2018年7月14日よりAndroidの一部機種(KYV37やSHV31等)にてPlayストアやYouTube含むGoogle関連アプリがタップしても開けないという事象が発生しています。
Twitterでは異常が発生したユーザーからの声がどんどん上がっており、筆者自身も手持ちのAndroidスマホにて同様の現象が起きたのを確認しました。そこで今回はどういった異常が起きているか、行った対処法をまとめてみました。
ただ、残念なことに結論から申し上げると
『様々な手を打ったが改善されずGoogleからのアップデート待ち』となってしまいましたが…。
現状起きている症状は以下の通り
・Playストア、Chrome、YouTube等のGoogle関連のアプリが開けず延々と読み込み中となる。
・電池の減りが異常に早く、スマホ本体が発熱している。
・Chrome以外のブラウザアプリ(Yahooブラウザ等)でもインターネット接続できないor接続出来ても接続速度が遅い。
・EメールやLINE等の他のネット回線を使うサービスは問題なく使える。
・全体的にアプリの処理が遅い
と、いった症状が起きているようです。
厄介なのが全ての症状が起きるのではなく、一部の症状が起きている事もあります。
確認した事例ですと、ChromeとPlayストアは開けないがYouTubeは再生できるケースや
Googleアプリから検索は出来るが、それ以外のGoogle関連アプリは軒並み壊滅…といったケースもあります。
原因と対処法は何か?
はっきりとした原因は今の所不明です。
しかし、7月14日から一つの機種のみならず、メーカーを越えて複数機種で発生している事から
端末起因ではなく、Google関連で何らかのトラブルが起きている可能性があります。
私自身の調べた範囲内では、以下の機種で症状を確認しています。
・KYV37(京セラ)
・SHV31(シャープ)
・SHV32(シャープ)
ただし上記3機種全てに症状が出ている訳ではなく、従来どおりに使用できる端末もあるので明確な対処法も無いのが現状です…。
様々な手段を尽くすが改善されず…。
症状が出ているAndroidスマホ(KYV37:ソフトウェアバージョンは最新版)で、以下対処を試みましたが改善はされませんでした。
・設定アプリからキャッシュの消去とタスクの消去
・電源再起動
・Wi-FiのON/OFF(Wi-Fi回線と4G回線どちらでも症状有を確認)
・熱暴走を考慮し、30分ほどスマホをシャットダウンして冷ましてみる
・Googleアカウントの削除と再設定
・Playストアアプリのデータ削除
・SIMカードの脱着
・セーフモードの実行
以上の手段で改善されるか試してみましたが改善されず、最終手段として端末の初期化(リセット)も行いましたが改善されませんでした。
Playストアアプリのデータ削除により改善された事例もあるようですが、残念ながらこちらでは改善の確認が取れませんでした。またPlayストアが開けない為、アプリを更新する手段も出来ず打つ手無しとなっています…。
現状はGoogleからのアップデート待ち
今起きているこのトラブルですが
・複数機種にまたがって起きている
・回線の種類を問わない
・7月14日から一斉に起こり始めた
等から、やはりGoogle側で何らかのトラブルが起きていると思われます。
またGoogle開発者サービスが異常な状態を示しており、
通常であれば設定アプリからアプリの詳細を見ると、アプリのアンインストールやデータ使用量等を確認できる画面になりますが
症状の起きているスマホで確認すると、Google開発者サービスが真っ白な状態になる事も確認しています。
左側の画面が、設定アプリからGoogle Play開発者サービスをタップした画面です。これが問題なく表示されている機種では症状が起きていませんが
症状が起きている機種ですと、右側の画面のようにGoogle Play開発者サービスをタップすると真っ白な画面で何も表示されない現象が起きています。
この事からもGoogle関連ではないかという線が濃厚です。
外出先でのネット検索や、自宅でのYouTubeでの動画鑑賞等が出来ないのは非常に痛いですので
早いうちに改善されることを願いたいものです。