AndroidのスマホはiPhoneと違って「充電ランプ」があるので、点灯している色で充電が出来ているか、出来ていないかの判別をパっと簡単に出来ます。
でもたまに充電テーブルを挿すと、充電ランプが赤く点滅する時がありませんか?
充電ランプが点滅する時というのは、大体の場合「充電が正常に出来ない」時です。それは色んな原因が考えられますが、よくある原因とその対処法をご紹介していきます。
バッテリーもしくは充電器の故障
バッテリーか充電器が故障していて正常に充電出来ない時に充電ランプが点滅して充電が出来ない事があります。いつも使っている物とは別の充電器を使って、充電できるか試してみましょう。
充電できれば充電器が故障していて、それでも充電できなければバッテリーの故障です。壊れている方を直すか買い換える必要があります。
本体の温度が高い
スマートフォン本体の温度が高い時、充電が出来なくなる場合があります。なぜかというと、スマートフォン本体の温度が上昇すると、保護回路が働いて機能制限がかかるからです。
スマートフォンに限らず、精密機械は熱に弱いので異常な発熱は故障の原因になります。そしてバッテリーも充電中は熱を発するので、これ以上熱を持たないようにと保護回路が充電を止めてしまうのです。
充電していたらスマートフォンが発火したなんてニュースもたまにありますが、それはこの保護回路がうまく働いてない結果起きてしまう現象なので、すぐ充電したい時は煩わしいですが必要な機能なんです。
スマートフォンが熱を持ちすぎてしまうと充電出来なくなるので、しっかり冷ましてから充電してあげるようにしましょう。
バッテリーが完全になくなった
バッテリーが完全になくなってしまった時も、充電ランプが点滅して充電出来ない時があります。
しかしこれはしばらく充電ケーブルを挿していれば通常通り充電ランプが点灯して、充電できるようになる場合が多いです。長くても30分くらいケーブルを差しておけば大体充電出来るようになります。
ただ、バッテリー残量が0%の状態で長期間放置していたのであれば、完全に放電してしまって充電が出来なくなっている事もあります。
その場合はもうバッテリーが駄目になっているので、バッテリーを変えるしか直す方法はありません。
長期間スマートフォンを保管する時は50%ほど充電してから保管する事で、バッテリーに優しい状態にしておくことが出来ます。
バッテリーの交換時期
機種によっては充電ランプの点滅で、バッテリーの交換時期をお知らせしてくれるものもあります。
この場合充電出来ないわけではないのですが、バッテリーが劣化しているということなので、いずれ充電が出来なくなる時がきます。
最近の4Gスマートフォンはバッテリー内蔵型がほとんどなので、自分でバッテリー交換をするのは難しくなっています。
出来ないわけではないのですが保証対象外になったり、分解の過程で壊してしまうこともあります。
なので充電出来るけど充電ランプが点滅している時は、早いうちに携帯ショップで電池交換を頼むか機種変更をするか検討したほが良いです。
まとめ
以上、充電ランプが点滅する原因とその対処法でした。
どれもバッテリーを保護する為か、故障してしまっているかのどちらかが原因であることが多いので、普段から大切にスマートフォンを扱ってあげるのが一番の対処法です。
充電ケーブルを挿しっぱなしにして過充電したり、バッテリー残量が0%のまま放置して過放電するのはバッテリーによくないので控えた方が長持ちします。
また先程もお伝えした通り熱にも弱いので、スマートフォンが熱くなったら操作をやめて冷ますことや、衝撃にも弱いので落としたりぶつけたりしないようにしましょう。
バッテリーの寿命がスマートフォンの寿命と言っても過言ではない程、重要な部品です。
いざというときにスマートフォンが使えないと困りますので、普段から大切に扱っていきましょう。