ソフトバンク2018年夏モデル「HUAWEI Mate10 Pro」の特徴解説。P20 Proとスペック比較

HUAWEI Mate10 Pro 機種・料金

カメラ機能が大きな注目を集めている2018年の夏モデル。ソフトバンクから「HUAWEI Mate10 Pro」5月18日から発売されました。

ファーウェイはSIMフリー機種で売り上げを伸ばし、ドコモから4年ぶりに発売された「HUAWEI P20 Pro」がライカ製の3眼カメラを搭載して注目を集めています。

今回ご紹介する「Mate10 Pro」もライカ製の高機能なデュアルカメラを搭載したハイスペック機種。同じくライカ製のレンズを搭載したハイスペックモデルとしてその内容や違いなど気になることでしょう。

今回はソフトバンク「HUAWEI Mate10 Pro」の注目のスペックや内容、そして気になる本体の月額などご紹介していきます!

同じファーウェイ製のドコモ「HUAWEI P20 Pro」との比較もご紹介しますので、ぜひご覧ください。

「HUAWEI Mate10 Pro」とは

SIMフリー市場では2017年12月に発売されていた機種をベースに、ソフトバンクが日本市場向けに仕様や機能を変更したモデル。

一眼レフカメラの有名ブランド「ライカ」のレンズを採用したデュアルカメラとAI処理に特化したオクタコアのCPU、4000mAhの大容量バッテリーが主な特徴となっています。

注目はライカ製レンズのカメラ機能

2018年夏モデルで各キャリアで発売されたファーウェイの機種の中でも、ライカ製のレンズと搭載しているのは「ドコモP20 Pro」と「ソフトバンクMate10 Pro」の2機種のみ。

F値1.6と明るいレンズを搭載。今までの暗い場所に弱かった印象のファーウェイのスマホもこのレンズを採用することにより解消しています。

デュアルレンズの構成は、2,000万画素のモノクロセンサーと1,200万画素RGBセンサー2種類の情報の合成により一眼レフのような撮影が可能。

AIが自動で被写体を認識して最適な設定をしてくれる機能など、誰でもクオリティの高い撮影ができるように様々な工夫が施されているのも特徴です。

自動認識は「プロモード」で解除できます。絞りやISO感度、シャッター速度など一眼レフ同等の設定ができるので幅広いユーザーに重宝されますね。

デザイン

ディスプレイは縦長18:9の6.0インチの有機ELディスプレイ。ノッチ(切り欠け)ではなく超極小幅ベゼルを採用しています。

6インチの大型ディスプレイですが、スリムな印象でフィット感も高く片手での操作もスムーズ。丸みのあるガラスパネルとメタルフレームで高級感のあるデザインに防水・防塵にもしっかり対応しています。

ソフトバンク最大の大容量バッテリー

4,000mAhという大容量バッテリーはスマホ全体の中でも最大級。アプリやネット動画を利用するユーザーにとって大きな魅力です。

端末に搭載されたAIが、効率のいい最適化を行うことで長時間のバッテリー持ちを実現。購入時のサクサク動作が持続も可能など、長期的な利用にも配慮されています。

その他の機能と気になる点

CPUはKirin970のオクタコアでRAMメモリーが6MBを搭載しているので、動作はかなりスムーズ。本体ストレージも128GBの大容量とかなりのハイスペック。セキュリティは指紋認証、NFCのデータ機能は対応しています。

気になる点としては、SDカードの内蔵が非対応、イヤフォンジャックの廃止、Filicaも非搭載という点でしょう。
最近のハイスペック機種の流れやグローバルモデルベースとはいえ、Androidの良さとしている機能が削られてしまっているのが残念です。

カラーバリエーション

ミッドナイトブルー、チタニウムグレー

ファーウェイの注目のハイスペック2機種を比較!

同じファーウェイから2018年夏モデルとして発売された注目の「P20 Pro ドコモ」と「Mate10 Pro ソフトバンク」の主要スペックを比較してみました。

Mate10 Pro ソフトバンク P20 Pro ドコモ
OS Android 8.0 OREO
サイズ 75mm×154mm×7.9mm 74mm×155mm×7.9mm
重さ 178g 180g
CPU  Kirin 970 2.36GHz x4 1.8GHz x4(オクタコア) Kirin970 2.8GHz x4+1.8GHz x4(オクタコア)
RAMメモリ 6GB
本体ストレージ 128GB
対応SDカード 非対応
バッテリー容量 4,000mAh 3900mAh
ディスプレイ 6.0インチ(1,080×2,160) 6.1インチ(1,080x2,240)
カメラ  1,200万画素(カラー)+2,000万画素(モノクロ) 4000万画素(カラー)+2000万画素(モノクロ)+800万画素(望遠)

一回りスリムでハイスペック、長時間のバッテリー持ちなどの使いやすさが魅力の「Mate10 Pro ソフトバンク」。圧倒的なカメラ機能の「P20 Pro ドコモ」といった印象の結果になりました。

気になる「Mate10 Pro」ソフトバンクの月額は?

それでは、ソフトバンクで「Mate10 Pro」を購入した場合の月額をご紹介します。

新規・機種変更 乗り換え(MNP)
本体代金 分割x24回 4,480円×24ヵ月(107,520円) 4,480円×24ヵ月(107,520円)
月額割引 -2,000円×24ヵ月(-48,000円 -3,800円×24ヵ月(-91,200円)
実質月額 2,480円x24回(59,520円) 680円×24回(16,320円)

機種変更・新規での月額はハイスペック機種らしい金額です。乗り換えの金額はさすがのソフトバンクですね!

実質16,320円なら下取りで実質無料にもなりそうな金額です。ご検討の他社ユーザーなら要注目の機種でしょう。

最後に

SIMフリー機種のシェアで売り上げトップのファーウェイの夏モデルは、各社キャリアから発売されている機種それぞれ注目すべきメリットがあってどちらもおすすめの機種ばかりです。

今回ご紹介の「Mate10 Pro」も普段使いに役に立ちそうな機能がたくさんありました。

もとがグローバルベースなので、購入後のSIMロック解除で海外での使用も期待できるなどお得な点もありますので、ぜひご検討してみて下さい!