高額なゲームソフトがスマホなら無料でできる。そんな言葉でスマホをお子様に預けて後悔していませんか?気がつくとゲームソフト以上の課金とスマホ依存症になる子供たちは珍しくありません。
そこで、今回は「スマホの勝手な課金を止める方法」を解説します。まずは、すぐに効き目のある設定から理由や対処法もご紹介していきます。
課金ができなくなるように設定する
こちらの記事をご覧になった方は、お子様や家族の勝手な課金を止めたい!と思っていることでしょう。早速、設定からご紹介します。
- Google Playを開き左上の 三 メニューをタップ
- 左側に表示されるメニューの「設定」をタップ
- 「購入時には認証を必要とする」をタップ
- 「この端末でGoogle Playから購入するときは常に」を選択
これで設定は完了です。
ただ、認証の際に求められるパスワードがわかっていたらなんの意味もありません。
④でパスワードの入力を求められたら「パスワードを忘れた場合」をタップして再設定して下さい。なんの入力もなく設定が終わった場合は次の方法で変更します。
同じようにGoogle Playから設定します。
- Google Playを開き左上の 三 メニューをタップ
- 左側に表示されるメニューの「アカウント情報」をタップ
- 「お支払い方法」をタップ
- ブラウザへ移動してアカウントの設定画面になります
- パスワード設定画面の下「パスワードをお忘れの場合」をタップ
再設定の画面にそって再設定になります。自分にしかわからないパスワードにすれば完了です。
設定で課金を防止する方法は設定すれば大丈夫ですが、新たなアカウントを作成して始めたりいろいろ問題もでてくるでしょう。次の項目から根本的な解説をしていきます。
課金してまでやりたいゲームとは?
たかだかゲームに、なぜそんなにお金をかけるのか?やらない方にはまったくわからない問題でしょう。そもそも数万円するゲーム機本体が必要なく、スマホで無料ゲームができるというシステムの裏にそれ以上の利益があるということです。
有料の買い切り型のアプリなら、多くは通常のゲームソフトのように途中の課金を必要としませんが、無料は課金収益によって成り立っています。まさに「タダより高いものはない」ということですよね。
やめられない理由は、パチンコなどのギャンブル依存症や麻薬中毒並みの症状がみられるほどの脳内の分泌によるものなので理性では歯止めもきかないでしょう。
どれだけのお金が使われたことを、ゲーム機などお子様たちの興味のあることに例えたりそのお金があればできた有効的な使いみちと比較して教えてあげるべきです。
厄介なのはLINEなどと同じように「周りみんながやっている」のため、途中でやめにくいということは理解してあげましょう。
自分たちも同じようにスマホゲームをしているようであれば、「ゲームなんてしないで勉強しなさい!」は伝わらない話と理解するべきです。
- 課金で使ったお金で「何が買えたか」を教える
- 無理にやめさせることは難しいこと
- ゲームをやめさせる訳ではなく課金は「ズルい方法」ということを理解させる
消去しても無駄
ちなみにアプリ自体を画面上から消しても、本体からアンインストールしてもゲームは消せません。違うスマホでも「Google Play」からまたインストールしてログインすれば続きができてしまいます。
とても難しいのですが、アプリの中から「アカウント削除」しないと続きをすることはできてしまいます。怒ってスマホを壊したり、スマホを解約する方もいますが、ちゃんと話し合って理解させたほうが本人のためにもなります。
ゲームより楽しいことをお互い見つける
便利なスマホはもともとパソコンとインターネットで仕事をする人たちが、外でも便利に仕事できるためのものでした。現在多く見られるような安易なゲーム機としての用途ではありません。
そのゲームをすることにより儲ける人たちが必ずいる訳です。スマホゲームの課金に対して怒るだけの人たちが多いのですが、自分たちも一緒にスマホを触らず一緒にアウトドアを楽しむなど「軽い依存」から離れてみましょう。