どんなときもWiFiとWiMAX回線の比較やレビュー(速度計測結果・速度制限・月額料金など)

光回線・ルーター

2019年より以前のモバイルルーターの契約は、WiMAXか格安SIMのデータSIMを契約するのが一般的でした。

しかし2019年より登場したどんなときもWiFiは、速度制限無しで一ヶ月に使えるデータも無制限と今までの常識を覆すモバイルルーターになっています。

そこで今回はこれからモバイルルーターを契約を考えている方に、どんなときもWiFiとUQ WiMAXを比較してどちらがおすすめかご案内したいと思います。

どんなときもWiFiとUQ WiMAXの回線比較

モバイルルーター業者名 どんなときもWiFi UQ WiMAX
対応回線 au、ソフトバンク、ドコモの4G LTE回線(トリプルキャリア回線) ・WiMAX2+回線

・au LTE回線(有料オプション)

どんなときもWiFiとUQ WiMAXの一番の違いは使用されている回線で、UQ WiMAXは名前の通りWiMAX回線が使用されています。

一方のどんなときもWiFiは、日本国内大手の3キャリアが提供している4G LTE回線を使用している違いがあります。

つながりやすいのはどんなときもWiFi

どんなときもWiFiのモバイルルーターは次世代型クラウドSIMを搭載しており、最適な4G LTE回線を選び接続する特徴を持っています。

今の利用者の位置に応じて適切な回線を選んでくれるので、ユーザー側が特に設定する必要も無いのがメリットです。

他にも大手キャリアが提供している4G LTE回線は、色んな地域で使えるように障害物や電波障害に強いので接続を維持しやすいのも評価できるポイントです。

カタログ上の通信速度はWiMAXが圧勝だが…

業者名 どんなときもWiFi UQ WiMAX
モバイルルーター名 D1 W06
最大受信速度・送信速度 150Mbps・50Mbps 1.2Gbps・75Mbps

どんなときもWiFiが提供しているモバイルルーターと、UQ WiMAXが2019年7月時点で最新のモバイルルーターの通信速度を比較すると上記の表になります。

UQ WiMAXの方が1.2GbpsとどんなときもWiFiの8倍以上の受信速度を出しており、上りの速度も勝利していると回線の速度は圧倒しています。

ただしこれはあくまでもベストエフォート型、つまりカタログスペック上の理論値で実際の速度とは違うので、実機で速度を検証してみましょう。

どんなときもWiFiとUQ WiMAXの月額料金比較

業者名・料金プラン名 月額料金
どんなときもWiFi・データ放題プラン(決済方法:クレジットカード) 3480円~3980円
どんなときもWiFi・ベーシックデータ放題プラン(決済方法:口座振替) 3980円~4410円
UQ WiMAX・UQ Flatツープラス(3年) 4380円~

どんなときもWiFiは決済方法により契約出来る料金プランが異なっており、月額料金も異なります。

決済方法クレジットカードの方が月額料金は安いので、どんなときもWiFiを契約する時はクレジットカードで決済するのがおすすめです。

月額料金はどんなときもWiFiの方が安い(口座振替の場合は2年目から逆転)

どんなときもWiFiとUQ WiMAXの月額料金を比較すると、どんなときもWiFiの方が月額料金が安いのが分かります。

唯一UQ WiMAXがお得になるパターンは、どんなときもWiFiを口座振替で決済しつつ2年目以降になった場合でUQ WiMAXの方が安くなる逆転現象が起きるケースです。

ただしどんなときもWiFiは契約期間が2年なので、2年目はちょうど契約更新月になり、一旦解約して再契約するとお得な料金を維持したまま利用出来ます。

その為、月額料金がお得なのはどんなときもWiFiと言っても良いでしょう。

契約期間もどんなときもWiFiの方が短い

業者名 どんなときもWiFi UQ WiMAX
料金プラン名 データ放題プラン

ベーシックデータ放題プラン

UQ Flatツープラス(3年)
契約期間 2年 3年

いわゆる縛り期間とも言われる契約期間ですが、UQ WiMAXが3年契約に対してどんなときもWiFiは2年契約なので積極的に乗り換えがしやすいモバイルルーターです。

UQ WiMAXもUQ Flatツープラス(2年)という2年契約プランもありますが、LTE回線を利用するオプションが有料となり月額1005円の料金がかかります。

UQ WiMAX公式ホームページを見ると2年契約は折り畳まれて非表示になっている事から、3年契約を主流としているようなので契約期間の短さで選ぶならどんなときもWiFiがおすすめと言えるでしょう。

料金や契約面でお得に利用できるのはどんなときもWiFi

  • 毎月の月額料金はどんなときもWiFiの方が安い
  • 2年目以降の口座振替はUQ WiMAXの方が安くなるが、一旦解約後再契約で安い料金で継続利用可能
  • どんなときもWiFiは2年契約なので乗り換えしやすい

契約期間や月額料金を比較すると上記の結果となり、お得に利用出来るのはどんなときもWiFiという結果になりました。

特にクレジットカード払いが出来るユーザーだと、どんなときもWiFiの方が1000円近く安くなるので、毎月の通信費を安くしたいユーザーにおすすめです。

一時的な速度制限がかかる条件と速度制限状態の速度を比較

どんなときもWiFiもUQ WiMAXも、月間利用可能なデータ容量は無制限という点を売りにしております。

一方で短期間の内にデータ容量を、たくさん使用すると一時的な速度制限がかかる点も共通です。

この短期間利用時の速度制限の条件は、どちらが厳しいか比較してみましょう。

3日間で10GB以上利用すると速度制限のUQ WiMAX

業者名 一時的な速度制限の条件 速度制限状態の通信速度
UQ WiMAX 直近3日間で10GB以上利用時 1Mbps

UQ WiMAXが一時的な速度制限をかける条件は決まっており、直近3日間で使用したデータ容量が10GB以上を超えた場合となっています。

速度制限状態では1Mbpsが最大受信速度となり、一見すると大幅に通信速度が減少したように見えるかもしれません。

ですが通信制限がかかるのは18時~翌日2時までの最大8時間で、更に1MbpsはLINEやFacebook等のSNSは問題なく使えますしYouTubeで標準画質動画を楽しむ事も出来ます。

極端に利用が制限される訳でもありませんし、利用する時間帯をずらせば速度制限の影響を減らす事も可能です。

通常の利用では速度制限にかからないどんなときもWiFi

業者名 一時的な速度制限の条件 速度制限状態の通信速度
どんなときもWiFi ・一時的なネットワーク占有と思われる通信利用時

・不正なネットワーク利用と判断された時

384Kbps

3日間で10GBと厳格に設定しているUQ WiMAXに対し、どんなときもWiFiの速度制限の条件は不正利用かネットワーク占有と判断された場合とアバウトです。

一見するとどれだけ使用すれば通信制限にかかるのか判断がつきかねるのですが、どんなときもWiFiのホームページでは以下2点が記載されています。

通常の利用では速度制限にかからないと明記されている事、UQ WiMAXでは速度制限になる10GB以上利用しても速度制限はかかりません。

こうして比較してみるとどんなときもWiFiの方が速度制限の条件は緩いというのが分かります。

YouTubeやNetflix、Amazonプライムビデオ等で動画をたっぷり見る人、スマホゲームを遊ぶ人でも速度制限を気にしなくて良くなるどんなときもWiFiがおすすめと言えるでしょう。

モバイルルーターの海外利用の可否で比較

海外に旅行や出張で行く際にネット回線の確保は重要なタスクの1つです。

海外専用のモバイルルーター専用サービスもある程ですが、UQ WiMAXのモバイルルーターとどんなときもWiFiのモバイルルーターは対応できるか比較してみましょう。

UQ WiMAXのモバイルルーターは国内専用

UQ WiMAXのモバイルルーターは国内専用となっており、海外では利用出来ないと公式Q&Aに明記されています。

国内専用なので海外旅行に持っていく事は諦めるほかありません。

参照URL:【W06】海外で利用できますか? | よくあるご質問|【公式】UQ WiMAX|UQコミュニケーションズ

どんなときもWiFiは海外でも使用できる

国内専用のUQ WiMAXに対して、どんなときもWiFiのモバイルルーターは海外107ヶ国でもそのまま利用出来る仕様になっています。

これはクラウドSIMが海外の通信事業者と通信できるように設定を変更してくれる為です。

日本国内とは通信料金は異なりますが、1日あたり1280円から利用できるので、海外に行かれる予定のある方はどんなときもWiFiの方がおすすめです。

どんなときもWiFiとWiMAXの回線速度比較

ここまで圧倒的なメリット数でUQ WiMAXを上回ってきたどんなときもWiFiですが、肝心の通信速度はどのぐらい違うのか比較してみたいと思います。

今回は計測アプリをインストールしたスマホで平日の昼間と日中で10回通信速度を計測し、平均値の通信速度を比較してみましょう。

平日の昼間でどんなときもWiFiとUQ WiMAXの通信速度計測

ps計測回数(下り・上り)

※単位はMb

どんなときもWiFi UQ WiMAX
1回目 20.0・17.0 21.6・8.8
2回目 32.6・21.0 34.5・11.3
3回目 31.7・18.0 36.4・11.1
4回目 30.5・19.8 27.4・9.1
5回目 31.0・15.6 29.3・10.5
6回目 22.0・17.4 31.2・11.1
7回目 30.2・12.5 30.6・10.8
8回目 35.3・20.3 17.6・10.7
9回目 21.8・19.8 31.3・10.8
10回目 32.0・18.5 15.6・10.7
平均値 下り28.41Mbps

上り17.99Mbps

下り27.55Mbps

上り10.49Mbps

平日の昼間にどんなときもWiFiとUQ WiMAXの通信速度を計測した結果、下りの通信速度の平均値は大差ない事が判明しました。

どんなときもWiFiは上りの速度も速いので、写真やPDFといった文書のアップロードにはWiMAXより適していると言えるでしょう。

平日の夜間でどんなときもWiFiとUQ WiMAXの通信速度計測

計測回数(下り・上り)

※単位はMbps

どんなときもWiFi UQ WiMAX
1回目 16.8・13.4 18.4・9.6
2回目 27.4・18.1 38.2・7.6
3回目 25.3・20.1 28.9・7.3
4回目 10.4・20.4 15.4・7.1
5回目 23.2・18.5 15.6・7.5
6回目 22.9・16.0 22.4・7.8
7回目 12.3・15.5 8.3・7.6
8回目 22.6・18.7 22.3・8.1
9回目 24.0・19.3 16.7・6.9
10回目 26.0・22.3 27・10
平均値 下り21.09Mbps

上り18.23Mbps

下り21.32Mbps

上り7.95Mbps

通信回線を逼迫する夜間でどんなときもWiFiとUQ WiMAXの通信速度を計測した結果は上記となり、昼間と比べて速度が低下するのは共通のようです。

ただUQ WiMAXでは2回目に38Mbpsとトップクラスの速度を出したかと思えば7回目の1ケタ台の受信速度にガクンと下がる事もあり、UQ WiMAXの方はやや回線が不安定な印象でした。

一方のどんなときもWIFiは10台前半の受信速度を出す事もありましたが、概ね20Mbpsを維持しており安定感のある通信速度という結果になりました。

UQ WiMAXに充分比肩するどんなときもWiFiの通信速度

どんなときもWiFiとUQ WiMAXの通信速度を比較してみましたが、予想に反してどんなときもWiFiの通信速度はUQ WiMAXに充分比肩する速度だと判明しました。

日中・夜間問わず安定して20Mbpsを出しているので、動画視聴やSNS程度であれば難なくこなせる事が出来るでしょう。

またUQ WiMAXの速度もエリアやルーターによっては更に通信速度向上は見込めるので、ユーザーの環境によってはWiMAXを選ぶ価値も充分あります。

迷ったらどんなときもWiFiの方がオススメ

『回線の種類』『カタログ上の通信速度』『月額料金や契約期間』『海外利用の可否』『実際の通信速度』

これらの点をどんなときもWiFiとUQ WiMAXで比較した結果、どんなときもWiFiの方がメリットは多いという結果になりました。

これからモバイルルーターの契約を考えている方で、もし迷ったらどんなときもWiFiの方がメリットは多いのでおすすめです。

是非今回の記事を参考にご契約を検討してみてください。

公式ページ:どんなときもWiFi