Androidスマホのストレージを圧迫する要因の一つにGoogle Chromeアプリが原因になっている事があります。
キャッシュデータや不要なアプリの削除、写真や動画をSDカードに移動しても
ストレージに余裕が無い場合はChromeのアプリが圧迫している可能性があるので
Chromeのデータを削除する事でストレージを空ける事ができます。
ただしデータを消去するという事は、今まで使っていたChromeの設定も消去されてしまいます。
ストレージを空ける事だけを考えて消去した結果、予想外の事態が起こってしまうとこんなはずじゃなかった…と
後悔してしまう可能性もあるのです。
ですがChromeのデータを消去して何が消えるか?事前に知っておけば予め対処法を知っておくことは可能です。
ストレージに余裕がない、タブが開きすぎて一括消去できない等でChromeのデータ消去を考えている方は
是非今回の記事を参考にしてみて下さい。
目次
Chromeのデータ消去で消えるものと消えないものを抑えよう
Chromeのデータ消去で消えるデータ
Chromeのデータ消去を行って消えてしまうデータは主に以下の通りです。
・開いているホームページのタブ一覧
・過去に入力したパスワードやIDなど自動入力に登録された内容
・Chromeで閲覧したWebサイトの履歴
・Chromeで自動ログインしていたWebサイトからログアウトされる
・サイトからの通知のON/OFFやJavaScriptなどの設定
これら4点がChromeのデータを消去すると一緒に消えてしまうデータです。
この中の3点。
タブ一覧や閲覧したサイトの履歴、サイトからの通知等は
そこまで大した影響を与えるものではありませんが
過去に入力したパスワードやIDなどの自動入力と
自動ログインしていたサイトからログアウトされてしまうのが大きな注意点です。
過去に入れたIDやパスワードがそのまま入力されたままになっており
今では何を設定したか分からないけど、Chromeが自動保存してくれているから辛うじてログイン出来ている…
そんな状態になっている方も少なくありません。
その状態でChromeのデータを消去してログアウトしてしまった場合には
パスワードを再発行したり、登録しているIDを確認したりする羽目になります。
Chromeのデータ消去する際に、最も後悔してしまう部分はココです。
もしIDやパスワードを忘れた会員制のサイトがある場合は、事前にIDやパスワードを再確認しておき
それからデータ消去をするのが良いでしょう。
Chromeのデータ消去で消えないデータ
逆にChromeのデータ消去を行っても消去されないデータは以下の通りです。
・ブックマーク
・Chromeのアップデート
・その他のGoogle関連アプリによる設定
ブックマークはGoogleアカウントでGoogleが管理しており、Chromeのデータを消去しても問題なく使用可能です。
もう一度使えるようになるまで若干の時間がかかりますが、ネットが繋がっていれば数分程度で同じブックマークが利用できるようになります。
Chromeのアップデートも削除されないので、新たにアップデートしなおす必要もありません。
その他スマホに入っているGoogle関連アプリ、例えばYouTubeやGmailといったアプリはChromeのデータを消去しても影響はありません。
これらも問題なく使い続けられます。
注意点としてChromeのデータを消去しても、Googleアプリで検索した履歴が消える訳ではありません。
Googleで検索した履歴を消したいなら、Chromeとは別に消す必要があります。
Chromeのデータ消去はWebサイトのログアウトに注意
Chromeアプリのデータ消去した場合の注意点を記載しましたが結論をまとめると
「今までChromeを用いてログインしていたWebサイトはログアウトされるので
再度ログインできる手段と手間さえかければOK!」
と、なります。
どうしてもChromeのデータを消去する必要に迫られた時は、Webサイトに再ログインする事が出来るなら
特に困る事はありませんので、Chromeをデータ消去しても問題ありません。