現在Androidスマホでダウンロードができるアプリ数はPlayストア内だけでも360万個を超えています。また、AndroidスマホはPlayストア外で配信されているアプリをダウンロードすることも可能です。
数多くあるアプリの中から安全かつ自分の欲しいアプリを見つけ出すのは難しいと思います。
何気なく入れたアプリが実は個人情報を盗むためのアプリだったり、ウイルスが入ったアプリをダウンロードしてしまったという方も少なからず存在しています。
そこで今回はAndroidスマホにアプリをダウンロードするときに確認しておくべき3つの注意点を紹介します。
目次
1つ目の注意点:アプリ一覧でインストールを押さない
気になるアプリの名前やキーワードを検索バーに入力すると関連するアプリが一覧でずらりと表示されます。その一覧画面から気になるアプリ名の右側にあるインストールという文字を直ぐに押してしまう人が沢山います。
確かに一覧画面ではアプリ名、イメージ画像、提供元、レビュー、ダウンロード数などを見ることができます。しかし、一覧画面に表示されている情報はほんの一部です。
気になるアプリを見つけると早く利用したいという気持ちがあると思いますが、本当に自分が求めているアプリなのか、安全なアプリなのかを確認するためにも一度詳細を確認することが必要です。アプリ名の上を押すと詳細を見ることができます。
その詳細をきちんと確認して納得したうえで本体にインストールをすると良いです。何を確認すればいいかは、下記の2つ目の注意点でお話させてもらいます。
2つ目の注意点:アプリの詳細情報を確認しよう
1つ目の注意点でも触れましたが、アプリをダウンロードするときはアプリの詳細を確認することで自分の求めているアプリかどうか判断することができます。
詳細画面には多くの大事な情報が記載されていますが、その中でも特に大事な「レビュー」と「アプリ金額」について紹介します。
アプリのレビュー・評価について
まず、「レビュー」についてです。アプリの評価は5点満点で表示されています。そうなると5点に近ければ良いアプリ、点数が低ければ悪いアプリだと思ってしまう人が数多く居ますが、そうでない場合もあります。
実はこのレビューに関して、本来はあってはいけないのですがサクラが書き込んでいる場合があります。もちろん一部のアプリだけにはなりますが、その点に関してはなかなか判断することが難しいです。
アプリの評価を上げたいので星5の評価をつけるように依頼している会社もありますし、逆に敵対しているアプリ会社の評判を下げるためにわざと星1を付けて中傷コメントを残している場合があります。
そのため、1と5の評価は信憑性が低くなります。ではレビューの何を参考にしたら良いの?と困ってしまう方も多くいると思います。私は星2~4のレビューを参考にアプリを決めています。アプリ詳細画面を開くと≪評価とレビュー≫と書かれた場所があります。その文字をタップすると4★や3★など選択することができます。
自分の気になる数字をタップすることでその星に書き込まれた内容を読むことができます。書かれているレビューを読んでダウンロードをするかの判断材料になります。
アプリの金額について
次は「アプリ金額」についてです。アプリによってはインストールは無料でできるけど先に進むには有料になるケース等が多くあります。自分がインストールしようとしているアプリがすべて無料で利用できるか確認するためには、アプリ詳細画面のインストールと書かれた文字の下に≪アプリ内課金あり≫と書かれていた場合は全てを無料で利用することができないという意味です。
どこまでが無料で利用できるかなどはアプリの詳細説明文に記載してくれているものや、アプリのホームページにて確認するものなど様々です。まずは、自分が利用したいアプリがすべて無料で利用できるのか、課金ありなのか確認をすることが大切です。
ちなみに初めから有料アプリの場合は無料アプリと異なってインストールと書かれている部分に金額が表示されますので、人目で見分けることが可能です。
3つ目の注意点:権限を確認しよう
アプリの権限とは何?と感じている方も多くいるのではないでしょうか。アプリの権限とは、該当のアプリを利用するときにスマホの一部機能を利用する利用するということです。
初めてインストールしたアプリを起動した際に、許可を押したことがあると思います。そこに何が書かれているか確認していますか?
何のアプリを起動するときに何に対して許可をするのかとても大切になります。自分がインストールしたアプリには関係のない権限の許可を求められた場合は注意が必要です。
例えば、写真加工アプリを利用するときに電話帳へのアクセスは不要なはずなのに権限の許可を求められるなど無関係な権限を求めてくるアプリもあります。
もし、無関係な権限を許可すると電話帳データが盗まれたり、居場所が特定されたり、盗聴されるなどの危険があります。そのような無関係な権限許可をした際のリスクを回避するためにも自分がインストールしたアプリはどのようなアプリで、何の権限を求められているのか確認する必要があります。
面倒だからすべて許可を押すというのは避けたほうが良いです。また、本体にインストールする前にも確認することができます。確認方法はアプリ詳細説明の一番下に≪アプリの権限 詳細≫といった項目があります。詳細を押すことでインストールする前に必要な権限を確認することもできます。
まとめ
自分のスマホは自分で守ることが求められています。他人事にせずに、既にインストールしているアプリの見直しやこれからインストールするアプリは詳細を確認するなどして自分を守りましょう。