Androidスマホの画面ロックの種類と設定方法

セキュリティ・ウイルス

職場のデスクや、カフェなどでスマートフォンを置いて、席を離れた事はありますでしょうか?

実はそれは、あなたにとっても友人など周りの方にとっても危険な行為なのです。

席を離れた数分で‥‥。

今回の記事では、どう危険なのかと、勝手に覗かれないようにする方法をご紹介していきます。

画面ロックをかけないとどんな事が起きるのか

「ロックをかけるとすぐに使えないからかけてないんだ」という方もいらっしゃるかと思いますが、スマートフォンは、プライベートな写真や、友人の連絡先、SNSなど個人情報の宝庫ですので、他人に勝手に情報を見られたり、紛失してしまう事により悪用されるリスクがあります。

自分だけでなく友人や家族の連絡先まで知られてしまうのは、とても怖い事ですよね。

さらに、稀に友人から着信なので、出てみると「ガサガサ‥」と音がするだけで相手の声が聞こえない事はありませんでしたでしょうか?

それは実は、友人が画面ロックをせずにカバンに入れている為に、カバンの中でボタンや、タッチパネルが反応してしまい、誤発信してしまっているのです。

自分はもちろんの事、周りの方にも迷惑をかけない為にも、画面ロックをするようにしましょう。

画面ロックの種類

画面ロックの種類として、PIN、スワイプ、パターン、パスワード、指紋認証が多くの端末に採用されています。

機種によっては、虹彩認証や、静脈認証まで多数のロックの方法があります。

PIN(ロックナンバー)

PINは4桁以上の数字のみを使ってロックを解除する事ができる方法です。

よく使う数字などがあれば、覚えやすく使いやすいのかもしれませんが、誕生日や自宅の電話番号など推測されやすい数字を使うと解除されやすい場合があります。

他人がわかりづらい数字で設定するようにしましょう。

PIN(ロックNo.)の設定方法
設定 →  セキュリティ →  セキュリティの種類(解除方法) →  画面のロック →  「PIN(ロックNo.)」を選択する → 任意の数字を入力してロックナンバーを作成・設定する

スワイプ

ロックされた画面で南京錠のようなアイコンを、上方向にスワイプするだけで解除ができる方法です。

初期設定でよくされていますが、セキュリティとしては意味が無い方法となっていますので、変更しましょう。

スワイプロックの設定方法
設定 →  セキュリティ →  セキュリティの種類(解除方法) →  画面のロック → 「スワイプ」を選択する

パターン

画面上に9つの「点」が表示されます。

その9つの点を一筆書きの要領で4つ以上結ぶ事により解除を行う方法です。

比較的に解除の操作を行うのが楽な方法であり、よく利用されている方を見かけます。

しかし、簡単なパターンだと解除する時に覗かれてしまうと、パターンを覚えられてしまう可能性がありますので、注意が必要です。

パターンロックの設定方法
設定 →  セキュリティ →  セキュリティの種類(解除方法) →  セキュリティの種類(解除方法) →  画面のロック → 「パターン」を選択する → 点と点をつなぎ合わせて「パターン」を作成・設定する

パスワード

4桁以上の英数字、記号を組み合わせてロックを解除する方法です。

文字の種類が増える分、入力が面倒になってしまう場合がありますが、他のパターンやPINよりも推測されにくいです。

パスワードの設定方法
設定 →  セキュリティ →  セキュリティの種類(解除方法) →  画面のロック → 「パスワード」を選択する → パスワードを作成する

指紋認証

指紋の情報を登録しておくと、指紋センサーで読み取る事により解除を行う方法です。

最近ではキャリアで取り扱っているスマートフォンのほとんどで採用されているのでは無いでしょうか。

セキュリティとしても高く、登録をした人以外の指紋には反応しませんし、スリープボタンを押したままで解除ができる為、搭載されているととても便利です。

しかし、指紋登録している指が濡れていたり、汚れていたりすると読み取りづらく何度も認証を行わないといけない、認証が出来ない場合があります。

万が一解除が出来ない場合用で、PIN、パターン、パスワードの設定も必要となります。

指紋認証の設定方法
設定 →  セキュリティ →  指紋 → ロック解除に使う指紋(指)を登録する

最後に

いかがでしたでしょうか?

パスワードの設定を行うだけで、最悪の事態を未然に防ぐ事が出来ます。

初めは手間に感じるようでも、慣れると操作は大したことはありませんので、犯罪に巻き込まれない為にも、大切な人を守る為にも今から画面ロックをしましょう。