2016年に登場したGoogleの電子決済サービス「Android Pay」が2018年に「Google Pay」にリニューアルされました。
2018年5月から「Suica」と「WAON」も対応できるようになり、これからも対応が期待できそうな「Google Pay」。
今回は「Google Pay」の使いこなすための方法を紹介します!
メリットとデメリット、同じFelicaを利用するおサイフケータイとの違いなども解説しますので、ぜひご覧下さい。
目次
Google Payとは
複数の電子マネーやポイントカード、ギフトカードを一元管理できるアプリ。
クレジットカードを登録して電子マネーのチャージやお店でのアプリ決済、オンラインのweb決済もできるようになっています。
ポイントカードとの連携で自動的にポイントがつくので便利!
対応している電子マネー | 楽天Edy、nanaco、WAON、Suica |
ポイントカード | 楽天ポイント、dポイント、Tポイント、マツキヨポイントなど |
各提携クレジットカードでチャージをすれば、お得な2重取りも可能です。
どうやって使う?使えるお店は?
「Google Pay」アプリをインストールして設定すれば、各電子マネーのアプリはインストール不要です。
- クレジットカードはVISA、Mastercard、JCB、アメックスに対応。
- 電子マネーは楽天Edyがほとんどのお店で利用OK
- アプリを立ち上げる必要はなくスマホをかざすだけで決済OK
- 連携できるのでポイントも自動的につきます。
たくさんのカードを、アプリ一つで管理できるのが大きなメリットですね!
大きなメリットのSuica対応
1,030円の年会費がGoogle Payでは不要。
定期券やグリーン券の購入、オートチャージはモバイルSuicaアプリを利用しないとできませんが、残額をお知らせしてくれる機能もあります。
ポイント2重取りが可能なお得なクレジットカードを紹介
電子マネーの特徴は、連携しているクレジットカードからチャージ&決済利用でポイントが2重に獲得できます。
普通に使うより2倍以上のポイントがもらえるという訳です。
お得な連携カードはこちら
電子マネー | クレジットカード | 2重取りポイントの内容 |
nanaco | セブンカードプラス | チャージで0.5%+利用で0.5~1%のポイント獲得 |
楽天Edy | 楽天カード、楽天提携カード | チャージで0.5%+利用で1%のポイント獲得。
楽天Edyの価格300円もGoogle Payなら無料 |
WAON | イオンカードセレクト | チャージで0.5%+提携店の利用で0.5%のポイント獲得 |
Suica | VIEWカード、提携VIEWカード | チャージで1.5%+提携店の利用でポイント獲得(1,000円=2ポイント)
提携VIEWカードの利用で最大10%の還元提携店もある |
お店で利用する際に「楽天Edyで」、「WAONで」などそれぞれの電子マネーを指定して端末をかざすだけ。
アプリを立ち上げる必要はありませんが、NFCのロックは解除しておきましょう。
セキュリティも万全
カードと違いスキミングの心配もなく、小額の利用でもサインなど不要なので便利です。
セキュリティは高く、スマホの本体にカード情報は記録されないようになっています。盗難、紛失の場合にも遠隔ロックができるので万が一のトラブル時にも安心ですね。
おサイフケータイとの違いは?
「Google Pay」は、日本ではFelica搭載機種のみ対応。おサイフケータイ機能とできることはほぼ同じなんです。
おサイフケータイは電子マネー「iD」にも対応しているので、使えるお店が多いといえます。
「Google Pay」のメリットはおまとめアプリとして、ほかの電子マネーアプリなどを利用せずに管理できること。
ポイントカードもバーコードのあるものならほとんど利用できるといったところが便利です。
「Google Pay」のデメリット
日本ではFelica搭載機種のみ対応。おサイフケータイが使える機種でしか使えません。
また、機種変更などの際に、Googleアカウント一つで引き継げず各電子マネーアプリで引継ぎの設定が必要。まだまだ改良してほしいという点がかなりあるといった印象です。
Google Payはこれからに期待
世界の「Google Pay」は、felica非搭載でもNFC機能で利用できたり、iDにも対応していたりかなりの違いがあります。
日本は独自のおサイフケータイが進化しているため、提携などの関係でこのような状態になっているのでしょうか。
このままおサイフケータイと大差のない状態が続くのか?、世界のGoogle Pay同様の利用ができるようになるか?が今後の焦点になってきます。
今後に大きな変化があるとしたらNFCでの利用開始でしょう。一気にユーザー数も増えて、さらに使いやすくなります。
これからの「Google Pay」の対応に注目しましょう!