メールやSNSの投稿など活用するスマホのキーボードの学習機能って便利ですよね。使い込んでいるうちに、学習して入力しようとした言葉を先読みしてくれるようになります。
・・・そう、その便利な機能が逆にアダとなってしまい、自分の個人情報が他人に丸わかりになることもあるんです。
そこで今回は「キーボードの学習履歴の削除の方法」を解説していきます。削除することでの意外な効果や削除以外の便利な方法も紹介しますのでぜひ参考にして下さい!
学習機能はなぜ危険?
スマホのメールやSNSだけではなく、検索などあらゆる入力から言葉を覚えてくれるキーボードの学習機能と履歴はなぜ危険なのでしょう?
心当たりのある方もいるかもしれませんね。
なんでも一文字入力すると言葉が表示されるので、自分の個人情報がバレバレになってしまいます。もし、自分のスマホが他人の手に渡り「あ」から「ん」また、アルファベットまでいろいろと入力されていくとどれほどの情報が相手に知られてしまうでしょう。
これは実際に探偵が浮気調査などでも使っている方法です。恋人や友人に「ちょっと貸して」を言われて断るのも、あらぬ疑いをかけられてしまいます。
潔白を証明するためにも、定期的に履歴は削除しておくことをおすすめします。
予測変換の履歴削除方法
履歴のリセット方法は機種の採用しているキーボードによって違います。
- ホーム画面の「設定」を開く
- 言語と文字入力をタップ
- iWnn IMEのスパナマークをタップ
- 各種リセット→学習辞書リセットを選択してOK
以上の手順でリセットできます。
- 設定を開いて「言語と入力」をタップ
- POBox Plusをタップ
- 辞書と学習をタップ
- 学習のチェックマークを外す
- 学習辞書リセット
- 文字入力画面の上部の歯車マークをタップして設定を開く
- 言語とキーボードをタップ
- オンスクリーン→Galaxyキーボードをタップ
- 「初期設定にリセット」と「個人的な予測テキストを消去」をタップ
- ポップアップがでたら消去で完了です。
機種の違いで設定内の言葉は違いますが、学習や辞書といったメニューからリセットができます。
履歴削除の意外なメリットとは
スマホからの個人情報の流出を防ぐ以外にも、入力後の文字化けなどは、履歴を削除すると直る場合も多くあります。
文字を打っていてもっさりとした感じが気になるようであればリセットをしてみましょう。
履歴や辞書登録は、意外と内部メモリを圧迫している場合も多くあるのでスマホの不調の際には試してみることをおすすめします。
予測変換を非表示にする
それでもやっぱり便利な予測変換。リセットせずに予測変換の画面を非表示にする方法もあります。
予測変換を非表示設定する
- 文字の入力画面を表示
- カナ入力切替(文字 あA1)を長押しする
- メニュー画面の各種設定をタップ
- 予測/変換を選択
- 予測変換をオフ
これで予測変換を非表示にできます。
人に見られたり、渡すような場合は一時的にこちらの機能を利用する方法が使えます。
多くのキーボードの場合は今までの履歴をリセットしないといけない場合が多く、一時的な非表示という訳にはいきません。
キーボードアプリの「Google日本語入力」なら便利なシークレットモードがあります。
すぐに設定できるので、気を使う方は通常のキーボードアプリにおすすめです。
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キーボードだけではない!?スマホからバレる情報
今回ご紹介したキーボードの学習機能のリセットと履歴のリセットで、文字入力からの情報の心配はなくなります。ですが、webページの閲覧に利用する「chrome」などの検索画面はブラウザのキャッシュデータに保存されるので表示の危険性はあります。
ブラウザなどのデータ削除の方法はこちらでご紹介しているのでぜひご覧ください。
スマホのキャッシュって削除しても大丈夫?一括削除の方法も紹介|アンドロイドゲート
家族で共有するタブレットなどは、特に危険がいっぱいです。今回の内容を参考にして下さい。プライバシーは自分で守るしかありません。これからも気をつけて利用して下さいね。