Google Playストアにおいて、アプリのアップデート等を実行しようとすると「ダウンロード保留中」となりダウンロードが開始されずにアップデートが完了しない事があります。
ダウンロードやアップデートが完了しない場合の原因と対処法について解説致します。
「ダウンロード保留中」とはどういう状況なのか?
そもそもどういう状況で発生するのか、についてですが【アプリの新規ダウンロード】や【既存アプリの更新(アップデート)】時には起きます。
必要な情報(データ)を本体に取り入れるダウンロード作業を保留にしている、という状況です。
本来はすぐにダウンロードが開始され、パーセントで進捗状況が表示されて完了するという動作を行うのですが、それが行えていないです。
ただ保留中だからといって、一概に故障していると言える訳ではありません。
原因1:順番待ち
まとめてアプリをアップデートする場合や、どんどん新規アプリをダウンロードしていると発生しがちです。
同時にダウンロード出来る限度がある為に「ちょっとこのアプリは待ってね。」という意味で保留中となります。
体感で多いのは通知バーに「○件のアップデートがあります。」の通知をタップして、まとめて更新すると発生している方が多いです。
対処法としては、順番に処理されていくのを待つのが良いです。(まとめて更新中の場合は停止させてから、個別でアップデートさせるというのもあります。)
スマホゲームなどではアップデートが完了しないと、起動しないという事もあるので待ち遠しいかもしれませんがゆっくりと待ちましょう。
原因2:通信環境が不安定
原因1と通ずる部分がありますが、ご利用中の通信環境が不安定で処理が進まないという事もあります。
月間の契約データ容量を超過した際の通信速度制限の場合は、保留中ではなくパーセントが増えていかない(ダウンロードが遅い為に、時間がかかってしまう。)という場面の方が多いですが、そういった場合でも保留中となるケースを目にします。
一度通信環境の設定の見直し等を行ってみましょう。
家のWi-Fiルーターの問題だったり、スマホのデータ通信量は問題無くてもモバイルWi-Fiルーター側が通信規制中であったりすると発生する事があります。
原因3:内部ストレージ容量不足
本体の内部容量が少ない場合に保留中となるという事もあります。
内部ストレージが少ない数年前のスマホや、格安スマホなどは本体容量が少ない為に発生する可能性は必然的に高くなります。
特に美麗グラフィックをウリにしているスマホゲームや、ただの更新でも100MB越えと大容量です。当たり前の話ですがこれ以上物が置けないスペースにはどう頑張っても物を置く事は出来ません。
不要なデータ整理を行い、本体ストレージの容量確保を行ってみましょう。「え!?曲とか写真とかは全然無いけど?」という方も、特定アプリの容量の肥大化などでストレージを専有している場合があります。
ChromeやLINE、Eメールアプリなど普段利用しているアプリは要チェックです。
原因4:スマホ本体の一時的な不具合
いずれに内容でも改善されない場合はスマホ本体側という可能性があります。
端末の再起動を実施して、再度ダウンロードを試してみましょう。あれだけ苦戦していたのが嘘のようにすぐにダウンロード再開する場合があります。
内部的にはいえば、不要なタスク終了をさせているので改善されたという可能性もあります。
対処療法の様な形が多いですが、だいたいこれらの確認をするだけで改善します。
また余談ですがWi-Fi環境が無い場合はアプリのアップデートでもデータ通信容量は消費するので実は普段あまり使ってないという人でも契約プランによっては通信速度規制にかかってしまうという事もあります。
ただの更新と侮らずに、自身の契約プランなども確認の上で適切なタイミングでアップデートを実施しましょう。