機能やストレージなどでは抜きん出た機能も持っています。
ここからはその魅力あふれる機能の詳細をご紹介していきます!
4つのレンズを採用したダブル・デュアルカメラを搭載
2018年夏モデルはデュアルカメラの戦いと表現されるほど、高機能なカメラ機能を持ったモデルが発表されていますが、「HTC U12+」はアウトもイン側もデュアルカメラを搭載しています。
アウトカメラは1,200万画素の広角レンズ+1,600万画素の望遠レンズと他のモデルと比較しても高いレベル。国際的カメラ評価機関「DxOMark」では同じデュアルカメラの「GalaxyS9+」を抜き、2018年夏モデルで注目された3眼レンズを搭載した「Huawei P20 Pro」に次いで2位の高評価を受けています。
望遠1,600万画素のレンズとの組み合わせにより美しいズーム写真撮影ができ、背景のボケを操作できる「ポートレートモード」や暗い場所や眩しい逆光をコントロールできる「HDRブースト2」により、誰でも高級一眼デジカメのようなキレイな撮影ができるようになっています。
また最近の自撮りブームにも大きく役立つインカメラにも、800万画素+800万画素のデュアルレンズを搭載。アウトカメラと同じ様に背景ボカしもできるという自撮りに関しては、最強のカメラと言えるでしょう。
外観とデザイン
狭額縁ベゼルの縦長6インチの大型ディスプレイは、Quad HD+による537ppiの細かいドットピッチで高画質とノイズキャンセル機能など細かなチューニングが可能な「HTC Uソニック・ハイレゾ」などこだわりのオーディオ機能により、映画など動画再生も高いレベルの再現が期待できます。
前期モデル「U11」より2mmほど横幅も狭くなり、ライバル機種の「GalaxyS9+」や「P20 PRO」とほぼ変わらないサイズです。物理ボタンはなく右サイド部の電源とボリームボタンも触感式センサーになっていて、振動によるクリック感を表現されています。
カラーバリエーション
角度の光加減で色合いが明るいピンクや、濃いピンクゴールドなど変化が楽しめるフレームレッド、機能的な内部回路が透けて見えるシースルーのトランスルーセントブルー、セラミックブラックの3色展開です。
取り扱いのキャリアによって発売されている色は違うようなのでご注意下さい。
触る、握るで操作ができる「エッジセンス2」
前期モデル「U11」でも採用されていたエッジセンスが進化しています。
今まではGoogleアシスタント起動くらいでしたが、「エッジセンス2」では本体を握ることでアプリ起動やカメラのシャッターを切るなど、片手で様々な操作ができる機能になっています。
長押しならず、長握りや短く握るなどの操作ごとに機能を個別設定もできるようになっていて、直感的な操作が可能になっています。
注目の高機能スペック
CPUは「Snapdragon 845」で内部メモリ6GBの高機能スペックを搭載して、ストレージも128GBの大容量で「P20 PRO」と並ぶ高性能の上、microSDXCカードも最大400GBまで対応できます。
ライバル機種の「GalaxyS9+」や「P20 PRO」は外部メモリー非対応のため事実上最強スペックと呼べる高機能を備えています。
国内仕様は全部入りの利便性
セキュリティは背部の指紋センサーの「指紋認証」とカメラの「顔認証」にも対応。
高い防水・防塵性能もあり、Felicaとおサイフケータイ機能も対応しています。
気になる点は
当然という気もしますが、ワンセグ/フルセグのTV機能がありません。他のハイスペック機種同様に、イヤフォンジャックもなし。
Quick Charge4.0対応で0%からフル充電が約100分という短時間で可能なのですが、バッテリーが3,500mAhのため高性能が災いしてか「持ちが悪い」といった印象もあるようです。
HTC U12+はどこから購入できる?
2018年7月22日現在、SIMフリーモデルがAmazonなど通販サイトなどでは、9万5000円前後の価格帯で販売される見込みのようです。
MVMOの格安スマホ系の発表されている価格はこちら
- 楽天モバイル 分割 4,041円x24回 一括 96,984円
- IIJmio 分割 4,212円x24回 一括 99,360円
- NifMoでは8月上旬のため未発表
- auからHTV34として8月上旬以降に発売?
auから発売が決定すると、XZ2PuremiumやGalaxy S9+などハイスペックなライバル機種との販売台数がまた楽しみですね。