Androidスマホが強制終了から立ち上がらない!6つの対処法と原因を解説

Android設定・トラブル対処法

スマホの調子がおかしい!こんなときは強制終了・・・

しかし、立ち上げようとしても電源が入らない!?修理?もう機種ごと換えるしかない?

ちょっと待ってください!今回は電源が入らないときや強制終了のループから立ち直る方法、そして、原因と予防する方法をご紹介します!

今、まさにあわてている人も、奇跡的に助かって再トラブルにビクビクしている人も、あきらめる前にぜひ試してくださいね。

バッテリーを疑う

まず「充電」の問題をみていきましょう。

原因は?

ケーブルや変換アダプタの不調で、スマホに充電がされていない場合もあります。

また、スマホが完全に0%までバッテリーが無くなった場合、立ち上がるときに大きな電圧を必要とするため、パソコンなどの「USB」からでは十分な電圧が得られない場合もあります。

ケーブルや変換アダプターを純正やメーカー推奨品など信用できるもので、30分程度充電してから電源を入れてみましょう。

対処法は?

バッテリーが原因の場合であれば、スマホの内部を疑う必要はありません。今後は充電する機器に注意すれば大丈夫です。

再発するようであれば何か以上にバッテリーに負担をかけているアプリなどに原因がある場合も考えられます。

放電をしてみる

最近はバッテリーが一体型になり、電池パックが外せない機種が多くなりました。電池パックを外すことができれば「放電」という対処ができます。

スマホの内部から完全に電気を抜くことで、あらゆるエラーが沈静化できます。

ガラケー時代にはこの「放電」だけで、水没や電源が入らない機種からデータを取り出したりできたこともよくありました。

外せる機種であれば、電池パックを外したまま30分ほど放置して下さい。その後、電源を入れば完了です。

外せない機種の場合

電源が入らない状態であれば、長い時間が必要ですがバッテリーを完全に0%にすることで「放電」が可能になります。

完全に放置しておくことでスマホ内から電気を抜くことができますが、かなりの日数がかかりそうなので予備知識としてお考え下さい。

原因は?

放電して復活しても、再度電源が勝手に落ちるようであれば、メモリ不足が原因の可能性が高いです。

また、過去に水没の経験があるようであれば内部の基盤が錆びたり、腐食している可能性もあります。心当たりがあれば本体交換の修理になります。

対処法は?

内部エラーが原因である場合が多いです。バックグラウンドのアプリを消去して、電源がアプリなどを疑う必要があります。

水没でなくても湯気などで基盤が腐食している場合もあります。

メモリを消去しても解消しない場合は、内部の不具合の可能性が高いので、バックアップなど修理見積もりに出す準備をしておきましょう。

強制終了とリカバリーモードを試す

立ち上がるようであれば、落ちる前にボリュームの上と電源の長押し(機種によって違う場合があります)の「強制終了」で直る場合があります。

「NEXUS」や「Galaxy」など機種によってはAndroidのキャラクター「ドロイドくん」が倒れた画面になる場合もあります。

その場合はリカバリーモードを選択して直すことができます。

リカバリーモードで直す方法

Galaxyシリーズ
電源と音量+ボタンとホームボタンの3つの同時押し→画面が変わり左上に「RECOVERY MODE」と表示されたらOK。

その後メニューがいろいろ英語ででますが、一番上の「Reboot system now」が再起動メニューなのでそちらを選択しましょう。

ボリュームボタンでメニュー選択は可能ですが、「Wipe cache partition」でキャッシュを削除する以外は、初期化など危険なメニューが多いのであまり触らないほうが無難です。

NEXUSシリーズ
  1. 電源と音量-ボタンを電源が入るまで長押しするとドロイドくんのお腹が開いた画面が表示されます。
  2. 音量の-ボタンを数回押すと「Recovery mode」が表示されたら電源ボタンで決定できます。
  3. 「No command」が表示されたら電源ボタンを長押ししながらボリュームの+ボタンを一度だけプッシュ

英語で黄色と青色の文字で表示されたらリカバリーモード画面です。

メニューはボリューム+と-で選択可能ですがGalaxy同様にReboot system now」が再起動。

「Wipe cache partition」でキャッシュを削除する以外は触らないほうが無難です。

「NEXUS」や「Galaxy」以外にもリカバリーモードが使える機種もあります。それぞれのマニュアルを検索してみましょう。

リセットボタンがある?

SIMやメモリーカードを抜いて強制終了する方法もありますが、機種によってはリセットボタンが付いている場合があります。

XperiaシリーズなどはSIMカード挿入部に小さな赤いボタンがリセットボタン。機種によって備わっている場合は爪楊枝などで長押ししてみましょう。

原因は?

メモリ不足でスマホがいっぱいいっぱいになっている可能性や、悪質なアプリによってエラーを起こしている可能性があります。

いろいろ試しても再発するようであれば、やりたいことに対してスマホのスペック不足も考えられます。

対処法は?

スマホ内部の重たいアプリやバックグラウンドで起動しているアプリの停止、キャッシュの削除をしてとにかくスマホを軽くしましょう。

原因のアプリを探す場合には、次で紹介する「セーフモード」が役に立ちますよ。

セーフモードで起動

上記の方法で立ち上がってもすぐ電源が落ちるような場合は「セーフモード」で立ち上げてみましょう。

セーフモードは、アプリなどは起動せず基本的な機能だけのモード。
落ちないようであれば、「設定」から怪しいアプリを「停止」や「アンインストール」で検証できます。

また、最悪の初期化のためのバックアップもしておけば安心です。

詳しくまとめた記事もありますので、ぜひ参考にして下さい。

Androidスマホのセーフモードの起動、解除の方法と使い方

いかがでしたか?

以上の方法で電源は入るようになります。

スマホは手のひらサイズの高機能のパソコンなので、少しのことでエラーも起きてしまいます。

GooglePlayからのインストールでも怪しいアプリもあったり、クリーナーアプリやウイルス対策アプリが原因の場合もあります。

Android Gateでは、対処の方法や長く付き合っていける方法も紹介していきますので参考にして下さいね!