スマホにトラブルは切っても切り離せない関係ですが、時には全く動かなくなってしまう事があります。
画面をタッチしても反応なし、電源ボタンや音量ボタンを押してみても反応なし。
何をしても動かない…もうお店に持っていって修理に出すしか無いのか…
そう考えるのは早合点。まだ原因の切り分けも、対処法も残っています。
修理に出す前にもう一度、以下の対処法を行ってみて下さい。
目次
まずやるべきは強制再起動
スマホが全く動かなくなってしまう大きな原因は、過度な負荷がかかりすぎた為の処理落ちです。
人間もそうですが、一度にアレコレやろうとした結果、頭がこんがらがってしまい何も手がつけられない…
スマホもそういった事になります。
強制再起動を行う手順は機種によっても異なります。
方法はGoogle検索で『機種名 強制再起動』と入力で検索すると出てきます。
パソコンや他のスマホで検索できるなら、実際に検索してみて下さい。
ちなみに強制再起動は、おおよそ以下のパターンに分けられます。
電源ボタンを長時間長押しするパターン
電源ボタンを長押しする、最も簡単な方法です。
簡単なだけにうっかり強制再起動とならないように10秒以上長押しする必要がありますので
その間、ずっと押しっぱなしにする必要があります。
電源ボタンと音量ボタンのどちらかを同時に長押しするパターン
もう一つのパターンとして、電源ボタンと音量ボタンのどちらかを長押しする方法を採用している機種もあります。
この方法は電源ボタンの長押しで、スクリーンショットを撮影する機種に採用されている傾向にあります。
強制再起動がダメなら充電できるか試してみる
強制再起動の動作を行ってみてもダメなら、次に考えられる大きな原因をあたってみましょう。
それはバッテリー切れです。
「バッテリー切れなんて見落とすはずがない!」
と、言われそうですが色んなアプリを使えば必然と多くのバッテリーを使いますので
スマホ操作に熱中していたらいつの間にかバッテリー切れ…
といった事も十分考えられるのです。
まずは充電器を挿して、充電の赤いランプがつくまで待ってみましょう。
時間を置いて再度動くか試してみるのもアリ
充電器に挿して赤いランプは付いて充電出来ている。しかし強制再起動も出来ないまま…。
ここで確かめてみたいのがスマホの背中側です。
極端に熱くなってはいないですか?
ほんのり熱くなるほどではなく、長時間持つのが辛いと思えるほど熱くなっていないですか?
もしスマホにケースを付けているなら、一度ケースから外してスマホの背中側を触ってみて確かめて下さい。
極端にスマホが熱を持つと、スマホは熱暴走を起こし著しく動作が不安定になります。
特に最近は放熱部を覆う手帳型のケースや、防水機能が放熱を妨げる要因にもなりますし
今の時期、特に2018年は記録に残る猛暑でしたから熱を持ちやすいのです。
故にスマホの動作に関して熱暴走が多発しています。
対処法は冷やすだけとシンプル
スマホが全く動かない原因が熱なら、対処法は冷ますだけとシンプル。
・スマホケースと充電器を外す
・陽の当たらない日陰にスマホの背中部分を上に向けて置く
・2~30分ほど放置しておく
やり方はこれだけです。夏場は扇風機やエアコンもありますので、その風を直接当ててもGood!
ただし防水機能のスマホでも水に沈めてみるのはNGです。
古い機種ならバッテリーを外してみよう
最後に奥の手段として古いスマホならではの技を紹介します。
その方法はバッテリー自体を外してしまう事です。
スマホは電池で動きますから、その電池を外せば強制的に電源をシャットダウン出来ます。
もし予備のバッテリーを持っていれば、そちらに替えてみるのもアリです。
今の機種ではバッテリーが外せない機種も多いので、古いスマホでしか試せませんが
バッテリーを取り外せる機種なら、最後に試す事は可能です。
やる時は自己責任で!
言うまでもありませんがスマホのバッテリーを外す事は、操作中はもちろん、異常が起きても推奨されていません。
バッテリーを外した結果、データのクラッシュや各種不具合が起きる可能性は否めませんので
「何が起きても構わない、とにかく電話を急いで使えるようにしたい」
そんな時の最終手段である事は覚えておいて下さい。